30過ぎて実家暮らしは何がヤバい?親の”異常さ”に気付けないから。
これまでも親子関係のことを書いてるから、見てみてね。
→こちら。
今日は、最近感じてる親子関係のことを書くね。
それは、
30過ぎて実家暮らしがヤバイのは、親の異常さに気づけないから。
ってこと。
よく、”子供部屋おじさん””子供部屋おばさん”とかいいますよね。
それってなんとなく、”独身で結婚できなくてやばい”とか
”いい歳して無職でやばい”とか
”いい歳なのに低収入でやばい”とか そんなニュアンスだと感じるんですけど、
わたしが思ってるのはそこじゃなくて、
「親と自分を切り離せないこと」がやばいってこと。
なんでそう思ったかというと、
自分が子供の頃にされたひどいことを思い出したからなんです。
親から離れないと、気付けない!
わたしは小学生のころ、テーブルの角におでこをぶつけてパカっと割れて、縫ったことがあるんです。
今もおでこには縫った傷がある。
それって、祖母の家に帰省した父親が、お酒を飲んでて気持ちよくなっていたのか、ふざけてわたしのことを小突いたんですよね。
でも勢いが強過ぎてわたしはテーブルの角にぶつけた。
あと、10歳くらいの時、”我慢強さ”みたいのを証明したくて、「何されても痛くないよ〜」的な遊びをしていた。
で、父親にお尻を蹴られてた。何回か蹴られてて、だんだん普通に痛くなってきて、めちゃくちゃ嫌だった。
これって、もう実家から離れて10年以上経って、
もう親から独立した一人の人間になってるから
”ひどくない?やばいでしょ、虐待でしょ。”って父親の異常さに気づけるんです。
自分も親になってみて、そんな強さで子供のこと小突くとか蹴るとか絶対しないから。
でも、ずっと親とひとつ屋根の下に暮らしてると、
「まあどこの家にもあるよね。」って、正当化しちゃうんです。
親を客観視できないから。親の人格と自分の人格は別なんだって切り離せないから。
親を憎めないし、”親だから”ってことで許しちゃうんです。
それがやばいなって。
なんでも「やめときな」って言う母。
これは、「あーホント実家出て良かった〜」って思ったことなんですけど、
わたしの母って、新しいことをする時、なんでも「やめときな。」と言うんです。
わたしが実家にいたころ:
わたし18歳「作詞家になりたい」「無理、やめときな」
わたし20歳「ライターになりたい。本書きたい。」「やめときな」
わたし23歳「今の会社やめようと思ってる。」「やめときな」
実家を出てわたし35歳:「猫飼うよ」「やめときな」
こんな感じ。笑
(まあ実際わたしは、全部やめてないんですけど。)
ホント、この人新しいことを拒絶するよな〜って。
今も一緒に暮らしてたらわたし病気になってただろうな〜って。
「家の中」って、怖い部分もあるんですよ。
他人様には見えないし、一緒に暮らしている人の価値観や人格が、
するりと自分の中に入ってきてしまう。
他人や世間から見ると、「オカシイよ(異常だよ)」ってことに気付けない。
親の言うことなんか聞くな!
大人になっても、「親はどう思うだろう」「親は何て言うかな」と考えてしまう人もいると思います。優しい人は、そうなんだよね。
いつまで経っても親は親だから、優しくしてあげたいと思いますよね。
でも、「親」の価値観で自分に制限をかける必要ないと思うんです。
親と自分は、もう別々の人格で、価値観が合わなくても当然。
親は順当に行けば先に死にます。
親の言うことなんか聞かないで、自分の人生を生きましょう♡
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