メディカル対談バラエティ!あなたの在り方教えて!|中川しおりさんインタビュー!
【今回のインタビューはこの方!】
今回は、手術室ナースとして働く傍ら、医療従事者のために商品開発に励む中川さんにインタビュー!医療従事者ファーストを掲げる彼女にその想いや今後の展望について伺いました。
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医療従事者ファースト|中川しおりさんにインタビュー!
まずは自己紹介をお願いします!
東京都在住の中川しおりと申します。今年で看護師12年目になりました。新卒のころから手術室に所属し、現在も週2回、手術室ナースとして働いています。また、4月からは個人事業として医療関係の商品開発を始めました。
現在なさっている活動について詳しく教えてください。
現在は週に2回、手術室のナースとして働いています。また個人事業では、主に医療従事者が使う消耗品をメインに商品開発を行っています。
実際の現場では、既存のものを工夫しながら物品を使用していますが、そうすることで雑務の時間が生じていました。雑務の時間を本来の看護やケアにあて、医療従事者の方の負担が減るような、商品開発を目指しています。
具体的にはどのような商品開発を行っていますか?
現在は三つの商品開発に携わっており、一つは商品化に向けてコスト面や流通についての話し合いも行われています。また残り二つも試行錯誤しながら作業が進んでいます。今年度中には商品化できる予定なので楽しみですね。
メディシェアでは、スクラブ制作チームに所属し、環境に良いスクラブを作っています。環境に良いといっても、幅広いですよね。
例えば、水を使用せずに作れるスクラブや洗濯回数を減らせるようなスクラブもあれば、職場の環境を変えるスクラブもあります。看護師は白衣のイメージが強いため、現場のスタッフは色の付いたスクラブを着たくても、上層部の方が導入を決めかねることもあるのが現状ですね。
スクラブひとつで考え方や職場環境を変えていけるような商品を作れるようにみんなで協力しています。
個人事業主として医療関係の商品開発を始めたきっかけはなんだったのでしょうか?
もともと、モノづくりに興味があり、自分の知識や経験を現場以外で活かせる場所を探したいと思ったのがきっかけですね。
学生時代や新卒の時には、目標に向かって一生懸命勉強していましたが、経験を積み業務に慣れてくると、やりがいはあるものの目標もなく淡々と仕事をしている毎日で、このままではもったいないと感じるようになりました。
そこで、日々働くなかで「こんなものがあったらいいのに」や「こういうものがあると楽になるね」という現場の声を企業さんに届け、自分の知識や経験を活かした商品を開発していきたいと思うようになりましたね。
事業名は「N.MEDICAL BRIDGDE」です。Nは看護師、MEDICAL BRIDGEは医療の架け橋です。現在はコロナ渦であり、企業に現場の声が届きにくくなっているので、自分が中心となって企業さんに現場の声を伝える懸け橋のような存在になりたいですね。
今後の展望を教えてください!
商品開発には今後も携わり、ゆくゆくは法人化していきたいですね。今後、企業からいろいろな案件をもらった際に、1人では解決できないようなことも出てくると思います。
今後は商品開発に興味のある医療従事者を集めて、一緒に仕事をできるような形を作りたいですね。
メディシェアに関わるきっかけとなる出来事はありましたか?またモノ申したいことはありますか?
今年の夏ごろに吾妻さんが私のInstagramを見てくださり、お話をした後に入会しました。
メディシェアには現場だけでなく他でも活動したいという方が多く集まっていると思います。現在事業で行っている商品開発もそうですが、企業さんに現場の声を持っていけるような形で1つのプロジェクトを進めていくと活動の幅が広がると思いますね。
商品開発により、現場は業務が効率よく行えるようになり、医療の質の向上にもつながっていくと思います。
最後に!ズバリ!キャッチコピーは?
「医療従事者ファースト」です!
キャッチコピーの由来やその想いを教えてください!
現場では患者さんの命を預かっているので、当然患者さんファーストになりますよね。最近はコロナウイルス流行のこともあり、現場の状況を知っていただく機会が増え、感謝の気持ちや言葉をいただくこともありました。
しかし、実際の現場は何も変わっておらず、そのことに対してもったいないと感じ、自分が行う事業は医療従事者ファーストにしようと決めました。
医療従事者の皆さんにとって、より良いものを、より良いサービスを提供できるよう、今後も『医療従事者ファースト』の理念を持ち活動していきたいですね。
同じ看護師として現場以外で働く方のお話を聞け、とても刺激になりました。現場では、スタッフ同士「こういうのがあったらいいよね」とよく話をするので、そういうものを商品開発できると、医療の質の向上につながり、素敵な循環が生まれますね。今後の活動も応援しています!
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