ギラギラなのに寂しい。weeknd新曲「Hertless」とは

トロント出身、切なげで甘いハイトーンボイスが特徴的で、その歌唱力の高さから現代のマイケルジャクソンとの呼び声も高いthe weeknd。

停止していたインスタを手ぶれ写真とともに再開した翌日、「今夜脳みそトロトロサイコチャプター開始！行こう！（意訳）」とよくわからない告知（？）の後、ド派手なギラギラジャケの新曲EPがローンチ！プロデューサーは21サベージなど売れっ子を手がけるメトロ・ブーミン（なんとまだ26歳！）。

「Heartless(非情)」というタイトルどおり、ベガスとは正反対の空虚な世界観の重たい曲です。MVも心の空っぽさを強調するように、煌びやかな街と暗い寝室が対比になっています。

歌詞は「女が寄ってくるし金が有り余って仕方がないけど何も感じない、なぜなら俺には心がない…結婚なんて考えられないよ…」というカースワード連発のなかにもバブみを感じさせる安定のweeknd節が炸裂。

前作は失恋が続いた私生活を綴ったかのような、悲しみ溢れるエモーショナルな作品だっただけに、ちょっと意地の悪いスラングが羅列しただけ「元気になったんだね…よかった…！」と胸を撫で下ろしてしまいました。

アメリカの人気深夜番組では、脳がバグりまくる謎セットのノーカット歌唱。ど〜なってるの〜〜？？と何回も見たけど途中から異世界に飛んだとしか思えません…さすがエンタメの聖地アメリカ！

元カノ名がタイトルの曲入りミニアルバムが噂されてますがどうなんでしょう？？アメリカって予測と全然外れることが多々あり、楽しみにしすぎると辛いので半身で待ちます！

きん