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母娘 京都ホテルステイ 〜ROKU KYOTO LXR Hotels & Resort~

昨年春に行った京都旅、せわしなくしていたら夏どころか年を越してしまいました。
まだまだ寒い日々ですが、暖かくなるまであと少し。
沢山写真に収めておりますので、来春の旅行の参考にしていただけると幸いです。

宿泊したのはROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
LXRはヒルトンホテルグループのラグジュアリー・コレクションです。
2021年9月16日に開業したROKU KYOTOは、アジア太平洋地域での初進出のLXRホテルです。
京都には続々と外資系ホテルが開業していますが、その中でも特に話題になっていました。
私がここを選んだ1番の理由がその場所にあります。

豊かな自然に囲まれた京都の奥座敷、洛北に誕生した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク キョウト エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ)」。琳派発祥の地と言われ、古くから芸術家たちに愛されたこのリゾート地で、「Dive into Kyoto」をコンセプトに、知られざる京都の奥深い魅力に浸る唯一無二の体験と非日常のリラクゼーション空間を提供します。雄大な自然の景観を生かしたスパ施設では天然温泉を使用したサーマルプールが愉しめ、お客様の心と身体を安らぎの時間へと導きます。

LXR Hotels & Resorts 公式HP

京都には何度も訪れていますが、仕事の都合で中心部に宿泊したり、もしくは東山、祇園や嵐山などTHE観光地に宿泊していました。
今回は母の誕生日祝いがメイン。
都会の喧騒から離れてゆっくり過ごしたいとのご要望。
京都駅からは車で30分ほどの距離にあります。
中心地から離れているため、自然豊かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。


エントランス

京都駅のバス停は非常に混雑していたため、烏丸線で北大路駅まで移動し(15分かかりません)、そこからタクシーに乗ってホテルへ向かいました。
運よくタクシーを見つけることができましたが、そんなに数は多くないとのことでした。

佛教大学を過ぎ、ゆっくりと高台を上っていくと美しいロータリーが広がります。

曇天

この日はチェックイン前にアフタヌーンティーを予約していたので、そのままレストランへ案内していただき、テーブルでチェックイン手続きできました。

エントランス入ってすぐのオブジェ
暗くなるとライトアップされます

デラックスルーム

お部屋に参ります。
廊下は白と明るい木目を基調に、非常にシンプル。
所々にアートが飾ってあります。

宿泊したのはデラックスルーム。
大きな窓から差し込む光がとても気持ちの良いお部屋です。

天気が良いと眩しくて目が開けられないほどです。

窓からはレストランが見えます。
母の誕生日のお祝いだったので、可愛らしいお菓子のプレゼントを置いてくださっていました。

カーテンを閉めると温かい光で落ち着いた空間になります。

ベッドはとても寝心地がよく、母は自宅よりもよく眠れたと言っていました。
バスルームから寝室が見える仕様のホテルって多いですよね
ベッド周り。照明やカーテンのスイッチはそれぞれのベッドの隣にあります。
バルミューダのスピーカー。4万円弱するそうです。
Bluetooth対応スピーカー
テレビの配線が見えないのが個人的にとても好きです
テレビ左手には立派なキャビネットがあります
明るい時間に
整然と並んでいます
上段にはお酒、お菓子。数本だけを配置するスタイル
茶器もおしゃれ
お水は毎日2本
引き出しにはカトラリー。このお皿欲しいです。
隙間が美しい。京都紅茶が美味しかったです。
電気ケトル。先が細長いものだとコーヒーを美味しく抽出できると、ハリセンボンのはるかさんが言ってました。
冷蔵庫には有料のドリンク

クローゼットは広くてとても使いやすかったです。

セキュリティボックスが大きかった
バスローブ
パジャマは別にあります
アイロン
スリッパと雪駄があります

バスルームはシックな色で統一された広々空間です。

ダブルシンクです
アメニティがズラリ!
引き出しにも十分すぎるほどにズラリ。使用すると翌日補充してくださっていました。
レプロナイザー4D Plusはツヤが出ます
バスルーム
しっかり深さもアリ

お化粧室内もとてもお洒落です。

食事

夕食は外でいただいたので、朝食とアフタヌーンティーのみ利用しました。ホテル内のレストランは「TENJIN」のみです。

テラス席もあり、四季折々の景色を楽しむことができます

朝食はロク ブレックファスト(¥5,692)
最新のメニューはこちらをご覧ください。
ビュッフェとメインメニューを選びます。1日目・2日目でオムレツ(具材全部入り)とエッグベネディクトをいただいてみました。
どちらも絶品!
特にエッグベネディクトのソースが最高に美味でした。

メインはさておき、まぁビュッフェでしょう?と侮るなかれ
京野菜や地のものを使った、健康に良さそうなメニューばかり。
年齢層が幅広いこともあってか味付けが濃すぎず、油っぽさがなく、どれも美味しくいただくことができました。

また、宿泊プランとは別で予約が必要ですが、アフタヌーンティーもすごくよかったです。
一時期、都内でアフタヌーンティーめぐりにハマって10ヶ所以上は行ったことがあるのですが、味・見た目の美しさに雰囲気が合わさって優勝でした。

美しい緑を眺めながら

フィットネス

旅行先でも筋トレしないと落ち着かない人は1階へ。

その先には美しいモダンな空間が広がっています。

左手にはゆったり過ごせるソファ

右手にフィットネスエリアがあり、奥に見える階段を下りるとスパがあります。
スパやフィットネス目的でなくともこのスペースを利用することができます。どの時間に来ても混み合うことがなく、読書したりボーッとしたり、とにかくゆったり過ごすことができます。

大きな窓から見える景色も素敵です。
プールから湯気がモクモク出ていますね、実はこちら天然温泉を使ったサーマルプール。冬でも利用することができます。
今回は母を説得できず利用しなかったので、次回の楽しみにしたいと思います。

夜も落ち着く雰囲気。

さて、中に入ります。

フィットネスエリアとは思えない、お洒落なインテリア。
タオルもおしぼりも水も自由に利用することができます。

外の綺麗な景色を眺めながらだと、退屈な有酸素もできる。
ランニングマシンからバイク、ローイングマシンなど十分な設備が整っています。

こんなにダンベルの種類があるのは非常にありがたいです。

ケトルベルもあります!

2泊3日の間に3回利用したのですが、他に利用されている方は1人しか見かけませんでした。
この広々空間を独り占めできる時間、なんて幸せ。トレーニーの方はぜひご利用ください!

ティーハウス

旅行中も出張中もホテルの部屋にこもっているのが苦手なので、よくラウンジ、共有スペースを利用します。
ROKU KYOTOにはTEA HOUSEというスペースがあります。

営業時間は7:00~21:00で、早朝からも利用できるのがポイント高い。
お茶もコーヒーも自由にいただくことができます。

ゆったりくつろげるソファー席、パソコン作業をしやすいテーブル席など、様々なタイプのお席が用意されています。

ROKU KYOTOのオリジナルグッズもあります
京都ならではの茶器も

窓の外の風景とも調和しており、どこを切り取っても絵になる空間です。

施設内

朝早く起きて施設内の散歩をしました。
緑豊かで清々しかったです。

エントランスから客室まで続く、水盤が素敵でした。

近隣の観光地

ROKU KYOTOではゆっくりホテルステイを楽しむことができますが、せっかく京都に来たので少し観光も。
繁華街からは離れていますが、徒歩でお寺や神社にも行くことができます。

今宮神社

別名「玉の輿神社」とも呼ばれている今宮神社。
初めて訪れたのは玉の輿狙い。
というわけでもなく、近くのお団子屋さん狙いだったのですが、とても華やかで美しく保たれており気分が良いのでいつも訪れています。

そもそもなぜ「玉の輿神社」と言われるのかというと、かの有名な徳川五代将軍綱吉の生母である桂昌院(大奥の江波杏子さん)から。
彼女はお玉という名前で身分が低い八百屋の娘さんだったのですが、徳川家光に見初められて側室になりました。このシンデレラストーリーから、「玉の輿」という言葉ができたそう。
そのお玉が復興した神社ということで、後に玉の輿、良縁に御利益があると言われるようになったそうです。

朱印帳も八百屋さんにちなんだ可愛い野菜のイラスト

実はわたくし、こちらの神社を訪れてからすぐに昇給。
2度目に訪れた後にも昇給しまして・・・
玉の輿はさておき、お玉さんの強運にあやかることができたのかもしれません。
ちなみにこちらの神社に来るのは秋が一番好きで、すごく綺麗です。

かざりや

もう何度訪れているかわからない、あぶり餅の老舗「かざりや」さん
以前も記事に掲載していたのですが、相変わらずおすすめです!

今宮神社を出てすぐ、田舎に帰ってきたような安心感。
お店のお姉さん方がニコニコ可愛らしくて、いつも癒されます。

甘い白味噌と香ばしい香り、絶品です。
1人前で串が10本、600円
以前は500円だったので値上げしたようですが、30年間も値上げしなかったそうで・・・600円でも700円でも1,000円になったとしても私は通い続けると思います。それくらい本当に美味しいです。

お茶は無料で出してくださいます

金閣寺

金閣寺にも歩いて行けます。
誰もが中学校や高校の修学旅行で訪れたであろう金閣寺。

これぞ京都

2020年に舎利殿の屋根を改修したばかりだそうです。
周囲の庭園も含め、すべてがあまりにも美しく整えられているので「歴史を感じる」というよりは「京都らしさを感じる」という感じでしょうか。

外国人の観光客が8割くらいで、あまり日本人を見かけませんでした。
せっかくなので抹茶をいただきました。

これまでの京都旅行では混雑する観光地をバタバタとまわることが多かったのですが、今回はほとんどの時間をホテルでゆっくりと過ごしました。
広々としたホテルで美味しい食事、緑豊かな道を散策、一流の接客
たまには少し贅沢なホテルでどこにも行かずにのんびり過ごすのもいいなと改めて思いました。
ROKU KYOTOでは茶道、機織りや陶芸などの体験プログラムも用意されているので、アクティブ派の方にもおすすめです。(「お坊さんと巡る御室八十八か所」というアクティビティもありました!)
私もまたお伺いしたいと思います。

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