#医療現場にNVCを
【NVC】相手に選択肢を与えられないのは、自分に選択肢が与えられていないから。
そんな風に寄り添いたいと思う一方で
待ってくれないのが医療現場。
何よりも入院期間が延長することを恐れている。
ケアが必要な患者であればあるほど。
それは医療費から始まり、
人手、ケアの必要度、そしてケアする側のストレス。
さまざまな理由で「退院」や「転院」が急かされる。
余命宣告されながら治療を受ける患者であっても例外はない。
私たちは人が生命の終わりや人生の変容を受け入れる過程を
必死
医療現場でどのようにNVCを活用しているのか?
リクエストを頂いたので、どんな風に医療現場にNVCを活用していけるのか
私個人の見解と体験をシェアさせていただきたいと思いますだ。
現場で必死に働く医療者を元気付けたい
NVCは自己犠牲を必要としない。
医療者を目指した本来の優しさ・思いやり・人間への関心を呼び起こす方法であると確信している。
人間には他人を思いやるという機能が本能として備わっている。
その上で、それを仕事にしようとするのだか
思い通りに動いてくれない医者を責めたくなった時は、「良いチーム」を再構築するためのチャンス。
NVCの文脈で言うと、
「人を責める・批判する・判断する時は、自分の中に満たされない何かがある時だ」と言う。
医者を責めたくなったら、自分の中の何が満たされなかったのかを探る。
誰かに思い通りの行動をしてもらいたくなったら、そのためにまず自分ができることを行動してみる。
他人に「能力を高めろ」と指示するよりも、
他人が「能力を高めたい」と思えるような環境を作ることに力を注ぎたい。