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「GO TOキャンペーン」の予算で国民全員に抗原検査を受けさせてはどうか?

2020/07/18


TONOZUKAです。

本日、はこちらの記事について。


やはり懸念したことが現実になってしまいました。。

以前のブログでこのようなことを書いています。


そして、今後は「GO TOキャンペーン 」は「イベント」「EATS」「商店街」にも拡大する予定となっています。その際に、上記の職種で今回のキャンペーンに否定している人は、今後のこれらのキャンペーンの際にも(自分が支援を受けられる立場になったとしても)一貫として否定的な発言をできますか?
自分たちの仕事に対してのキャンペーンにも「そんな支援はおかしい!そんな支援はやめろ!」と言えるか?ということです。トラベルはダメだけど、イベント、イート、商店街はOK、というのはちょっとワガママな意見かと思ってしまいます。個人的にはこういう事まで考えて発言したほうが良いのではと思っています。他人はダメだけど、自分はイイ、ってのはどうなのかと。。


(ブログはこちら)




今回、巷で色々と話題になっている「GO TOキャンペーン」。
初回は「トラベル」から始まりました。
さすがに、時期が悪かった(自然災害の直後だったり、感染者数が増加傾向にあったり、など)と思います。
でもこれを頭ごなしに否定すると、観光業界も破滅に追いやられるほど、現実は厳しい状況だったと思います。


この「GO TOキャンペーン」、実は「GO TO トラベル」の後にも色々と予定されていました。
「イベント」「イート」「商店街」などです。
しかし、初回の「トラベル」がこれ程までに否定的な意見が多かったため、これに続く「イート」に影響が出てしまいました。
今後、残りのキャンペーンも実施が難しくなってしまったと思っています。

もちろん、感染者を増やすことは絶対に避けなければならない事だと思います。
しかしキャンペーン自体が頓挫してしまうと「感染する、しない」以前にこれらの業種の人達は職を失い野垂れ死んでしまうのでは、という懸念もあります。。

とても難しい問題です。。


以前にこういうブログを書きました。

そして、それから半月ちょっと経った時に、東京の新宿区が同じような事を始めました。
自分は「検査をした人に10万円」という事を書きましたが、新宿区は「感染者に10万円」という事で始めました。でも色々と波紋を呼んでしまう結果になったと思います。。(感染者に限定すると、よらかぬことを考える人が、故意に感染しようとしてしまう可能性も否定できないかと。。)

そして、現在の検査数と感染者数から考えると、約7%の人が(無症状の人も含めて)感染している(いた)という事になります。これは、ざっくり13人に1人が感染している、という事になります。。

これはかなり多い数字と言っても過言では無いと思います。

電車に50人の人たちが乗っていると約4人は(無症状も含めて)感染している可能性がある、という数字です。

30人の会社ならば2人は感染しているという数字です。


こうなると、個人的には「会社務めのサラリーマンも外出禁止」という事になってもおかしくない数字だと思っています。

でも、会社務めのサラリーマンが満員電車に乗って会社に行くことは特に問題視されずに今回の「GO TOキャンペーン」は叩かれます。。

本当に難しい選択を迫られる世の中になってきたと思っています。


これもかなり偏った考えかもしれませんが、今回の「GO TOキャンペーン」も「夜の街」も、「ライブハウス」も、相当叩かれていますが、ウイルスは食中毒のようにその場所で湧いて出たものではなく「そこにたまたま保菌者(厳密には菌ではありませんが)が来た」ということなのだろうと思っています。(これも過去のブログで書いています)
「夜の街」がウイルスを作り出した訳では無いと思っています。
もっと言うと、これだけの割合で感染者がいるとなると、感染ルートも上記の場所に限られる訳では無いと思っています。
クラスターと言っていても、もしかしたらそれ以前から感染していた人たちがたまたま集まったのかもしれません。
なぜなら13人に1人は感染している可能性がある、というデータなのですから。。
200人集まれば、そこでクラスターが起こらなくても15~6人の感染者がそこにいる可能性がある、という数値です。要するに200人規模で人が集まっているところで検査をすると15~6人の保菌者がいる可能が高い、という事です。ですので、別にそこでクラスターが起こったわけでは無いかもしれない、という事です。

今や、クラスターという概念で感染場所や感染ルートを調べることができない状況になっていると思っています。


そう考えるならば、できるだけ早い段階で国民全員が「検査」をして「陰性なのか陽性なのか」をきちんと把握する必要があると思っています。

もちろん、これをすると一気に感染者数は増えます。
でも今まで公表されている数値自体が、ある種まやかしなようなものなので(母数が少なすぎる)、一時的に感染者が急激に増えたとしても、その時点を「新たな計測のスタート」とすることで、かなり現実的な数値を把握することができると思っています。

今回の「GO TOキャンペーン」の1.7兆円という予算を考えると、国民1人換算すると17000円。
抗原検査の費用が約1万円と言われているので、充分に国民全員が抗原検査を受けることができる計算になります。(本来ならばPCR検査のほうが良いのでしょうがまだ高額なので、今は抗原検査という事になろうかと思います)
もちろん抗原検査が100%の精度があるとは思いませんが、現状の「誰か保菌者か全く分からない」という状況よりは数段良いと思っています。

観光業界はもう持ち堪えられない、という状況かも知れませんが、今後の「GO TOキャンペーン」を見送るのであれば、思い切って「GO TO トラベル」も中止とし、その予算で国民全員の抗原検査をする、という方法もありなのでは、と思ってしまいます。

もちろんこれには、検査キットの確保、医療機関の対応、など様々な問題点があるとは思います。

しかし、このタイミングで国民全員が「シロかクロか」が分かると、今後の色々な対策や経済の立て直しなど、かなりスピードアップできるような気がしています。

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