見出し画像

昭和のgifted - 37 竹藪を突き進む癖

前回のお話しはこちら

私、noteとは別にSNSでカメラや写真のことを話すアカウントを持っていて、そこでは推しカメラと私が思う良い写真ってこうじゃねあぁじゃね、みたいな話をするために躁にギアが入ったタイミングで解説したんだ。

私がギフテッドかどうかはさておき、私のカメラ垢にはクレイジーなオタクが集結している。

リアルで会った人にそのアカウントを教えると「どういう人が気になりすぎちゃってかなり遡ったんだけど、やばいね、いやあんたやばいよ、良い意味で!」と言われることしばしば。なぜか私よりフォロワーの多い有名な方とかにフォローされてそのやばさが誰かに突き刺さっている。

とある人には「旦那がよく話のネタに持ってきてくれるので私もフォローさせていただきました」とか連絡をくれた人もいた。

日本のどこかの片隅の、見ず知らずの夫婦の団欒の時間に私の話題があがっている。私がカメラ買ってうきうきしてる姿を見せているだけで誰かを幸せにしてるのかもと思うと偉大な社会貢献をしている気持ちにもなる。

なんでも「やってみないとわかんないじゃん」と思うし、人から聞いた話を鵜呑みにできるほど素直じゃないので興味を持ったカメラやレンズを片っ端から買い漁り、自力で試し、気づいたら4年が過ぎていた。

趣味の世界のことなので「どうしてそうなった?」と聞いてくる人には「なんでこうならないの?」と返しても「あ、なんか別次元の人なんだ…」と受け入れてもらいやすかった。

そんな時、ある人に言われたんだ。

木春さんのやり方って、普通の人だったら目的地にたどり着くルートを調べて、うん、こっちの道にバイパス通ってるから遠回りだけどこっちから行こう。って思って、スタート地点に一緒に立ったとき、突然「なんか竹藪突っ切った方が早そうだから私こっちから行くね!」と鎌も持たずに竹藪に凄い勢いで突入していく感じ、と。

で、「歩きにくいなぁもう!!!」って言いながらパワーがあるからか素手で竹藪薙ぎ払って勝手に進んで、たどり着いたー!!!って後ろ振り返っても誰もついてこれてない。いや無理だよ。体力が違いすぎるんだって。

でもなぜか道が出来ていて「なんか竹藪の方に舗装はされてないけど道ができてるぞ…?」って気づいた人が遅れながら通り抜けていく。

後発の人がゴールに辿り着いた頃には別の竹藪に突っ込んでる。なんでそんな大変なルート選ぶの?って最終的に質問されたときにぐるぐる考えて出した答えはこうだった。

「え?だって誰かの背中を追っかけてるだけだったらパイオニアにはなれないじゃん。別になりたい訳じゃないけど。そんなんだからあの人は凄いからとか、偉いからみたいなこと考えるんじゃん。あたし誰とでも対等でいたいから自分で考えて竹藪薙ぎ倒す方が楽。忖度苦手だし。」

このときはたと思ったのは私は誰かに憧れたことがない。

高学歴とか高IQに平気で噛み付くのもこういうところが根本にある気がする。

でも実際SNSが日本に登場した10年ちょっと前にSNS運用の仕事初めてデジタルマーケティングの分野ではパイオニアメンバーの一員なんだ。

この10数年、なんかの資格取った訳でもないし、マーケティングに携わるからといってMBAを勉強することもしてこなかった。

でもマーケティング分野の個人事業主10数年やって生き残ってきたんだから私の考え方って間違ってなかったと思ってる。この経験はそれまでなかった業種を需要のあるものとして押し上げる一端を担ってきた自信にもなったし、だからこそ「今まだない業種」を確立していく自信も持てている。

以前に書いたマリーアントワネットじゃないけれど
「業種がないなら業種を作れば良いんじゃない?」

と思えるほど躁にギアが入った私はマリオのスター状態で周りを巻き込むなにかがあるっぽい。

でもチビマリオのスター状態だからキレたら危機一髪なのが玉に瑕。

でも、誰とでも一旦対等でいたいと思うのは本当のこと。
私がギフテッドかどうかとか、ギフテッドとじゃないと分かり合えないとかそんなことは思ってない。

似た性質のギフテッドじゃないと私のことを理解してもらえることは難しくて、それでへとへとになっちゃうことがあるのは事実だけど、それでもギフテッドではなくたって閉塞感を感じて生きづらいって思ってる人たちは多くいて、そういう人たちの話を聞いて理解してあげられるだけの経験値は持ってるはずだから困った時は頼って欲しい。

私が元気にnoteを書くことで救われてる人がいるなら本望だ。

たまには元気のないことや苛々もぶつけちゃうけど、私だって人間だからそれくらいは許容して(テヘペロ⭐️)

たまたま私が文章表現を得意とするギフテッドだったから、誰の文章にできない気持ちを書けていることもあるかもしれない。

私自信他の人をフォローしたり軽率にリプとかコメント送るの考えすぎちゃって苦手だからわかる〜!

だからリアクションがなくても届いてるって信じてる。

でも、他人軸のギフテッドは頼ってもらえた方が楽なときもある。そんなお話し。

続きはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?