snow bear

アウトドア好きの中年男です。スキー歴25年、登山歴は夏山のみ20年、自転車ツーリング(…

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アウトドア好きの中年男です。スキー歴25年、登山歴は夏山のみ20年、自転車ツーリング(クロスバイク)を2年前から楽しんでます。あと英会話歴が独学で15年程度です。はっきり言って、自分にはそれしかありません。それらの記事を投稿しようと思っていますので、よろしくお願いいたします。

最近の記事

スキー検定2級攻略法

スキー検定2級では、基本ができているかを見られます。 基本=ターン後半の外傾(くの字姿勢)の理解です。 スキーはまず初めに、ターンの後半を理解することが最優先です。 ターン後半とは、スキー板が回り込んでくる局面です。小難しい細かい説明はあえてしません。 2級不合格の特に多いパターンは、スキーが回り込んでくるターン後半に、スキーの回転の勢いに流されるまま、上体が内側に傾きすぎる内倒です。 内倒とは、極端に表現すると、下半身と上半身が一本棒のように内側に傾くことで、その状態

    •  スキーでアイスバーンの滑り方

       アイスバーンやアイスバーン気味のツルツルした斜面では、スキーと雪面の摩擦が少なく一気にスキーが先走りやすいです。そのため、ターンに入る時が大事です。  アイスバーンでは、足首がしっかり前に入っていることが大事で、足首が90度に緩んだ状態でターンに突入すると、一気に暴走します。  具体的な方法として、これはパラレルターンができる人に限られるかもしれませんが、ターン後半、次のターンに入るちょっと前に、内足(山足)を後ろに引き付ける動きをします。太ももを後ろに引くイメージ。

      • スキーレッスンを受けているのに、なかなか上達しない理由

         シーズン中何回かスクールのレッスンを受け、自分なりに熱心に練習しているのに今一上達しない人も多いと思います。その理由と打開策を私の実体験に基づき述べてみます。ただし中級者~上級者以下限定です。エキスパート以上の方は読む必要はありません。  例えばスクールのグループレッスンを受けた場合、指導員から見れば、その人の滑りのダメ出しはすぐできます。また、Youtubeなどで動画をアップロードした滑りも、見る人が見ればダメなところはすぐわかります。しかし、そこでもらったアドバイスで

        • もっと違ったスキーの楽しみ方の提案(基礎スキーヤーの方へ)

           ゲレンデを熱心にすべっているスキーヤー方の多くが、いわゆるデモモデルの板を履き、小回りやら、カービングターンとやらを一生懸命練習されています。私も以前は検定を受けたり、スクールを受講したりと、熱心に基礎スキーを練習していた時期もありましたので、それはいいことだと思います。  当時も今も、なぜスクールに入って技術を磨く必要があるのかという問いの回答は、「技術が身につけば、パウダーや急斜面、山スキーなどいろんな斜面を自由にすべれるようになるからだよ」というのが模範解答だと認識

        スキー検定2級攻略法

          スキー、足首・膝・股関節を曲げる意味

          スキーのターンにおいて、足首・膝・股関節をしっかり曲げることが大事だと言われます。指導員からも口を酸っぱくして言われますし、スキー雑誌の技術特集を読んでも、必ずそのことが書いてあります。ですが、なぜそうすることが大事なのか?という詳しい解説はあまり聞かないので、今回はそのことについて語ろうと思います。 その重要性は二つあり、その一つはポジションが後傾にならないためです。 足首が緩むとスキー板が前に先走り、一瞬で体が後ろにいってしまい後傾になります。私がスキーを始めた頃は、ブ

          スキー、足首・膝・股関節を曲げる意味

          スキー用語をシンプルに考える

          今回はスキー指導員がよく使う言葉、荷重・回旋・角付けの3つについて、私の解釈を述べます。そもそも私は約20年前にSAJバッジテスト1級を受かった時でさえ、その言葉を意識したり、意味を考えたこともありませんでした。というか、よくわかりませんでした。こういう用語がスキーを小難しくしてしまうと思っているので、今回なるべくシンプルにまとめてみようと思います。 まずは角付け。スキー板には両サイドにサイドカーブの形状があり、金属のエッジがついています。そのスキーのエッジが傾いて雪面に対

          スキー用語をシンプルに考える

          スキーのターンをシンプルに考える

          私のような一般レジャースキーヤーにとって、スキー用語は理解しずらい。 そういうわけで、もっとスキーをシンプルに理解したいと思いました。 まず、スキーは回転運動なので、ターン外側に遠心力が働く。これは物体が回転運動すると自然に発生する力で、スキーヤーを回転方向外側に吹っ飛ばそうとする力です。これはターンスピードが上がるほど強くなり、スキーヤー自身はその力と釣り合いを取るために、ターン内側に体を傾けることで遠心力とのバランスを取ります。 遠心力との釣り合いを取るために体を内側

          スキーのターンをシンプルに考える