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【就職報告!】Webデザインの職業訓練校を卒業後、就職した話。

こんにちは!きんぎょです。
見出しの通り、ついに就職しました!!!🎉

就職先としてはIT業界のwebマーケティング職です。

webデザイナーを目指しての就職活動でしたが、マーケティングにも興味があったため、現在の仕事に決めました。

仕事内容としては主に、プロダクトのキャンペーン担当をしていて、キャンペーンの企画から実施、その後の効果測定といったwebマーケティング業務や、キャンペーンのお知らせをするLPの制作進行や構成案作り等デザインが少し絡む仕事もしています。職業訓練校で学んだことを活かせそうな仕事でとても満足しています!

職業訓練校についてはこちら↓↓↓

入社してようやく2ヶ月ほど経ちましたが、今の会社に入れて本当に良かったと思っています。何しろ、前職を辞めて一度立ち止まり、職業訓練校でwebデザインを学んだからこそ今の仕事に巡り会えたと思っています。

就職活動自体はスムーズに進んだと言うわけではなく、むしろ苦難の連続でした。この記事では就活の成功体験を大公開!と言う感じではなく、苦しみ抜いた就活についてを書き記し、そこから感じたことや学んだことなどをシェアできればと思っています。

この記事が、職業訓練校に対して不安を抱える方々、就活でつらい状況にいる方々の背中を押せるような物になればと思っています。

【卒業1ヶ月目】厳しい現実

職業訓練校を卒業した後、就職活動を始めました。本来は、職業訓練校に通いながら就職活動を進めるべきなのですが、私は会社選びを二度と間違えたくないという思いから、学校が終わってから落ち着いた状態で就職活動を始めようと決めていました。

そして、web系の会社でデザインやマーケティングの経験を積めることを軸として就職活動を初め、最初は「どんな会社と面接ができるんだろう。」「webデザイナーになって活躍するぞ!」と輝かしい未来を想像していました。

しかし、初めて登録したエージェントとの面談でいきなり暗雲が立ち込めます。エージェントが言うに、「コロナの影響で求人数は減っており、さらにデザイナー志望で未経験となるとさらに厳しい戦いになる。」とのこと。そして「紹介できる求人はほとんどない」と。あまり仕事を選り好みはできないというようなニュアンスのことを言われ、ここで初めてデザイナーの未経験就職の厳しさを突きつけられました。

実際、紹介される求人はほとんどなく、選考に進んだとしてもすぐに落ちてしまうことが続きました。

【2ヶ月目】路頭に迷う

こうして、就職活動にあまり進展がないまま2ヶ月目に突入しました。ここでもさらなる苦難が押し寄せてきます。

エージェントと話していると、早く就職しないと就職がさらに難しくなると発破をかけられるようになりました。職業訓練校を卒業して3ヶ月を超えると、書類さえ通さない企業が一定数あるらしく、ただでさえ少ない求人がさらに少なくなり、就職が余計に難しくなるということでした。

webデザイナーは専門的な知識が必要なため、学校を卒業して時間が経ってしまうと、せっかく身につけた知識も忘れてしまっているだろうという想定の元で、そのような判断をする企業がいるようです。

「そうゆっくり就職活動はできないんだ。」と、大きなプレッシャーを感じました。書類が通らない。面接も通らない。時間もない。せっかく作ったポートフォリオも全然役立っていない。

デザイナーになるのはやっぱり無理なのかなと、路頭に迷い始め、web系の会社でデザインやマーケティングの経験を積むという軸も揺らぎ始めてきていました。

【3ヶ月目】限界と希望

就活も3ヶ月目に差し掛かってきて、ここで決めないといけないという焦りが今まで以上に強くなってきました

そのため、元々webデザイナーでの採用もしくはwebマーケターでのポジションで就活をしていましたが、この時期にはwebディレクター、広報や、営業補佐など、目指していた職種とは違うものまで幅広く応募をしていました。

しかし軸がブレブレの状態で面接をしても、「これが本当にやりたいことなのかな」とモヤモヤが募るばかりで、面接を辞退したり、内定を頂いても結局お断りすることになりました。

「なんでもいいから早く就職しなくては」と言う前のめりな気持ちと、「いや、やりたいことじゃないとダメだ」と自分を自制する気持ち、そして「こんなこだわってたら、もうどこにも雇ってもらえないんじゃないか」と言う後ろ向きな気持ちがぶつかりあい、精神的にも非常にしんどい期間でした。

就活に3ヶ月もかからないだろうと甘く見ていたのもあって、訓練校卒業から3ヶ月後の中旬に一週間の旅行を入れていて、もう内定なしで旅行に行くしかないのかと諦めていた時、奇跡が起きました。

なんと、私が前に応募した会社から、別のポジションを提案されたのです。そしてwebマーケやwebデザインに関われる、私にぴったりなポジションということでした。

一度応募していた企業で、その事業や社風を非常に魅力的に感じていてたため、願ってもない機会でしたし、向こう側から提案してくれことなんてあるんだと驚きました。

その後すぐにその提案を承諾し、面談を行い、その日中に採用が決まりました。そして2ヶ月ほど過ぎた今、やりがいを持って楽しく働くことができています。

この経験から学んだこと

この経験から私は2つの事を学びました。

1つ目は「自分の行きたい道に一歩でもいいから足を踏み出すことの重要性」です。

私は今までweb業界とは縁もゆかりもない業界で働いてきました。そんな環境に身を置くことに不安を感じ、web関連の職業訓練校に入校をしました。そして、この決断をしたからこそ、今のポジションに恵まれたと思っています。

正直、「職業訓練校で何が学べるんだろう。」「どうせ実務に生きるようなことは学べないんじゃないか」と思い、職業訓練校に行くことを躊躇していました。

しかし、職業訓練校でwebの知識を学びweb業界に足を踏み入れたことと、何もしないことでは雲泥の差があります

というのも、今の仕事を得られたのも、webの訓練校で勉強していたという経験が買われたことは間違い無いですし、訓練校にいっていなかったらできなかったことは実務においても多くあります。HTMLをいじったり、LPの構成案を考えたりなど…

一歩踏み出したからこそ、チャンスを掴むことができたという経験から、もしやりたいことがあるのであれば、どんなに小さな一歩でもいいから、踏み出すべきなんだと思いました。

2つ目「自分軸を把握して絶対にブレさせない」ということ。

就職活動については上述したように、今の会社に決まるまで、全く上手くいっていませんでした。焦りから、元々の軸であった「web系の会社に行ってデザインやマーケティングついて学ぶ」ということはだんだんと蔑ろにされ、就活の終盤には広報や、営業補佐といった、あまり関係のないような仕事に応募するまでに追い詰められていました

しかし、今の職場に出会えた今だから言えるのが、自分の軸と違う会社に行かなくて本当に良かったということです。というのも、自分の軸をしっかり把握しその軸通りの会社に行けると、これだけ仕事が楽しく前向きに働くことができるんだと実感しているからです。

私は前職で自分の軸とは違う会社に入社してしまった経験から、本当に辛い思いをしてきました。その時と今の環境の幸福度がまるで違うため、最後まで粘り強く自分軸を守り通すことの大切さを知りました。

軸をブレさせないということに対して、選り好みをするなと言ってくる人もいるかもしれませんが、聞く必要はないです。目先の内定や周りの声ではなく、自分がどう思っているのかに集中することで、より良い未来が待っていると私は思います。

特に私のように、前の仕事選びを失敗している人は、これでもかってくらい自分の軸をブレさせる事なく就職活動を続けてください



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