7. ヤマモモ@土手通り
今日の樹木
名前:ヤマモモ(山桃)
分類:ヤマモモ科ヤマモモ属、常緑広葉樹、雌雄異株
原産地/分布:日本、台湾、中国、フィリピン
浅草北部を横に伸びる土手通り。
台東区HPの「道路通称名・道路愛称名」によると、日本堤という土手があったことにちなんだ通り名とのこと。
浅草駅からは少し距離があるけれど、なかなか味のある通りなので、最近では外国人観光客も多く見かけるようになりました。
そんな土手通りの街路樹、ヤマモモをご紹介。
イチョウやサクラと比べ、ぱっと見て、あまり特徴がなく地味なヤマモモ。だからこそ、じっくり気になるポイントを探してみました😊
キになる① 小さなチューリップ
ほんのり赤みがかった新葉がチューリップみたいで可愛い。
花が咲いていなくても、グラデーションが綺麗で、何だか得した気分。
新葉は柔らかいから、虫も美味しかったんだろうなぁ。
よく見ると、葉脈も細かい毛細血管が広がっているみたいでおもしろい。
キになる② ゴツゴツしたこぶ
下から見上げると、枝にコブがついたヤマモモがちらほら。
こぶ病という細菌感染による病気で、木の成長を阻害してしまう。
常緑樹なので、普段は枝の部分が葉で隠れていて遠目からは分からないけど、なかなかインパクトのある姿。。。
ところどころ、まだひょろっとした新しいヤマモモが何本か植えられていたので、もしかしたらこぶ病のヤマモモを入れ替えているのかな。
キになる③ さりげなく居る
土手通りにある名所とヤマモモのコラボ。
風景に溶け込み、さりげなく佇む姿が愛しい。
①江戸前天婦羅「土手の伊勢屋」、桜鍋料理「中江」と、ヤマモモ
国の有形文化財に登録されている老舗2軒。
各店の前に、看板を隠すことなくコンパクトに収まっている。
②あしたのジョーとヤマモモ
いろは会商店街の入り口に置かれているあしたのジョー。
両脇でそっと応援しているヤマモモ。この日は資源ごみ回収日。
今日の寄り道
いろは会商店街を入ってすぐ右手にある山谷酒場。スパイスをふんだんに使ったエスニック料理が美味しい。普通の居酒屋メニューもあり、不思議な雰囲気のお店。
気になっていたスパイスクッキーを3枚(人参・青唐辛子・チャイ)ゲット。少し固めでスパイスがっつり、好みすぎる🥰
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