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側弯症記事まとめ

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側弯症の記事を見やすいようにまとめておきます。
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2024年6月の記事一覧

体育の授業どうする問題

体育の授業どうする問題

これから装具治療を始めるにあたって、まず心配になったことのひとつが、学校の体育の授業をどうするかでした。

他にも学校への説明どうする、トイレどうする、下着どうする・・・どうする問題がいっぱい😫
ひとつひとつ、考えていこうと思います。

学校での着替えどうする

体育など、学校での着替えについて、先達のブログなどを読ませていただくと、いろいろ大変そうです。。

着替えは教室で気にせずできていると

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シェノーは、まだ日本で採用されはじめたばかりの装具で、矯正効果の結果はまだハッキリ出ていない。
導入した会社はそりゃ効果を強調するけど、正直とても怖い。実はぶら下がり健康器や木型と変わらないかもしれない。
悩ましいけど、手術も視野に入れながら、できることを。ダメならサッサと次!

療養費支給申請の流れ

療養費支給申請の流れ

装具代金(弱視のメガネ等も同じ)の還付を受けるための申請の流れを調べました(2024年6月時点)。

ウチは全国健康保険協会&子ども医療症(子ども等医療助成費)の支給申請手続きになるので、それを基本に書き記しておきます。

⚠️あくまで、ウチの一例です。
加入している保険・自治体によって違うので、よく確認してください。

1.まず加入している保険に申請

 ① 病院で医師の処方のもと装具を製作

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装具の費用

装具の費用

採寸&採型後

前回記事で書いた採寸&採型で細かく記録したデータを装具作製会社に送り、CADで修正して、レントゲン写真と合成することでシェノーブレースが出来上がるそうです。

オーダー(注文)

義肢装具士さんを通じて、オーダー完了。
出来上がりは2週間後だそうです。
帰りにクリニックで受け取り(診察・調整込み)の日時を予約しました。

費用(申請で返還)

装具代金は約10万円。
他に付属品とか

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3Dスキャナーで採型!

3Dスキャナーで採型!

※2024/7/1
有料スペースに、
・出来上がったシェノーブレースの画像を追加しました。
・サイズ感がわかるようにメジャーを当てた画像も追加しました。

大学病院で取り扱っていないシェノーブレース使用の許可を取り、クリニックで装具を処方してもらい、やっと採寸&採型までこぎつけました。

改めて予約した日時に、まずはレントゲンを撮って、簡単な医師の診察を受けてから、ちょっとしたスペースで義肢装具

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シェノー取扱い一覧

シェノー取扱い一覧

シェノーブレースに適応があって処方を希望しても、病院は取引先の装具会社に製作を発注するため、患者には装具の選択肢はほとんどありません。

日本ではまだ充分なエビデンスがないということもあり、処方している病院が少なく、住んでいる場所によっては行けるところを探すのも大変です。

かかりつけ医に処方してくれる病院を紹介してもらいたくても、系列とか大人の事情とか... イロイロあったりなかったり、自力で探

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シェノー(シュノー、シェヌー)装具という選択肢

シェノー(シュノー、シェヌー)装具という選択肢

これを書いている時点の日本で採用されている側弯症治療装具は、症状にもよりますがボストンブレースやアンダーアームブレースが多いようです。

私は 他に選択肢はないの?とネットで調べたところ、扱っているところは少ないものの、シェノー(シュヌー、シェヌー)ブレースがあることを知り、扱っている病院を調べて、そちらを処方してもらうことにしました。

⚠️注意

これはシェノーブレースの効果を保証する記事では

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装具受け取り時のフィッティングのために、急いで綿100%で脇縫いのない半袖インナーを買ってみたんだけど、旧Twitter(X)で「うちの子は脇縫いあるインナーを裏返しに着ています」ってコメントをいただいて『天才か!!』ってなった😳

側弯症の治療について

側弯症の治療について


基本情報

基本的に、現時点で日本の思春期特発性側弯症の治療は3段階あります。

① 装具をつける必要のない経過観察(大切!)
② 装具療法(医療用コルセット)で経過観察
③ 手術療法

・日本側彎症学会のHPの「治療はどのように行われるか?」のページ↓

・側弯症の手術実績がある慶應義塾大学病院の情報サイト↓

・専門家への紹介時期について。
「認定医-指導医のためのレビュー・オピニオン(20

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大学病院を受診

大学病院を受診

結局は大学病院を受診することになったわけですが、ジタバタ回り道をしたおかげで見通しが立って、大学病院に行く前に、『やるべきこと(装具治療と経過観察の必要性)』が腑に落ちたことは大きかったです。

側弯症外来へ

まずは紹介状の大学病院の側弯症外来のなるべく早い日を希望して、なんとか3週間後(!)に初診予約が取れました。

ジリジリと悩みつつ、やっとの受診日。
白い巨大な大学病院でじっくり説明を聞け

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脊椎専門クリニックへ②

脊椎専門クリニックへ②

続いて、別の病院にも行ってみて〈良かったこと〉。

理学療法士さんとの出会い

診察で、コブ角を教えてもらえた( ←重要‼︎)

なんで???って思いながら、流されて見学したリハビリルームの理学療法士さんが、娘の状態について詳しく説明してくれた。

理学療法士さんの話で、紹介された大学病院が採用している従来の装具より、このクリニックで扱っているシェノー装具の方が新しい型 (軽くて前開きで着けやすい

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脊椎専門クリニックへ①

脊椎専門クリニックへ①

近所の整形外科からサクッと大学病院をすすめられたけど、ちょっと待って!

そんな簡単に受け入れられないよぅ...ということで、脊椎専門のクリニック(HPに新型の側弯症装具作成可能の記載あり)へ行ってみることにしました。

良くなかったこと、良かったこと、それぞれ書いておきます。

まずは〈良くなかったこと〉。

新規の予約で、受診まで日数がかかった。

またイチから説明 & 再度レントゲン撮影。

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運動器検診結果 - 異常の疑いあり

運動器検診結果 - 異常の疑いあり

まずは、娘が側弯症(そくわんしょう)と診断されるまでのことを書いておきます。

学校健診

2024年4月。
小学校から毎年の学校健診のお知らせのプリントがきて、事前に提出する用紙に病歴や気になるところをチェックしました。

その中の「家でやる検査項目」で、左右の肩の高さの違いや、前屈したときの状態に違和感を覚え、チェックを入れました。

前年までは気にならなかったのに ちょっとイヤだな...でも

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側弯症の記録、始めます

側弯症の記録、始めます

小学生の娘が、側弯症(そくわんしょう)と診断されました。
背骨の上も下も曲がって捻れていきなり中等度ということで、装具治療をすることに。

治療までの流れは、学校健診(4月)で指摘され、近所の整形外科を受診し(4月)、脊髄クリニックを受診し(5月)、大学病院を受診して装具治療と経過観察をすることになり(6月)、希望のタイプの装具を処方してもらうためにまたクリニックを受診(6月)、そこでやっと装具を

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