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5歳と6歳の子供が隣町に冒険に行った話

おはようございます。木下雄斗です。

皆さんは幼い頃のことで、はっきりと思いだせるのは何歳くらいでしょうか?私の場合はぼんやりとした記憶なら3~4歳でもちょくちょく思い出せるものもありますが、正直10歳くらいまでの記憶はかなりボヤっとしています。しかし、たった1日だけはっきりと記憶している日があるのです。

それは5歳の夏休みの時です。その日はいとこと「旅」を始めた日になります。家から自転車で25分かけてJRの駅に向かい、そこから一駅だけ言ったところが隣町でした。決して都会ではなく、私の自宅付近に負けないほどの田舎ですが、自分達の力で初めて家を出たときのワクワク感は今でも強く覚えています。

その日のルートは、自宅→最寄り駅→隣町の駅→四角公園→マックスバリュー→セルフうどん屋さん→三角公園→帰路というような旅でした。(形で覚えているので公園の名称は知りません笑)大人から見ると大した旅行ではないですが、

1.大人のように自分たちの意思で行動することができたこと

2.すこしでも大人のように感じることができたこと

3.自分の限界を超えているような気がしたこと

こんなことを感じることができたような旅でした。だからこそ、気持ち悪い道端のジャンボタニシ(サカマキガイっていうらしいです)のピンクの卵を小枝で落としたり、スーパーで食べたガリガリ君がおいしかったり、うどん屋で食べた肉うどんが忘れられないのだと思います。

自分のコンフォートゾーンを大きく超えることができた1日でした。でもその時「不安」や「恐怖」は不思議とありませんでした。それは、いとこと2人で行っていることや、親が気持ちよく出してもらえたからだと思います。親が「危ない!」とか「不安」の色を強く出していたら、恐怖が生まれていたのかもしれません。キッズケータイもない中、良く出してくれたなと思います。

仲間がいること。安心できる場所がしっかりとあること。心のどこかでそれを感じていたのだと思います。その後はすごく自信がついたため、毎年毎年、少しずつ遠い場所に「旅」をしていき、18歳でのバックパッカーや大阪―東京自転車旅につながっていたのだと思います。

だからこそ5歳の時の今では、何かを挑戦するとき、5歳の時の自分が「大丈夫」と助けてくれているように思います。あの家を出る時のワクワク感とドキドキ感を信じて、これからも進んでいければいいな。と思います。

ではまた!

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