見出し画像

昭和のgifted - 38 私の独創性を振り返る①

前回のお話しはこちら

noteだと、ちゃんと文章を書いたり読んだりできる人が多いからか「高学歴、高IQなだけの自称ギフテッド、子供の頃のエピソード薄いし恥ずかしくないの?」と言う人とかを見つけていいぞ、もっとやれ!という気持ちになる。

ただふと「自称ギフテッドの人たちはIQとか学歴自慢ばっかりで独創性に言及してるものがない」「才能もやってみてから気づくもの」みたいなお話しが書いてあったのを見かけてなるほど独創性な、と思ったのでつらつら書いてみることにした。

これまでの記事を読んでくれた方には再掲になるけどまず今の仕事が独創性そのものかも。

SNSが日本にやってきた10数年前にSNS運用代行の仕事を始めて、マーケティングのコンサルにまで成長した。(MBAとかとってないけど)

で、マーケティングに携わる中でブランディングが大事だなって思って、その中でもブランド=組織として顧客やファンである個人とどうやってコミニュケーションはかっていくががポイントになるなって思って「ブランドコミニュケーション」ってものを提唱している。大々的に提唱してる訳じゃないからピンとこない人が多いだろうけどこれからの時代のマーケティングにはけっこ重要な部分を担ってくるし、AIには確実に取って変われない分野だ。

当時海外では「コミュニティマネージャー」という肩書きがすでに存在していたんだけど、コミュニティマネージャーがマネジメントしやすいプランニングをする立場としてマネージャーと切り分けたかったからプランナーを選んだ。企画業もやるけどね。

SNSが広がっていくと個人の発言力が高まっていくのは目に見えてたから「コミュニティのあり方をプランニングする人」という設定にしておけばSNSが衰退していったとしてもコミュニティがなくならない限り需要はあり続ける。つまり、人類が滅びない限り不滅の職業になる可能性を感じて「コミュニティプランナー」という肩書きを作った。

まぁ最近では別の定義で名乗る人もいるみたいだけど。

それまでなかった業種作ったからなんでもビジネスモデル化できる気持ちでいる。
そんなにビジネスモデルを思いつくとかいう癖にいくつも会社やってるとか言わないのは偽物なんじゃん?

って思われるかもしれないけど、基本的に「いい事思いついた〜!」のノリで構想練ったらかなりデカめの企業が社内ベンチャーくらいのノリで取り掛かるレベルのことを個人単位で思いついてるだけだから会社とかやる気がない。楽して生きてたいから。

前回のお話しでも書いたように写真家としての活動もセオリー無視で(というか知らなかったし)写真撮ってたら依頼が来るようになったのである意味独創性的かもしれない。

写真家名乗り出したのも気が楽だからだ。
ポリシーとしてはカメラマンではない。お金積んでもらったら撮ることもあるけど基本的に「他の人でも撮れるもの」は撮りたくない。

マーケティング始める前はWebデザインを仕事にしたかったのだが、デザインとかクリエイティブの方面は勝手に勉強するだろうと思ってあえてコーディングやスクリプトの職業訓練に行った。
そこから未経験OKのベンチャーに飛び込みまくって実務経験は積んだが「自分で手を動かすよりもディレクションにまわった方が儲かるし楽。」と思って徐々にシフトチェンジしてSNSに行き着いた。

文章が書くのも好きだったのでライターをやったこともあるが、好き勝手書くのとコンテンツとして読ませるための文章を書くのとはまたコツが違うので「読みやすい文章」を仕事で書くようになり、しばらく物書きから遠ざかっていた。
最近noteで久しぶりに「好き勝手書く」をやっている。楽だ。

あとは最近また暇つぶしに編み物や洋裁をやっている。

自分で編んだセーターとか作った服着てると「可愛いね〜」と言ってもらえるので「お手製だよ!」と答えるのだが、それに続く褒め言葉が大抵「もうそれ売ってるやつじゃん!売れるよ!」ってなるのなんなんだろ。

お手製はちょっと下手ってイメージなのか?

あと数年前「いいこと思いついた〜!」って思って作ったマフラーがTwitterで大バズりしてニュースになって取材もいくつか受けたっけ。

私の制作物を知る友達たちに「ニットデザイナーとか名乗った方が良いよ!!!」って言われてたまにニットデザイナーを名乗る。

とりあえず今現状の私ですら

コミュニティプランナーで
写真家で
物書きで
ニットデザイナーなんだけど

しかもそれぞれそれだけを突き詰めればそれだけで食っていけるくらいのスキルはあると思う。

以前エアリアルヨガやりたくて通ってたこともあったけど「筋がいいから」とインストラクター講座勧められたりしたけど何やっても筋がいいとか向いてるって言われるし、資格ビジネス嫌いだから速攻で辞めた。

あ、でも着付習ってたときはせっかくお金払うんだからせめて回収できるところまでやるか、と思って師範免許まで取得した。
大学生のときの話だからその時はまだまだ社会を知らなかったんだろうな。

なにそれ自慢?と言う人もいるかもしれないけどそういう訳でもない。ただの事実だ。

こんなだから「なにやってもそこそこできる」らしいと思うようになり、それぞれ実績も積んでしまった。

だからこそ、馬鹿にしてるとかそんなんじゃなく「自分にはこれしかない」って打ち込めるものがある人を羨ましく思う。

まぁ独創性って話からはちょっとそれちゃったかもだけど。

続きはこちら

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?