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依頼だけを伝えるのか、現状を把握して質問するのか

 お仕事をされる場面で、依頼や要望を伝える場面があると思います。
みなさんはどのように、依頼を伝えていますでしょうか。

 できるかぎり、相手の状況を確認したうえで、依頼をかけたほうが効果は高いです。どういうことでしょうか?

相手にも事情がある

 いきなり依頼をかけると、どうしても先約があったり、引き受けられない理由が存在したりします。

依頼者:もう少し早くしてください。
 
受け手:努力はするのですが、そもそもこの仕事を成立させるにはこういったことを組み立ててやる必要があり、時間がかかるのです。

こんなやりとりがあったとします。
おそらく、依頼者は特段考えずに、早くやってほしい という点の情報だけを捉えて依頼しています。

早くしてほしいにしても早くして欲しい理由を述べること、
また、相手がどのような状況なのかを考慮すると相手の心象も良いですね。

依頼者:最近忙しい感じですか?この仕事10日後に提出する必要があって、スピードをあげたいと思います。
可能なら、スピードを上げて欲しいのですが、難しい場合一緒に解決しますので、協力してください。

受け手:わかりました。実は・・

 ここまできれいにハマることはないといえ、遅くなっている理由を勘案して解決方法も検討できる素晴らしい案ですよね。

依頼だけを伝えるのか、現状を把握して質問するのか というお話でした。

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