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運動器の書籍紹介〜マッスルインバランスの理学療法〜

みなさんはじめまして。
簡単な自己紹介から。

名前:倉橋昂汰
職業:理学療法士
経験年数:3年目
勤務:整形外科クリニック

です。よろしくお願いします。


↑のように、
私は現在、整形外科クリニックに勤めて
います。

患者さまが来院される理由としては
当たり前ですが、

〇〇が痛いんです…

が1番多いです。

今回、そんな患者さまを対象にしている私が
参考にしている書籍の一つを
運動器の書籍紹介シリーズ第8弾として、
ご紹介させて下さい。


その書籍とは…

こちらです。

私が理学療法士になって買った
2冊目の書籍です。

ちなみに、1冊目は、
運動器の書籍紹介シリーズにも載っている
工藤慎太郎先生の
「なぜ?」がわかるシリーズのひとつ

こちらです。


今回紹介する
マッスルインバランスの理学療法
この本と組み合わせて読むことで
臨床の考え方がスムーズになってきた
と感じている一冊です。

それでは今回は、
マッスルインバランスの理学療法
について…


まず、なぜこの書籍を買ったかというと
この本を買った時期に 
こんな悩みがあったからです。

なぜ痛みが出るのかは、
-運動器機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略-
で、理解できるようになってきたけど…

そもそも
なぜそこに痛みがでるようになったんだろう…

ここがわかんないと患者さんが
次に来た時にまた症状戻ってるよなあ…

という悩みです。

つまり、
1単位20分の中で痛みが軽減しても、
次来た時には痛みが戻っている

ことがほとんどでした。

そんな時に出会った本が
マッスルインバランスの理学療法で、
この本には、こんなことが書いてあります。

①過緊張筋・短縮筋に対する対応
②弱化筋に対する対応
③運動パターン異常に対する対応
④再発の予防

と、

局所の評価・アプローチ
(痛み、可動域、筋力など)
はいろんな本に書いていますが…

この本には、
全体の評価・アプローチ
(姿勢、体の動かし方、自主トレなど)

が書いています。

そのため、
他の各関節疾患のことが書かれている書籍
(膝の理学療法、肩の理学療法など)
と合わせてこの本を読むようになってから

1単位20分の中で痛みが軽減しても、
次来た時には痛みが戻っている

という、悩みが少しずつ減っていき、
痛みを改善させれる患者様も少しずつ
増えてきました。
(よくできない患者様もめちゃくちゃいますので、あくまでも少しずつ…)



まとめです。

1単位20分の中で痛みが軽減しても、
次来た時には痛みが戻っている

という悩みを持っている方!

この本を読むとその悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。
ぜひ読んでみてください。

ありがとうございました。


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