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心の支えになった歌②(2022.07.30)

 私は、創価学会の家で生まれて育って創価高校に通いました。しかし、大学生になってから、創価学会に疑問を持って学会を脱会し、信仰をやめました。

 その過程で自身が生まれ持った宗教とどう距離を取ったら良いのか、何が正しいのか、これからどうやって人生を生きれば良いのか、考える過程でかなりもがき苦しみました。心が追い詰められ、精神科のお世話にもなりました。今も、自分のこれまでの選択が本当に正しかったのか、まだ良く分かっていないし、時々過去のことを思い出して苦しくなることがあります。

 創価高校の仲の良かった友達に創価学会を脱会したことを打ち明けたことがありました。それでも仲良くしてくれるのは嬉しいけど、友達は信仰をとても大事にしていてそれを否定したくないし、私のように疑問を持って苦しんでほしくないと思うと、自分の心の核心の部分は話せません。なんだか、一緒に高校で信仰してた時と比べて心が離れてしまった感じがして少し寂しいけど、仕方ないのかなぁと思ったりしました。

 精神疾患に罹って、心と体が苦しくて苦しくて、罪悪感でいっぱいで、なんで自分は生まれてきてしまったのだろう、こんな自分なんて死んでしまえば良いのにと何度も思いました。それでも、私は両親や大学の友達、精神科の先生、ブログで繋がっている方たち、将来の夢など、自分を引き留めてくれるものがあったから、なんとか今生きています。

 ここでは、そんな私の心の声を代弁し、支えてくれた歌を、歌詞をピックアップして紹介します。

「再生」 作詞・作曲 ピコン
君と笑ってたこと独り思い出した
何故か感情がただ騒ぎ続けていた
これでよかったのか?どこで間違えた?
この胸の熱が冷めないのは何故?
浅い悪夢なら全て許せたのに
さらりさらり落ちてく何もかもが全て
何故か寂しくなる


「祈っているだけ」 作詞・作曲 Neru
初めて交わした言葉の一文字も
笑う仕草を揶揄う 一瞬でさえも
何もかも 間違いだった
それでも貴方に添いたくて
奏でたこのメロディーは
コーリン コーリンユー
「美しき結末を求める」なんて
叶わない世界なのに

「自傷無色」 作詞・作曲 ササノマリイ
こんな僕が生きてるだけで
なんで君はそんなに笑うの
君がそんな笑顔じゃ
悲しくても消えたくても
さよならする理由なんてもう
無ければいいのに

こんな僕が消えたところで
何億人のひとは変わらない
だけど僕を止める何かが
そんな顔しちゃ笑えないや

この記事はアメブロから転載しました。
https://ameblo.jp/ttherm00297200/entry-12756143264.html

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