非力を感じる日

#チコちゃんに叱られそう日記 　15日目。

カーニバルのサンバチーム仕事が終わりホッとしたのもつかの間、次の大口がやってきた。今度は「大型企画書」（これもまあ「サンバチーム」同様、比喩表現なのでご了承ください）の提出、という名のでっち上げ。ああホントのこと書いちゃった。でも今回わたしが書くものは条件的には捨て石なのでまんざら嘘でもない。

捨て石だっていいかげんに書くわけにはいかない。でっち上げるからにはキッチリでっち上げるのがプロのお仕事だが、そこまで体力知力がないというのも事実。今日は構想がまとまらず、ああでもないこうでもないと頭がさまよい、先達のすばらしい企画書をながめてはため息をつき、で、一日が終わった。

昼だけは気分転換しようとちょっと遠目のカフェまで行ってパスタを食べた。トマトソースのペスカトーレ。イタリアンは、ほぼすべて好みだが（うじが這ってるチーズは除く）、特にトマトソース系とアーリオオーリオ系が好きだ。そこそこおいしいパスタを完食して（ああ、胃もかなり良くなった）と気分を良くしていたが、そうそううまい話はなくて夕方になっても食欲がなく、胃もたれしたままだ。悲しい。イタリアンのフルコースは完全に受け付けなくなっている、量が。

（今日食べたものではありません。pakutasoさんからいただいてきた画像。）

そして胸にポチッと赤い点があるのを発見。

あああああトマトソースが飛んだ……

割にお気に入りでよく着ているユニクロのフレンチスリーブ白Ｔの胸に、直径1ミリ程度のトマトソースが飛んでいた。こみあげる絶望感。
＿|￣|○
トマトソースは取れにくいのよ。リンゴの絞り汁ほどじゃないけど。

企画の案もまったく出てこず、自分が非力でダメだというだけでなく、病気がちだし先の見通しは暗いし親は高齢で遠距離介護だし、と、どんどん不安でネガティブなことばかり思い浮かぶ。みんなこういう日あるのかなあ。すべてがダメなように感じてしまう。頭の片隅では、そんなことない、いま疲れて弱気になってて筋道の通った考えができてない、ってわかってるんだけど、感情の方がとめどなくダウンしていっちゃう日。

悲しくなってきたので帰ることにした。夕飯時だけど気持ち悪くて料理する気がしない。半額になっていたお刺身を買い、半調理もののワンタンスープだけ野菜を切って入れて作った。残り物の肉野菜炒めはオットが作ってくれた。あ、そうだ、昨日作ったパプリカのマリネがあるじゃん！

家族と一緒のおかずは止めて、野菜どっさり入りワンタンスープにご飯を入れてネコまんまにして食べた。雑炊を作る元気も残ってなかった。パプリカは甘くて割にいけたので良いとしよう。塩とアンチョビで味を付けたのに、缶詰ミカンと桃を合わせたような味と食感がした。

寝たらよくなるかしらん。こんな時こそいいこと探しをしてみよう。ルミさんの「脳だまハッピー」。

ええとね、ええと、お尻がずいぶん良くなった（笑）。お尻のほっぺたの真ん中に大きな石が埋まってるみたいな堅いコブがあって、その周囲にでかい内出血が広がっていたんだけれど、さっき触ってみたらコブがずいぶん小さくなっていた。もうお尻を触っても痛くない。

気候が過ごしやすくなった。すぐに寒くなってしまう土地だけど、つかの間の秋で美しい。紅葉はまだ先。

森本しおりさんのnoteから大好きだったユーミンの曲を思い出して久々に聞いてみた。なんてオシャレなんだ、「Corvett 1954」、 今でも。
（しおりさん突然お名前出してごめんなさい！　先日zoomでお会いした時、文章とご本人のイメージ（←わたしが勝手に持っていた）が違っていて新鮮でした！）

そうそう悪いことばかりじゃない、自分もそうそうダメなばかりじゃない、とそっと言い聞かせて今日は寝ることにする。