昭和のgifted - 60 お付き合いの仕方(全方位的に)
前回のお話しはこちら
「お互いのことをもっとよく知るために一旦付き合ってみない?」
というスタートが苦手だ。苦手というかしたことがない。
ファーストインプレッションで話が合うとか、仲良くできそう、なんて人ももちろんいたりはするが、ギフテッドの特性がある私はそもそも話が合う人が少ないので人として信用できるなぁとか尊敬できるなぁとか何かしら思うところがないとそもそも仲良くなれない。
そして仲良くなった人とは一緒に居たいし、相手もそうだった場合一緒にいる時間がなんとなく増えていって気づけばこれは最早付き合っているということでは?という流れになることも多かった。
だけどもそもそもなんでよく知りもしない相手に時間を割かないといけないんだよ、と言うのとこういう話しかけ方をしてくる相手はまず話が合わないという経験上の統計が私をとたんに引っ込み思案にする。
対面しているときの会話の内容よりも、日頃の行動を垣間見てその人の面白味や良さを発見するタイプなので耳障りの良さそうな会話でアピールしてくる人が苦手というのもある。
先日Linkedinでつながった外国人に「写真のこととか教えて欲しいから連絡先教えてよ!」と言われてまぁ仕事に繋がるかもしれないしな〜と思って教えてみたんだが、毎日「今日は何してた?」「僕は今日友達とご飯行ったんだ〜」とかを英語で送りつけてきたのでめんどくさくなってスルーしてたらぱったり連絡がなくなった。
🧑🏫「今日何してた?」
🐣「やることないから(酒を)飲んでる」
🧑🏫「ちょっとのお酒は気分転換に大事だけど飲み過ぎないようにね!」
🧑🏫「今日はお気に入りのコーヒーショップに行ったんだ」
🐣「良かったね」
🧑🏫「今度君にもご馳走するよ!」
🧑🏫「家族が近くに住んでるから今日は会いに行ったんだ。見て!母が育ててるナスだよ!」(写真付き)
🐣「へぇ…」
🧑🏫「君は何してたの?」
🐣「特になにも…」
びっくりするくらい興味ないし、話広がらないし、お前写真のこと聞きたかったんじゃなかったのかよと思った。
あと陽キャの圧がすごい。家族や友達と仲よくてメシの話しかでてこない。私両親断捨離してるから家族の話とか聞かれても答えられることないし、深掘りして聞きたかったら腹括って聞いてこいって思ってしまう。
これが好きな相手なんだったらどれだけしょうもないことにも興味を持てるのだけれども、とっかかりがグダるともう後戻りはできない。
どうでも良いと思ってる相手からの好意ほど手に余るものはない。
そしてふと思った。
ちゃんとギフテッドの人たちが「最近支援とか自称ギフテッドの人とかの圧が強くて怖いよ〜」「私たち支援とかされちゃうの?保護対象にされちゃうの?」とか怯えていたりいなかったりしてるかもだけど、冷静に考えたら「お断りだ!!!」って言って良いんじゃないかと。
好きでもない人に告白されたとき、いいかもって思えたなら付き合ってみれば良いし、ないなって思ったら断れば良い。
断ってもあーだこーだ言ってきて、無視してるだけだと止まないのであればこちらも徹底抗戦するしかない。
支援したい人&自称ギフテッド「仲間じゃん!付き合おうよ!」
私「お断りだ」
支援したい人&自称ギフテッド「木春さんってIQ高いの?学歴は〜?子供時代ってどうだった?」
私「うるさい黙れ。」
なんかフラれた腹いせにあることないこと言われてるようで癪。みたいな気持ちになって私は私の言い分を主張してる。だからnoteを書いている。
ギフテッドを代表して「本当のギフテッドはこうなんだー!!」とかそんな大義を掲げるつもりは毛頭ないけれど、「私はこうだ!!!」というのと書き散らしておかないとこれまでの経験上、風評被害で足を引っ張られるリスクが高いような気がして、頑張って自己防衛をしている。
うずくまって待って居ても王子様は助けに来てくれないし、私は血の気が多いタイプなので先陣切ってバトルフィールドに繰り出す方が向いている。
仕事でも何やってるの?って聞かれると「傭兵業で情報操作を少々。」とか説明してるけど、案外私の人となりを知ってたり知ろうとしてくれる人は受け入れてくれる。絶妙に分かりやすい、と。
できれば私も王子様に助けてもらいたいと思うこともあるし、夜中にメンブレして友達に「ばぶー!!ばぶばぶー!!!!」ってOEが爆発しきったメッセを送るのとか本当に辞めたい。
向いているから、と先陣切って突撃するのは良いんだけれど、それと引き換えに心身共にボロボロになってはいる。だけど謎の超回復力でゾンビの様に蘇らされるし、大人しくなんてしてはいられないサガなので最早諦めるしかない。(前回記事の様に)
ギフテッドって言っても人間だから、いろんな特性がある訳で、後方支援が得意なギフテッドやそれに付随するような性質を持っている人たちは「いいぞ、もっとやれ!」と私の孤軍奮闘を面白おかしく読んで、なにかあったときの参考とか箸休めにしてもらえれば幸いだ。
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