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国立小受験にあたり培っておいて良かった力(5)良い姿勢を保つ力

「国立小受験にあたり培っておいて良かった力」も最後となりました。今回は「良い姿勢を保つ力」について書いていきたいと思います。

第一印象は姿勢で決まる?!

コロナ禍でマスク生活が当たり前となった昨今(来月からはマスク着用が緩和されそうですが)、第一印象は表情よりも姿勢に左右されることが多いのではないかな、と個人的に思っています。「純粋な学力勝負」とは言い切れず、考査時間も決して長くはない小学校受験では、第一印象はとても大事だと思います。

お受験準備を始めた時、娘は決して姿勢の良い方ではありませんでした。今でも食事中や勉強中にきちんと座って!と私から日々言われています。

それでも、ピアノを弾く時、保育園の発表会で歌を歌う時など、ここぞという時に良い姿勢を保てるようになりました。それから試験本番の日、ピシッとした姿勢で考査室へ向かって歩いて行ったことを覚えています。

良い姿勢を保つのは体幹×意識

では、良い姿勢を保てるようにするにはどうすれば良いのか。ここでポイントになるのは、体幹と意識のコンビネーションです!

私は学生時代にミュージカルを始めたのですが、始めたばかりの頃は姿勢が悪く、それを矯正するのにとても苦労しました。

ミュージカルスクールに通ったり、ダンス教室、バレエ教室に通ったりしながら、少しずつ直していったのですが、その中で姿勢が良いバレリーナ、ダンサー、役者の方々は体幹が非常に鍛えられていることに気づきました。ダンスレッスンなども体幹トレーニングがレッスンメニューに入っていることが多いです。

体幹がしっかりしていないと、ターンをした時に軸がぶれたり、動く⇒止まるの切り替えがスムーズにできなかったりするので、当然と言えば当然。

ただ、体幹を鍛えればそれで終わりという訳ではなく、良い姿勢を保とう、という意識が大事になります。今でこそ職場で「いい姿勢ですね」と言われることもある私ですが、元々なで肩で巻き肩になりやすいこともあり、この意識が希薄な時はすぐに猫背になってしまいます。

例えばCAさんで姿勢が良い方が多いのは、相当意識されているからなのではないかなと思います。

体幹をどう鍛えたか

体幹×意識が大事なのはわかったとして、子供の体幹をどう鍛えるか、ということについて触れたいと思います。

娘は外遊びが大好きなこともあり、小さい頃から色々な公園の遊具にチャレンジしてきました。公園に行くとよく、遊具で遊ぶ子供に付き添っている親御さんがいらっしゃいますが、我が家は命に危険が及びそうな遊び方をのぞいて、見守ることに徹しています。

初めて行った公園の遊具でも、自分で身体の使い方を考え、何度もチャレンジする。そうするうちに、自然と体幹は鍛えられていきます。

また、娘は年中の春から、体幹トレーニングをメインとした体操教室に通っています。お受験体操教室ではありませんが、某校で定番のクマ歩きやサーキットトレーニングなどをやっているようです。

本人が体操をやりたい、と言い始めたことをきっかけに夫が色々と教室を探したのですが、この体操教室と出会えて本当に良かったなと思っています。(詳細はまた別記事にて!)

良い姿勢を意識させるためにどうしたか

娘の場合はお受験を意識する前からこうして自然と体幹を鍛えていたので、土台は出来上がっていました。経験則から、最後は本人の意識だと分かっていたので、お受験1か月くらい前から姿勢については口を酸っぱくして言っていました。

また、壁に背中をぴったりとくっつけ、顎を少し引く姿勢をとってもらい、「良い姿勢はこうだよ」というのが体感として分かるように、一緒に練習しました。「天井から糸で引っ張られているように」「バレリーナのように」など、色々な表現を使ってみたりもしました。

まとめ

ここまで5回に分けて、国立小受験にあたり培っておいて良かった力について記事を書いてきました。こうして振り返ると、ペーパーももちろん大事ですが、基本的な生活習慣、体力などの土台がしっかりしていることが合格に結びついたのかな?と思えてきます。

卒園・入学準備などでしばらく忙しく、不定期での更新とはなりますが、引き続き執筆していきますのでよろしくお願いいたします。

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