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ブックレビュー「シリコンバレー最重要思想家 ラヴァル・ラヴィカント」

図書館で借りました

ものすごく図書館で人気で、半年近く待ってようやく自分の番が回ってきました。
何かのきっかけで読みたいと思っていた本でしたが、待ちすぎてもはや何がきっかけだったか覚えていません。


読んでみた

今回も、付箋だらけになりました。心に残る文章がたくさんありすぎでした。

心に残った文章たち

「カネではなく、地位でもなく、富を求めよ。富とは、君が寝ている間も稼いでくれる資産だ。カネとは、時間と富を人に与えるための手段だ。地位とは、社会階層内での君の立ち位置だ。」
「もし君が「富を得る」という目的を長期的に目指すなら、「今やっていることは自分らしいのか?自分らしさを発揮しているか?」を考えなくてはならない。」
「今すでに得意でないのなら、夢中でないのなら、君には向いていないのかもしれない-君が本当にのめり込んでいるものに集中しよう。」
「自分らしさで競走から抜け出せ」
「時間を切り売りしていては富は決してやってこない」
「君が人生に望むこと、それは自分の時間を自分の手に取り戻すことだ」
「君の価値を君以上に高く評価してくれる人はいない。だから自分にべらぼうに高い時給を設定して、それを押し通そう。」
「人間は他人が心の奥底で思っていることを感じ取るようにできているんだ」
「長い目で見て、人の下で働くことが正しくて合理的なことだなんて、どうしてみんなそんなふうに考えるようになったんだろう?」
「私がお金を稼ぐで重要だと考えていることの1つが、「この人を通して取引したい」と人に思わせるような評判を築くことだ。」
「簡単な経験則:難しい決定をめぐって意見が真っ二つに割れたら、短期的な苦痛が大きいほうの道を選べ。」
「いつも頭の中で次のことや、その次のこと、またその次のことを考えつづけているのが、不安感の元凶なんだ。」
「不安と戦う方法。不安に抗おうとせず、雑念のせいで不安になっていることをただ認める。」
「陳腐なようだが「幸福は内にある」という結論に至った。」
「ゲームが得意になると厄介なことに、とくに見返りが大きいゲームの場合、やめるべき時期をとうに過ぎてもゲームから降りられなくなってしまう。大切なのは、いつ働くのをやめて遊ぶべきかを知ることだ。」
「心の平安を本当に得るには、何かが問題だという考えそのものを捨て去るしかないんだ。」
「心の平安や幸福が「スキル」だということだ。」
「君の習慣と、君がいつも一緒にいる人たちが、君という人間をつくっているのだから。」
「諍いを避けるための鉄則は、いつも誰かと衝突している人とはつきあわないことだ。」
「誰かと一生働ける気がしないなら、1日も一緒に働くな。」
「例外は認めないースマホなどの画面上で行うすべての活動が幸福を損ない、画面を使わないすべての活動が幸福を促す。」
「私の個人的なモノサシ。興味ではなく義務から何かをする時間は、1日のうちどれくらいか?」
「何かを変えたいと思うのは、欲望だ。変えることに成功するまで苦しみつづけることになる。だから欲望を持ちすぎてはいけない。どんなときでも、目的意識とモチベーションを持つために、人生の大きな目標を1つ選ぼう。」
「君はただ君のやりたいことをやるだけでいい。他人に要求されたことをどうやってやろうかと考えるのをやめれば、「私はこれをこうやりたい」という頭の中の小さな声が聞こえるようになる。そうすれば、ありのままの君でいることができるんだ。」
「君が人生でめざすべき目的は、君を一番必要としてくれる人や事業、プロジェクト、芸術を見つけることだ。君にしかできないことがどこかに必ずある。」
「私は具体的な目標に意味を感じない。漫画家のスコット・アダムスは「目標ではなくシステムを設定せよ」と言った。つまり、君がどんな環境でなら成功できるかを考え抜いて、成功できそうな環境を君のまわりに築けということだ。」
「私が信じるのは対等な関係だけだ。序列的な関係は信じない。」

つまり……

自分の好きなことで仕事をして、時間は切り売りせず、心の平安を大事に、今だけを考えて、付き合う人を慎重に選び、信頼される人になることが大事。
まとめると、ビジネス書でよく言われていることだと気づきます。

でも、

なんだか、ラヴァルさんが話すということが、大事なんだなぁと思いました。なんだか、本全体に超越した感じがします。

私の実践

この本を読んで、
まず、今だけを生きよう、過去を思い出して嫌な思いになったり、将来を考えて不安いっぱいになるのはやめようと思いました。
次に、ラヴァルさんは、自分の心の動きをただただ眺める瞑想を勧めていますが、ナヴァルさんの瞑想は1日1時間で、とても私にはそんなに時間をかけられないので、せめて通勤時間にやってみようと思いました。
あとは、富を得たいです。時間を切り売りする生活を今はしていますので、そういった生活から抜け出すのは無理だとしても、例えば株式投資で好きな会社を応援したり、そういったことを少しづつできたらなと思いました。



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