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ブライエッジの10のクレドと浸透施策を紹介します!

こんにちは!ブライエッジ株式会社・コーポレートの木下です。

今回は、ブライエッジの「クレド」についてご紹介します。

そもそも、クレドってなに?

クレド(Credo)とは、企業全体の従業員が心がける信条や行動指針のことです。ラテン語で志・約束・信条を表す言葉で、企業理念などとは少し違う意味合いになってきます。企業理念や社是などは、創業時に掲げる企業の目的や社会的責任、企業の存在意義などを明確に示している言葉です。
(https://www.reloclub.jp/relotimes/article/10725)


企業には、企業理念、ミッション、ビジョン、バリュー、行動指針といった項目が制定されていることが多いと思います。ブライエッジの「クレド」は、もともとは「行動指針」と呼ばれていました。

ブライエッジのPhylosophyは、

 【仁創志成】(ひとづくり こころざしをなす)
 愛のある人を創り、志を持って物事を成す

愛のある人、とはどんな人なのか。それがこのクレドに詰まっていると私は考えています。
ブライエッジのクレドとは、「ブライエッジの社員たるもの、行動する際に心がけてほしい徳目」であり、心がけることで愛のある人へと成長する、そんなメッセージが込められているのです。

クレド
1 愛  ー与える愛の実践者となる
2 感謝 ー生かされていることに感謝する
3 素直 ー素直な心で向き合う
4 誠実 ー理解してから理解される
5 利他 ー心の底から笑顔で生きる
6 目的 ー原点回帰
7 継続 ー理想の自己イメージを繰り返し強く描く
8 智慧 ー人には無限の知恵・可能性があることを信じる
9 反省 ー自責で考える
10 発展 ー苦難・困難の中から成功の趣旨をつかみ出す


ご覧いただいた通り、具体的に「こういう行動をしよう!」という内容ではありません。自分で心がけ、行動に取り入れて体現していく、その過程を大切にしているからです。

ではどうやってこのクレドを社内に浸透させ、体現者を増やしているのか。
実際に行っている施策を2つご紹介します!

クレド浸透のための施策①クレドカード

10の項目ごとに、お手紙を書くというものです。

もともとはクレドとは切り離して、「サンクスカード」として運用していました。創業当時から行われており、「~~してくれてありがとう!」といったメッセージのやり取りを頻繁に行っていました。

サンクスカードは"感謝"を体現できるいい施策だけど、ほかの項目を体現するのに何かいい施策はないか……
そこで、「クレドを体現している人を見つけたら、どう体現していたのかを伝えてあげるカードにする」ことで、クレドの浸透につなげられないかと思い、「クレドカード」が誕生したのです。

クレドカードの運用①

スタート当初は、愛・感謝・素直・・・の10項目ごとにカードを作成。

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例えば「愛」なら、

「Aさんへ。
 日頃のお客様への接し方に愛を感じました!素敵です。
                       Bより」
といったイメージ。


といったイメージ。

サンクスカード時代から、「もらったら3点、あげたら1点」というルールがあったので、クレドカードとなっても点数制は採用。
項目ごとに点数が高い人(=たくさんもらっている人)が「クレド体現者」となる、という定義のもと、毎月の〆会や年末の表彰式で全社に紹介しています。


クレドカードの運用②

2020年4月ごろから新型コロナの影響で弊社もリモートワークが増え、2021年にはオフィス縮小に伴いリモートワークでの働き方が中心となりました。
オフィスに来てカードを書いてポストに入れる、ということができなくなったため、Slackで「#クレドチャンネル」を作成、ここに投函していくことに。

ただ、今までお手紙形式でクローズドだったものをオープンにするのには、社内でも抵抗はありました。そこで、

①中身はポジティブな内容ですし、社内でオープンにすることで社内にプラスの影響を与え合い、にぎわってもらいたいため
②どんな内容を書いたらよいか分からない新入社員の方へ、既存社員がお手本を見せるため

の2点がオープンにする目的であるを伝え、それでもこっそり送りたい人に対してはGoogleフォームを作成して対応しました(現在はSlackのワークフローで回収を行っています)。

なお2021年10月現在、クレドカードのやり取りの8割以上はオープンなチャンネルで投稿されています!

クレドカードの運用③

また、運用していて難しかったのは、意外と「感謝」の項目。
当初は、これまでのサンクスカードと同様に「~~してくれてありがとう」というメッセージのやり取りが多かったのですが、「クレドを体現している人へ送る」のが基本スタンスなので、「いつも周りへ"ありがとう"と言っているAさん、素敵です!」といった内容が本来は正しいということになります。

ただこういった施策に関しては、あまり正誤を指摘してしまうと心理的安全性も保たれずにすたれてしまう可能性も。
弊社では、1度だけ「感謝を体現している人に対して書くんだよ」と伝えたきり、指摘や注意は一切していません。いい意味でゆるく運用しています。

クレド浸透のための施策②朝会&メッセージ投稿

弊社では毎日、「朝会」を行っています。
(もともとは本当に朝、社内で行っていましたが、フレックス制導入により現在は12:10開始@Zoomです)

朝会でやることは、この2つのみ。

(1)ランダムなグループに分かれて、
(2)その日のテーマについて・今日の業務の最優先事項・最近のGood&New、の3点を話す(周りは拍手!)

「その日のテーマ」が、クレドの1項目になっています。
例えば今日のテーマは"愛"であれば、明日は"感謝"、明後日は"素直"・・・と順に回しています。

しかし、リモートワーク中心になってからは「今日のテーマ、何だっけ?」問題が発生。
朝会のチームに集まってから、「うーん、何を話そう……」と考える時間がもったいない。

そこで、当時1年目だった20卒の子たちが、朝会開始前に「今日のテーマは〇〇です!」というメッセージを送ることに。
現在は、これを全社員で回しています。ちなみに今日は畠山さん。

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2021年10月時点で社員は31名。ちょうど月に1回担当する程度の取り組みではありますが、自分の言葉にすることでよりクレドへの理解を深めることができると感じています。


浸透施策を振り返ってみて

施策の運用面にはまだまだ課題も多く改善が必要なものの、手前味噌ですが、これほどクレドを活用できているのは良い例といってもよいのではないかと思っています!

ただ、クレドが浸透しているかどうかを数値化・見える化するのは大変難しいと実感しています。
弊社でも、カードの点数以外での数値化は実際のところしていません。

ちなみに私自身は、ブライエッジに入社して5年目。社内だけでなく、日頃の行動の中でも、「感謝を言葉で伝えよう」「誠実とはまず相手を理解すること」などクレドに沿った行動を心がけるようにはなってきたかなと思います(完全に主観ですが……!)。

浸透具合を測ることも踏まえて、社内の意見を吸い上げたり、他社様の事例を調べるなど、引き続きブラッシュアップしていきます!


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