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今まで試みた禁煙方法‼️

今まで何度も試みてきた禁煙。
この記事では過去の禁煙方法を紹介します。
尚、全て失敗に終わっていますので悪しからず…。

①少しずつ減らしてみた

私は初めて禁煙するにあたって「少しずつ本数を減らす」という、何とも自分に甘い方法を選んだ。

私は1日1箱ペースで喫煙をしていたが、それをまずは半箱に減らした。
予定では、更に5本に減らし、最終的には朝と夜に1本ずつにしようと思っていた。
言うまでもなく、手元にタバコがある。
止められる訳が無かった。
この禁煙方法は意志の弱い私には全くと言っていいほどに効果が無かった。

②スパッと止めてみた

徐々に減らすという禁煙方法に失敗した私は、手元にタバコを置くのを止めた。
「無ければ吸えない」という当たり前の環境を作り禁煙することにした。
「辛いのは最初の3日だけ」という言葉を信じひたすら耐えた。
しかし、外に出ればコンビニが目につく。
街を歩いていればタバコを吸っている人が目につく。
何なら、喫煙所の側を通る時にタバコの匂いを思いっきり吸い込んだりもしてた。キショい。
結局、ニコチンの離脱症状が辛すぎてコンビニに行きタバコを買った。

私の意志はいずこへ…。

③合わないタバコを吸う

これは友人が試して見事に成功した禁煙方法だった。
私はメンソールをこよなく愛していたから、友人が不味いタバコを吸えば止められるとお勧めしてきた。
迷わずハイライトを買った。
吸ってみると超タバコで、不味かった。
でも、結局は「お金出して買うなら好きなタバコを買うべきじゃない?」という謎の喫煙正当化思考により、この禁煙方法も即日断念したのだった。
もはや、禁煙する気あるのか?レベル。

④禁煙外来へ行く

もう、1人の力では止められないと悟った私は、禁煙外来に頼ることにした。
当時は1万5千円位で受けることができた。

私が行った禁煙外来では、ドクターから喫煙者の末路的な写真を複数枚見せられて「ほら、タバコなんて吸わない方がいいでしょう?」と、論される時間があった。
その写真は学生の頃、タバコの害について学んだ時に見た、真っ黒な肺の写真やシミだらけの顔になったマダムの写真だ。
申し訳ないが、私の心には全く響かなかった。
それから、「私はもうタバコは吸いません」という誓い書みたいなものを書かされた。
最後に、禁煙外来に行った方は知っていると思うが、タバコを止めるための薬が出された。
ニコチンが入っていてタバコを徐々に止めるものだとは思う。
残念ながら、私は帰宅の段階で「金をドブに捨てたぜ」くらいの感覚になっていた。
たぶん、ドクターが見せてきた子供騙しの写真や、タバコやめます宣言を書くという行為がおままごと感覚に思えてしまったんだと思う。
しかも意味不明な薬を処方され、飲むのが怖かった。
結局、禁煙のための薬は飲まずに捨てた。(は?

もうこの頃になると「私にはタバコは止められない」とハッキリ自覚していたんだと思う。

⑤1ミリのタバコにしてみる

私はだいたい6ミリ程度のタバコを吸っていた。
悪あがきで1ミリのタバコにしてみた。
女子っぽくピアニッシモにした。
あの細くて、強く吸い込んだらタバコごと喉に直撃するんじゃないか?とすら思える細タバコだ。
最初は独特の風味に困惑したが、味にはすぐ慣れて、1ミリでも満足できていた。

計画では1ミリのタバコにして、そのままフェイドアウトする予定だったが、気づいた時にはピアニッシモが相棒になっただけだった。
何なの、マジで。

⑥禁煙本を色々読んだ

禁煙セラピーとか、有名どころの禁煙本を数冊読んだ。
禁煙のコツだったり、心得みたいなものは理解できたが、それを実行に移すかは自分次第だ。
禁煙本を読んだからと言って、禁煙を実行に移すのか?はまた別問題というわけだ。
言うまでもなく、私は読破しただけで終わった。
単なる暇つぶしの感覚で読み終わり、実行には移さなかった。
もはや禁煙する気が無いとしか言えない。

⑦ベイプに切り替えてみた

これはご近所夫婦が禁煙に成功した方法だ。
ベイプに変えて好きなフレーバーのリキッドを吸う。
もちろん、ニコチンは入っていない。
メンソールの味だけでなく、多種のフレーバーが展開されていて、期待した。

ベイプを吸ってみると、めちゃくちゃ不快だった。
喉がイガイガして痛い。
手がリキッドでベタつく。
詰め替えが死ぬほど面倒。
なんならコイルが焦げて更に喉が痛い。
申し訳ないが、タバコとは全く別世界のものだ。

手入れも面倒だし、何よりフォルムがでかい。
お気に入りのバックに入れて外出したら、見事に液漏れしてブチ切れた。
そのままバックを汚したベイプを捨てて、ピアニッシモを買って帰ったのを覚えている。

⑥ニコチンパッドを貼ってみた

ドラックストアで売っているニコチンパッドを購入したことがあります。
お腹あたりに貼ってタバコを我慢する。
確かに、ニコチン欲求は減った気がしました。
しかし、めっちゃかぶれるんですよ、肌が。
貼る場所をこまめに変えたりしていましたが、ニコチン欲求は続きました。
それに、タバコよりは安いと思いますが、「高い」んですよね。
「もうタバコは吸わない!」と意思を強く持てば高いパッドに投資し続けられると思いますが、タバコとほぼ変わらない値段を投資し続けられるのか…。
私はNOでした。

なぜ止められないのか考えた

友人は禁煙できたのに、何で私にはできないんだろう?と何度も思ったことがあった。
直近ではコロナ騒動で、私より少し年上のママ友が禁煙に成功した。
彼女は「年齢的にもコロナになったら怖いなって思って。」と話していた。
酸素濃度がナンタラとか、そんな話だったと思う。
彼女は喫煙していることで中等症や重症化になるリスクがあるから禁煙したのだ。
コロナが流行る前の彼女は、私と同じくらい愛煙家だった。
「止められないよねぇ」とよく話していた。
要するに彼女は「恐怖心」から禁煙することに成功したわけだ。
私はコロナ禍だろうが、そこに喫煙による恐怖心が芽生える事は無かった。
喫煙に対するリスクを重く考えられていないのだろう。
タバコを止められない人の多くは、喫煙のリスクよりもニコチンを取り込む欲が勝っているに違いない。

なぜ止められないのか?
その答えは、喫煙に対する恐怖心が無いからじゃないか?と思っている。
止めた方がいいと思っていても、そこには現実的で具体的な恐怖心が無いのかもしれない。

若い頃、憧れから安易に手を出したタバコだが、まさか20年後に禁煙できずに悩むことになるとは思いもしなかった。
タバコはお金をドブに捨ててるのも同然とわかっていても止められない。

そんな私も今はタバコ(アイコス )吸っていません。
コンビニでタバコ買っていません。
なんなら、タバコを買いに行くことがないので、コンビニにすら行っていません。

自分でも信じられませんが、これが現実であり、事実です。
紙タバコやアイコスを止めたいのなら、私と同じ方法を試す価値はあると思います。


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