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初心者が語る大河ドラマのススメ

先週、大河ドラマ「麒麟がくる」が最終回を迎えましたね!

…そんなことを書いてましたがなんやかんやでめちゃくちゃ遅れてしまった!!申し訳ない!!ということで以下麒麟感想ですがだいぶ前に書きかけたものです。ご容赦ください。

「麒麟がくる」は人生初の大河ドラマでした。世界史選択、日本史は中学校の知識以下の私が視聴するきっかけは、もちろん風間俊介さん。

徳川家康役の、風間俊介さんです。

風間さんは大河ドラマは初めてではなく、2018年の「西郷どん」にも出演されていましたが、そちらはタイミングが合わず観ることができず、2020年「麒麟がくる」が私にとって初めての大河ドラマとなりました。

ちなみに2番目の記事は風間さんのコメント力・考え方に鳥肌が立った最終回に向けてのメッセージです。こういうところが好きなところでもあるんですよ…。

人生初の大河ドラマということで、初心者が感じた「麒麟がくる」、そして大河ドラマの面白さについて書き記してみたいと思います。

1. 日本史の知識が無くても楽しめる

冒頭にある通り日本史の知識は中学生以下で、しかも暗記が苦手なので、今でも「史」とつく科目は徹底的に避けるほど歴史は嫌なイメージしかありませんでした。ただ、授業中に挟まるエピソードトークは面白くて、全然試験に出ないのにそこだけ覚えてる、ということもよくありました。

そんな私が大河ドラマ、しかも複雑な戦国時代、三英傑しか知らない私が観て理解できるのだろうかととても不安でした。

結果、結構大丈夫でした。

事前に勉強したり番組を観たりすることは特にせず、普通に連ドラ始まったの感覚で1話を見始めましたが、全然、普通。

もちろん段々分からないことも出てくるんですが、そんな時はこんな手があります。

2. Twitterの大河クラスタがすごい。

#麒麟がくる で検索すると、いっぱい出てくる。なんてったってNHKの大河ドラマ、観ている人の数が違う。そして本気度が違う。いわゆる普通の連ドラって何となく四半期見てそれで終わりなんですが、大河はもう何年も追っかけてるオタクがゴロゴロいる。そして物語の感想、解釈、関連する史実、前の大河ではどうだった、戦国武将のアカウント、とにかくいっぱい出てくる。すごい。ほんとにすごい。

もちろん公式TwitterやHPも、地図や相関図でわかりやすくまとめて下さっていてとても助かったんですが、もう少しかみ砕いたものを、とするとやはり視聴者側のものに限る。

「自分が分からない知識を補填してくれる」という意味でもTwitterは面白いのですが、創作物の解釈が大好物な私にとっては、史実とこのドラマの間で揺れに揺れ、様々にとらえ考えている皆さんのツイートを見るのがとても面白く、勉強になったなと思います。

3. 知識欲が刺激される

そのようにして大河ドラマを視聴していくと、自分が知らないことってたくさんあるんだなと気付きます。無知の知っていうと意味がちょっと違う気がする(ググりました)。でもやっぱりこれってすごく大事で、分からないことに気付いて初めて知ろうとするんですよね。

大河が始まる前はそこまでモチベーションが上がらなかったことと、何を調べればいいのかがよく分からなかったことで事前に調べて学ぶことはありませんでしたが、観ていくことで小さな「分からない」を見つけることができ、それにより調べることができ、学ぶことができたのだと思います。

いつも通りに過ごしていると、分からないことってあまり出会わないと思うんですよ。それが、毎週大河ドラマを観ることで、たくさんの「分からない」に出会える。それは自分にとって、とても価値のあるものだと思います。

4. 「過程」の面白さ

当たり前ですが、大河ドラマは史実に基づいてつくられているので、大体のあらすじは見えています。今回の「麒麟がくる」なら、最終回付近で本能寺の変が起こることは初回から分かっていたことでした。

"普通の連ドラ"は「次どうなるんだろう?」「犯人誰なんだろう?」みたいな楽しみ方をすると思うんですが、大河ドラマではそれができません。犯人分かってるし。明智十兵衛光秀だし。じゃあ大河の一体何が楽しいんだと言うと、過程だと思うんですよ。

歴史っていうのは、沢山の史実と少しの想像で成り立っていて、学校で習うような「歴史」であれば概ね事実として受け入れてもいいんだと思います。(新たな史実の発見でそれらが変わることもありますが。)

それに対して、大河ドラマは少しの史実と沢山の想像・創造で成り立っているのだと思います。史実というのはただの「点」で、それらをどのように繋がっていたのかという「線」は想像するしかありません。また、それらをひとつの物語とするためには、史実を彩るストーリーが必要です。例えば駒ちゃんは、創造されたオリジナルキャラクターですね。総集編ではバッサリいかれてたけど。史実通りの人物でも、どんなキャラクターとして描くのか、性格や衣装はつくりたいイメージ像によります。そして家康など、その後を知っている、「麒麟の視点」を持っている私たち視聴者だからこそ分かる未来への伏線なども演出の一つで、史実ではありません。

そういった作りこまれたものを楽しむのがエンターテインメントの醍醐味だと思うし、そこはさすがのNHK様ですのでそれは素晴らしく質の良いものです。こんなに色々手間も暇人も金もかかってるドラマって中々ないという意味でもとても貴重だと思います。

まとめ

おすすめ要素というかただの初心者の感想で、観たことある人にとっては当たり前のことばかりではあったと思いますが、とにかくとっても楽しかったし、これからも見続けていきたいし、2023年の「どうする家康」楽しみだし嵐ファンのみんな大河はいいぞ!と主張したく書いてみました。

これが初の記事でいいのだろうか。まあいっか。何せTwitterの住民なので脳内そのまま書きだしたみたいな文章で、もうちょっと整理できるようにこれから頑張っていきます。どうぞよろしくお願いします。

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