自分がコントロールできる行動範囲を明確にすることで課題の分離ができる。

こんばんは。木下雄斗です。

一時期流行っていた、アドラー心理学を私も流行りに乗じて読んだことがあります。いい本であり、私もかなり勉強させていただいたのですが、その中で「課題の分離」という言葉が私の中では残りました。これは誰の課題なのかを明確にし、互いに自分以外の課題に対しては踏み込まないようにしておくということです。基準としては、最終的に結論を出すのは誰か、そして最終的に責任を負うのは誰かという観点で考えて、相手と自分の課題を明確に分けるようにする。そうすることで、自分の人生を生きることにつながる、自由への道だとも書かれていました。

重要な観点だと勉強になりました。しかし、実際にどのようにその課題を分離していけばいいのか、なかなか実践することが難しいと感じたのも事実です。(アドラーからすると、それも目的論であり、しない方が楽だと感じているから言い訳を探しているといわれると思いますが。。。)

それに対して私の中で重要にしている考えがあり、それが結果的に課題の分離につながるのではないかと感じているので、それについて書こうと思います。

それが、題名にもある、自分がコントロールできる行動に注目することだと思っています。

恋愛感情ではより顕著に出てくる感情だと思います。相手を自分のものだと錯覚してしまうこと、相手を束縛したくなる気持ちもすべては自分が好きだからという気持ちから来るものです。しかし、それは相手の行動にまで及ぶ場合、結果的に裏切られてしまったと感じることが起きたり、信用できないと感じてしまうタイミングが来るのではないでしょうか。

でも、本当は、たとえどう思われていても、自分がその人といたい、その人を好きという気持ちまでにしておくべき感情なのです。それが進みすぎることで、期待や相手への制限につながるのではないでしょうか。そしてそれにより自分が傷つく結果になってしまうのです。たしかに、都合がいいとか馬鹿みたいに思われるかもしれませんが、それは他の人の評価であり、その人が自分をどう思うかは全く関係ないので無視しておいた方がいいと思います。また、強制しないので、自分も強制されません。そうすると他人のために生きる人生から自分のために自分の人生を生きることにつながると思います。

相手への過度な期待や、他社からの評価から解放され自由な人生につながるのではないでしょうか。

ではまた!

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