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昭和のgifted - 45 輪廻転生をしない話

前回のお話しはこちら

ギフテッド関連の記事見てると積極的分離っていうのをよくみる。

先人たちがたくさん記事を書いているので気になる人は調べて読んで欲しいが、この積極的分離の精神の成長段階について読んでなるほど、私こんなの知らないまま自力で突破してそこそこまできてるわ。と思ってふと母との会話を思い出した。

前にも少し書いたがうちの母は神道とか占いとかが好きで、目に見えない精神世界の話をよくされた。

「今現世にいるってことは今世でやるべき役割がある」

とか

「目に見えない物事を感じるために魂を磨くのが大事」

とか

「なんかいつもピンチになっても何故かどこかから助け船が来て切り抜けてきたからご先祖様に感謝しないと」

とか。なにそれ美味しいの?って思っていつも反論してた。考え方としては完全に間違っていないかもしれないがただの専業主婦で自力で切り抜けてきた経験もなくそんな精神論をご高説のように言ってくるので「言われなくてもわかってらぁ!」と毎回苛々させられていた。

なんで苛々してたのかって、今思えば精神性が自分よりも低い母にあれこれ教えてあげている体で話されてたからだ。

別に精神世界の話は好きだし、気とか練ってカメハメ破打ったりスタンド出したりしてみたいし、占いも統計学としてのロジックとかは聞いてて納得できる部分もあるし、タロットやルーンみたいに偶然の必然みたいなことに意味を見出すのも悪くないと思う。

万物の理を探求するのも結構。ヨガとか瞑想とかで鍛錬するのも結構。ただそういうのって段階を踏んで感じていったり自然と知ることであってわざわざ人に押し付けるもんでもないだろ。

現実世界の地に足をつけた状態で精神世界に触れるのは空想や妄想、可能性への探求という観点がないとただ自分が楽になるために流されてるだけのような気がする。まぁそういった話って救済のためのものだからそれでいいんだろうけど。

で、ある時母が輪廻転生の話をしてきた。

「輪廻を繰り返したら魂に記憶が刻まれて次の転生のときにステージがあがる」

みたいな話。

「だとしたら私精神世界的な話で理解できないことほとんどないから今世で輪廻終わるわ。もうゴールよ。」

話終わらせたくて言ったのに、そのあとめちゃくちゃ食いつかれた。


初めて過呼吸になったとき、「死にたい」じゃなくてずっと「帰りたい」って言いながら泣きじゃくってた。なんで「帰りたかったのか」意味はわからなかったけど、確実に帰りたい場所は実家ではなかった。

あの頃の私、お前はどこに帰りたかったんだ。

1回過呼吸を患ってしまうとフラッシュバックのように定期的にストレス負荷がかかりすぎる度に過呼吸を起こしていたが何回もやると「そんな簡単に死ねない」ってなってボロボロになりながら復活してきた。

私今世で何回死んだだろって思うこともあったが、私サイヤの血が流れてるから死ぬ度に強くなって帰ってきちゃうんだよな〜って思ってた。

考えすぎて私はもしかしたらフェニックスなの?フェニックス一輝なの?鳳翼天翔打てるの??

とかも思ってた。

全然違ったわ。積極的分離やってたんだわ。

アーユルヴェーダとかしなくてもチャクラ感じて第三の眼開きそうって思ってたけどこれも前頭葉使い過ぎてただけだわ。

そう思うとギフテッドの子供たちよ、今はオタクでも気持ち悪がられないいい時代だ。漫画を読め。最近の漫画はちょっと複雑になり過ぎてるからちょっと昔のやつがおすすめだぞ。そして空想の世界で大人になってもごっこ遊びをやり続けろ。

これで大抵のことは乗り越えられるぞ!
(多分子供はこの記事読んだりしないだろうけど)

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