昭和のgifted - 46 自己肯定感っているのか?
前回のお話しはこちら
いろんなnoteを見てるとね、自己肯定感の低い人は生きづらい、みたいな話があって、どうにかこうにか自己肯定感を上げる方法を模索して提案している記事を折に触れて見ることがある。
他の記事を読んで前向きになれた人は余計こんがらがっちゃいそうだからこの記事は読まない方が良い。
でも、方の記事を読んで受け入れて自己肯定感を上げられなかった人たちにはもしかしたら参考になるかもしれない。そんな記事。
いやぁ、誰がどれだけ言ってくれたことろで
自己肯定感上げるのなんて無理だよ!!!だって根本が謙虚なんだもん!!!そう簡単に切り替えられてればこんなに悩んでないって言うの!!!
って思うんだよね、私は。というところに着地した。
言われてできりゃ気が楽になるよ。
言われてできてりゃこんなに悩まないよ。
心配して言ってくれる人がいるのにできないでいる自分を責めて結局周囲への申し訳なさに疲弊する。
まぁ、私の場合いつもこうという訳ではなくて、嫌なことがあって、愚痴ったり頼れる相手が近くにいなくて、そこに更にストレスがかかることが重なって鬱い…ってなったときにわりとこうなりがち。
「自分の機嫌を取るのは自分しかいない」みたいな良いこといってる風の人とかもいてさ、そんな風に自己中になれるんだったらこんなに悩んでない。
他人軸で動けてしまう人とか、考えすぎて自己中になれない人だっていてさ、そんなこというなら「自分で自己肯定感あげられるくらいの環境整えてから言ってよ!!!」と声を大にして言いたいね。
対岸の火事みたいに知った風な感じで心配してるふりして根本理解できてない人になんやかんや言われたくないけど、心配して言ってくれてるんだろうな…心配して言ってくれてると想像はできるんだけどなんか否定されてる気持ちになってごめんなさい…私がなんか変だから仕方ないよね…みたいなところまで落ち込んで、でも心配してくれた人に心配かけれないから無理して理解できた風を装って家に帰ってからデッドオアアライブ状態に突入する。
もうこうなったら天岩戸に隠れてるアマテラス状態だから、それっぽい心配してる風の声かけられるより近くに来て小躍りしてくれた方が元気出そうな気がする。
めいいっぱい機嫌を取って欲しい。
誰か私を連れ出してー…小躍りとかしてくれたらいいのに…ってぐるぐる考えてるとふと「インドに行きたい」と思う。
感情が動いたらすぐ踊るインド。インド人めちゃくちゃ仲良くなれそうな気がする。
はぁ、病んでるのに落ち込んでるのになんでこんな面白いこと思いついちゃうんだよ…って錯綜する。
元へ。
自己肯定感が低い人に「自己肯定感あげろ」と「筋トレしろ」が一番良くない。
まぁ私の場合自己肯定感高くなかったけど圧倒的に自己肯定感強いと思われがちなのであんまり言われたことがない。けど「自己肯定感を高める方法」みたいなのはあんまり好きじゃない。
身体鍛えてたら病んでる暇ないのはよくわかる。
でもそもそも起き上がることすら辛いことがある。
自己肯定感が低くても根暗な訳じゃない。楽しい時は笑うし、好きな人やものに囲まれてたら幸せを感じる。
私はずっと根暗だと思ってたけど。
人間関係のトラウトが多いのでトラブったときにまた私のせいか…ってなる部分では自己肯定感低くなるんだけど、他のことでまわりの人たちに「自信持って!木春さんが自信持ってなかったら我々はどうしたらいいの!!!」って怒られることが増えたのでそれに対して「なんかごめん。」って思って謙遜することをなるべく控えられるようになった。
まぁ40歳になったからってことも要因ではあると思うし、自己肯定感上げたい人には参考にならないかもしれないけど、自己肯定感とか難しく考えずにまず自分って何が好きだったっけ?って思い返すことをお勧めしてあげると良いと思う。
そしてSNSとかで似た感覚の人探してみたら?と。可能であれば彼or彼女が元気になるまで気にかけてあげて欲しい。
今はインターネットの大航海時代だから、最初は同じ好きなことでも方向性が違って嫌な気持ちになるかもしれないけど、諦めないと案外近い感覚の人を見つけられたりする。
もっと元気がでたら自分で発信するっていうのもやってみても良いと思う。
SNSの大海原でみんな小さな島とか村を作ってるから居住地を探しに行けばいい。
そしたら自己肯定感が上がらなくても「これでいいんだ」って思える場所が見つかるかもしれない。
好きなことに触れている時、人はなんとも楽しそうにする。
自分が楽しくしていられれば落ち込んでる時間はかなり減る。
最近だと推し活とかがまさにこれで、「自己肯定感を上げる」と関係なく、下がったときに立ち戻れる指標を作ることができたら別に自己肯定感が低くてもそれはそれで良いと思うんだ。
「自己肯定感」が高いとか低いとか、そもそもそういう概念が定義付けられてしまったから余計に落ち込むことになるんじゃないかなって私は思っていて、「自己肯定感が低いのが悪い」みたいな認識って自己肯定感が低い結果、「落ち込む、病む、迷惑をかける」という一連の流れが原因だと思う。
そんな根本的な話を分解しないで「自己肯定感上げればいいよ!」は結構暴力的な話だ。
そう考えた時「自己肯定感」ってなんだよって私は思った。
自己肯定感が低いと言うことは自分に自信が持てないと言うことで、そうなる原因はそれまでの経験や性質が強く影響する。
あからさまに自分の自己肯定感が低いことを傘に着てやりたい放題暴れ回る奴もいるにはいるし、愚直すぎて自信の自己肯定感を高く持てて人に押し付ける人もいる。
ちゃんと謙虚だったり繊細だったり、不遇な環境のせいで自己肯定感を上げられないでいる人たちにはもっと深い、根本的な解決をして欲しい。
推しなんて見つからないし…って思う人、もしこの記事読んでちょっとでも気持ちが軽くなったら、一旦私のことを推してみて!
損はさせないよ!
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