見出し画像

目隠しを取ったら檻の中

驚き喜び、そして遊び心という言葉が好きで、
それを体験することが何より好きです。

常に驚きたくていつもうずうずしています。

大人が子供のように遊ぶことは
悪いことではないし、恥ずかしいことではないけれど、
仕事をしたり、子育てをしたり、
人それぞれ時間に追われて遊ぶ時間が足りないのが
最大の問題ですね。

気づくと遊び方を忘れてしまいます。

時間が出来た時は思い切り遊びます。

同じく体験したくてうずうずしている友人Kちゃんより
「友達がやってるイベントが面白そう」と情報。

よし行こう。

S丸も誘って仲良し3人組でKちゃんの友達のイベントへ。

ところで、
わたしは子供の頃から演技が苦手でした。

下手なので小学校の学芸会もてんとう虫Fや、
村の少女Bなどいつも名前のない役です。

普段言わないセリフを、役に憑依して
熱演するのがどうも苦手というか
心の中で少し冷めたわたしがチラチラするのです。

現在大人になって、
役者でも女優でもない仕事についたので
役になりきる機会ももちろんないです。

しかしその時は突然訪れます。

そのイベントはマーダーミステリー

役が与えられ、
その役を演じながらゲームに参加するのです。

しかも今回は普通のマダミスと違い、
体験型マダミスという特殊なイベントでした。

目隠しをされ手を繋ぎ案内され、
そして指定の場所に座るように指示されます。

目隠しを取ったらわたしは牢屋にいました。
横は壁、前しか見えないのです。

左からKちゃん、わし、S丸

作り込まれた世界観が凄すぎる。。。

それよりも、
わたしが今回演じなければいけない役が渡され、
出番が来たらセリフも言わなければいけない。

大急ぎで檻の中という特殊な場所
でシナリオを読み込み、
小さな声でセリフの練習。。。ブツブツ

なになに、
ちょっとクールな女の子の役か。。。
ツンデレっぽくセリフ言えばええんかなぁ。。

檻の中は個室?なのでS丸もKちゃんもいないし
隣を覗くこともできないのです。

Kちゃんは遠くの牢屋にいるのが見えましたが、
S丸は隣なので一切見えず。無音。

そして
ゲームがスタートする。

自己紹介が始まったのですが、
わたしは一番最後でした。

自己紹介と言ってもわたしのではなく、
配役のツンデレ女子の自己紹介です。

ドキドキ。。。

始まった!!

。。。。。

え!!!!!みんな熱演!!!!!
憑依してるぅーーー

ここでわたしだけ棒読みだったら
場の雰囲気を壊しちゃう。。。

待って、Kちゃんの番きた。。

うっそ。。。普段どちらかというと大人しいタイプのKちゃん憑依中の憑依。。。

どこに出してもおかしくないほどの熱演。。

これスカウト来ちゃうかも…
メガネの役が…主役の友達の一人に抜擢されちゃう…


うちのKちゃん一番演技上手いし
声も通ってるーーー

S丸は、わたしと似たところがあり、
演技に抵抗があるといつも言ってました。

やや棒読みではあるけど、
なかなか甘えん坊でちょっと面倒臭い役だな
というのが感じられた。

わたしもちょっとツンとした感じで
演じてみた。冷たい感じの女子役だったので、
棒読みでもそこまで違和感なかったように思う。

参加者の方は上は50歳くらい?
下は大学生くらいかな?
色々な年齢の方が参加しているのも楽しいです。

楽しむことに年齢は関係ないのです。

ゲームマスターと呼ばれる方が今回1人いて、
ファンになってしまう程演技も、
声も進行も良くて感動(Kちゃんの友達)

作り込まれた世界観もすごくて、
わたしたち配役の行動一つで結末が変わります。

各自に与えられたミッションもあり、
謎を解きながら結末に向かいます。

普通のマダミスはテーブルを囲み、
基本座ってゲームをします。

わたしの参加したマダミスは体験型なのです。

檻から出て自由行動をする場面もあったり、
その中でこっそり自分のすべきことを進めたり、
他のプレイヤーの方とお話をしたりもします。

ゲーム内容は書くことが出来ませんが、
とても楽しかったので記録しました。

家に帰ってから少し
アメンボ!アルイテ!アイウエオ!!
を鏡の前でやりました。

演劇って面白い!!!

この記事が参加している募集

#自己紹介

229,106件

#イベントレポ

26,052件

サポートしてくださったら、お腹いっぱい海老のグラタンを食べると思います。 わたしの一番好きな食べ物です₍⸍⸌̣ʷ̣̫⸍̣⸌₎