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【読書会】第17回レバレッジリーディング読書会(2020年8月その1)レポート

こんにちは!

8/8(土)の夜に、定例で行なっているオンライン読書会(レバレッジリーディング読書会)を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!

参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介しますので、もしよければご覧ください。


概要

この読書会は知識や知恵を得るための本をよく読んでいる方が集う、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。 具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「圧倒的な量のインプットとアウトプットができる読書会」!

読書会用のホームページも準備しているので、詳細が気になる方はそちらもご確認ください。


全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。

今回の参加者は5人。そのうち1人はオブザーバーとしての参加です。


読んだ本リスト

事前に参加者の方から7月に読んだ本のリストを頂き、主催である私がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです。

個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。

【第17回】レバレッジリーディング読書会リスト.xlsx

実はこのリストは継続して改良していて、今回から各本の読書メーターのページへのリンクを貼ってみました。興味のある本があれば、その本のページに飛んで「読みたい本」に登録できたりするので、ぜひ使ってみて下さい。


ベスト本紹介

リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。

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測りすぎ - なぜパフォーマンス評価は失敗するのか? / ジェリー・Z・ミュラー(みすず書房)

こちらは前々回「経済政策で人は死ぬか?」を紹介していた方のベスト本。自己紹介のときに7月は豊作とおっしゃっており、この本はその中でのベスト本のようです。内容としては数値を測定することの弊害だとのこと。

具体的に病院や教育、警察の例を出しながら、過度な数値測定や目標、インセンティブを与えることのデメリットを紹介しているそうです。紹介後での会話では、会社の成果主義なんかの話にも広がりました。


学級経営の教科書

学級経営の教科書 / 白松賢(東洋館出版社)

こちらは、前回「最高の体調」を紹介していただいた方の紹介本です。学校の教育現場における教室経営を社会学的な視点から解説しているとのこと。こういう、自分だけだと絶対に手を取らないタイプの本を紹介いただけるのは嬉しい限りです!

重要なのは必然と計画と偶然の3つの領域を抑えることだそうです。人権を守る(いじめを防ぐ)必然、ルールと自由の重要性を伝える計画、そして教師のいない状況での生徒の振る舞いである偶然。これらを全てまとめるなければならないと考えると、先生の仕事は大変そうですね。


安心社会から信頼社会へ

安心社会から信頼社会へ 日本型システムの行方 / 山岸俊男(中公新書)

こちらは、わたくしが紹介させていただいた一冊。内容としては日本型の集団主義的コミュニケーションのあり方を心理学・ゲーム理論的な側面から考察した一冊で、自分自身の問題意識と重なっていたこともあって、今回ベスト本として紹介しました、

この本のポイントは「日本人は基本的に他人を信用していない」ということ。それであるがゆえに、お互いにコミットメントを結んで社会的不確定性を下げてきたのが日本社会であると。なかなか考えさせられる一冊です。


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空が青いから白をえらんだのです / 寮 美千子編 (新潮文庫)

こちらは以前「まほり」を紹介して頂いた方の紹介本です。どうやら新潮文庫の100冊セレクトを読破するというチャレンジをしていたらしく、その中で読んだ一冊だとのことです。そういう読み方をすると、予想外の本にであるのは魅力だなぁと思いました。

内容としては奈良の少年刑務所の子どもたちが書いた詩集だそうです。刑務所の中で詩を書くというカリキュラムがあるらしく、そこで書かれた詩が掲載されているとのこと。誌のカリキュラムを通して刑務所の子どもたちにも劇的な変化があるようで、なかなか考えさせられますね。


Q&Aタイム

今回もこれまでと同様に、Q&Aタイムとして、リストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。ありがたいことにここ最近は参加人数が多く、すべての質問をキャッチアップすることは難しいので、個人的に印象に残ったところだけ紹介したいと思います。

数学する身体

こちら「数学する身体」は私と一人の参加者が共通して読んでいた本で、それが気になった方から質問をいただきました。実はこの本は先月の読書会で参加者の方からベスト本として紹介頂いた本で、私はそういった経緯で読みました。内容としては、数学者アラン・チューリングと森潔の二人を対比させながら数学の「身体性」について解説している一冊です。数学がテーマではありますが、数式等がバリバリ出てくるタイプの本ではないので、そこまで事前知識は必要ないかなと言う気はします。


境界性パーソナリティ障害は治せる

また、他に話題になったのは「境界性パーソナリティ障害は治せる!」という一冊。境界性パーソナリティ障害とは、対人関係において極度に誰かに依存してしまったり、何かのきっかけで衝動的な行動を起こしてしまったりする精神障害の一種です(あまりうまく説明できていないので、詳細はご自身で調べてみてください)。子どものころの親との関係や周りの人間関係が原因のひとつと考えられいるようです。最近は核家族化で違う年代の人と関わることが減ったという話や、ベスト本のところで話題になった教育の話など、幅広く意見が交わせました。


鳥類学者

私が質問させていただいたのは「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」という本。タイトルは何度か目にしたことはあって気になってはいたのですが、内容は全然知らなかったのでこの機会に聞いてみました。ちょっとユーモアのあるタイトルとは裏腹に、絶滅危惧種の鳥の保護などの極めて真面目なことが書いてあるそうです。国内の絶滅危惧種を守るために外来種の動物を全滅させるという話もあるらしく、想像以上に重い話もありそうです。また、文章の中にくだらないジョークなども随所に散りばめられているようなので、結構好きになれそうな本な気がしますw

そうこうしているうちに時間は9時半になったので、読書会は終了。なんというか、今回はいつも以上に自分の守備範囲外の話が多くて得るものが多かったと感じます。ここのところ私は、紹介いただいたベスト本は基本的に全て読むと言うことを決めているので、これからそういう本の内容を具体的に読めると考えると楽しみですね。すぐに役に立つような話ではないかも知れませんが、自分の知らないところを知ることで、物事の新たな見方ができるようになったり、なにか面白い結びつきも生まれると思うので、守備範囲外の情報を得られるという機会は非常にありがたいです。


まとめ

今回は先日行ったオンライン読書会のレポートを書きました。この読書会をやっていると、本当に90分があっという間だなと思います。5人でも結構時間ギリギリって感じですね。本の紹介中にコメントをいれたり相槌をうったりすることもOKにしているので、それによってお互い気楽に話せている部分はあるのかなとは思います(オンラインだと話している時以外はミュートというところも多いと思うので)。

8月は8/22(土)にも開催予定です。ありがたいことにそちらも既に定員に達しているので募集は終了しております。9月の開催をどうするかはちょっと悩んだのですが、思ったよりも早く8月の2回分の定員が埋まってしまったので、やはり9月以降も月2回のペースでやっていこうと思います!

9月の一回目は既に募集を開始しています。実施日時は9/12(土)20:00~21:30。

HPからの申込みはこちら。

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それでは、また!


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趣味は読書。noteでは読んだ本のまとめや読書会の参加・企画レポート、その他Linux関係やプログラミング、DIY関係なんかをゆるく書いていきたいと思います。割とかっちりしたコラムやエッセイはブログにて。