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正しい「プランク」はどんな姿勢の人にもオススメしたいその理由とは

どんな姿勢の人でもお腹をスッキリさせる。そんな魔法みたいなエクササイズが、、、あります!

「お腹を凹ませたい」「お腹痩せしたい」そんな悩みを抱えるダイエッターはたくさんいます。

よく言われる「〇〇だけでお腹が痩せる!」のような宣伝をしているエクササイズやサプリメントのような商品は、一部の人には効果があるかもしれませんが、全員に効果が保証されているものではありません。

そもそもエクササイズに関しては、その人の姿勢によってもどのような運動をすれいいのかが異なるため、全ての人に共通してオススメなエクササイズというものは多くありません。

「でもいろいろな運動を覚えるのはめんどくさい」
「これだけでお腹が痩せるみたいな運動はないの?」

と思う方もいると思います。

実はそんな運動は、


あります!

正確に言うと、どのような姿勢の方でも共通して重要だと思われる部分に対するエクササイズがあると言うことです。

姿勢には様々な偏りが存在していますが、共通していることとして、骨盤の傾きに偏りが生じていることや、骨盤の傾きに合わせて背骨の動きにも偏りが生じやすいということが挙げられます。

つまり、骨盤がどのように傾いていようとも、骨盤をまっすぐにするエクササイズに関しては、姿勢の偏りに関係なく、重要であると言うことが言えます。

そんな骨盤の傾きを正しく修正するためのエクササイズが「プランク」です。

今回はそんなどんな姿勢でもお腹が凹みやすくなる魔法のエクササイズ「プランク」について解説していきます。
もちろん姿勢ごとに意識するポイントは異なるため、姿勢ごとの注意点についても解説していきます。

「お腹をスッキリさせたい」と言う方はぜひ最後まで読んでみてください。


プランクとは?

まずプランクとはどのようなエクササイズでしょうか。

プランクとは、両肘を床につけて、腕立て伏せのような姿勢になりそれを一定時間キープするようなエクササイズのことです。

キープする時間はその人の筋力や体力によっても様々あります。

プランクの注意点は、骨盤や背骨をまっすぐに保持させたまま、過剰に反らせたり、丸めたりしないようにすることが重要です。

プランクの効果としては、腹筋などのお腹の筋肉を全体的に刺激することができます。
その他には背骨や骨盤をまっすぐに保つことによって、背中の筋肉の過活動を抑えるなどの効果もあります。

プランクはお腹にも背中にも刺激が入ることが特徴で、そのためどのような姿勢の方でも必要な内容になります。

例えば、反り腰姿勢の人は背骨が反っているため、腹筋が伸ばされ力が入りにくくなっています。そのためプランクを行い、腹筋に力を入るようになることで、背骨が反りすぎないようになり、良い姿勢になるきっかけとなります。

猫背姿勢の人は、反対に腹筋が縮み、背筋が伸ばされています。プランクは腹筋を適度に伸ばした状態で保持する課題です。そのため腹筋を適度に伸ばした状態で保持する感覚を練習することによって、猫背姿勢によって縮んだ腹筋を伸ばし、反対に背筋には適度に縮んだ感覚を学習することができるため、こちらも良い姿勢になるきっかけを作ってくれます。

これらはあくまでも一例です。
もちろんプランクを行うことで全ての姿勢の悩みを解決できるわけではありませんが、どのような姿勢でも共通して背骨や骨盤の傾きの偏りが存在するため、それらの偏りを修正することはどのような姿勢でも共通して行うべき内容であると思います。

そんな万能なプランクですが、姿勢ごとによって意識するポイントが異なります。

意識するポイントを間違えてしまうと、プランクを行うことによって身体を痛めてしまう可能性があるため、次の姿勢ごとの注意点について確認しておきましょう。

姿勢の偏りごとのプランクの注意点

姿勢ごとのプランクの注意点ですが、ここでは大きく「反り腰タイプ」「猫背タイプ」に分けて説明していいます。

姿勢に関係なく意識するべきポイントは、「呼吸を止めないこと」です。
呼吸が止まってしまうと、身体が緊張してしまい、元々の力が入りやすい場所(例えば反り腰な背中、猫背ならお腹など)にさらに力が入るようになってしまいます。

呼吸が止まらないように意識することで、身体の余分な緊張を抑えることができるためプランクを行う際には「呼吸が止まっていないか」を意識して行いましょう。

姿勢ごとによるポイントに関してざっくり言うと、この2つのタイプの違いは、身体の前が縮んでいるのか、それとも後ろが縮んでいるのかが異なります。

具体的な内容ですが、
【反り腰タイプの注意点】
反り腰タイプの人は、腹筋が伸ばされているため、お腹に力が入りにくい状態であると予想されます。

反対に背筋は過剰に力が入っていることが多いため、プランクを行う場合には背骨が反らないように意識をしておく必要があります。

反り腰姿勢で腹筋が弱い人の場合は、プランク姿勢自体が過負荷になる可能性があるため、膝をついた状態でプランクを行うことをオススメします。

「呼吸が止まっていないか」を意識して、30秒程度は続けられる負荷量で行いましょう。

【猫背タイプの注意点】
猫背タイプの場合、腹筋が過剰に縮み力あ入った状態になっています。
反対に背中は伸ばされて力が入りにくい状態になっています。

そのためプランクを行う場合には、腹筋を伸ばしながら行う必要があります。

このとき意識するポイントは、身体を起こす順番を意識してみましょう。
プランクでお腹を床から離すときに、お尻の方から上げるのではなく、胸の方からゆっくりと上げていくのです。

腹筋の性質上、下っ腹の方を浮かす場合に力が入りやすくなっています。
そのため、胸の方から意識的に浮かせることで、腹筋の過剰な働きを抑え、適度にお腹を伸ばした状態で姿勢を保持しやすくなります。

これら以外でも細かい工夫はさまざまありますが、より具体的な意識の仕方は実際にお身体を見てみないとわからないことも多いため、気になる方は専門家による指導を受けることをオススメします。

どんなエクササイズでも姿勢ごとに正しい意識をすることが効果的な運動の方法です!

今回はどんな姿勢の方でもお腹を凹ませることができるプランクエクササイズについてお伝えしました。

今回のプランクに限ったことではありませんが、エクササイズは姿勢によって意識を変えることで正しい効果を発揮します。

正しい意識をするためには、姿勢への正しい理解が必要です。

今回の内容で、姿勢について少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

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