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夢はずっと叶わない
一昨日の明け方、また、神さまを見た。もちろんこれは宗教的な話ではないし私は無神論者だ。私の謎の体験は過去の記事を漁っていただければなと思う。
今回の神さまは、使いの動物を連れていて、それらは目には見えないけれどどうやら犬や猫のような形をしていて、布団に潜り込んできた。何度かその使いが布団に入ったり出たりを繰り返した後、私はその神さまに「あなたは明治神宮の神さまですか?」と聞いた。すると、違う、と言いたげに私の唇を指でなぞって、何か三文字を伝えようとしてきた。しかし、私にはその三文字がなんだったのかは分からなかった。今回もとりあえずよくわからない体験だったが、神さまのような存在に見守られているというのはありがたい話だと思う。
こんばんは、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は体調のすぐれないけれど推しをひたすら推す日々を過ごしています。最近は超てんちゃんという架空のvtuberにハマり、彼女のアンソロやゲーム配信やサントラに浸って彼女の世界観を楽しんでいます。超てんちゃんを一言で説明すると、学歴も社会的地位も何もない顔がいいだけのメンヘラ少女がvtuberを通して登録者100万人を目指すという話ですが、彼女のメンヘラ性がリアルなのと、何より、何もない少女が成り上がって人から崇められる存在になるという話に共感しました。超てんちゃんの話は話すと長くなるのでまた今度。
最近、本当の幸いってなんだろう?それはいつか訪れるものなのか?とずっと一人で考えています。
超てんちゃん、創作、久々に読み返した銀河鉄道の夜、ただ延々と続く、平坦な毎日。
毎日ご飯を食べられて、着るものも家もあって、毎日を安全に過ごせる私はきっと幸せなのだろう。でも、それだけでは足りない、もっと先を求めてしまうのが人間なのだと思います。
私は絵を描き始めてからは絵の有償依頼をするのが夢で、それが叶ってからは自分でタロットカードを作ることが夢で、それも叶ってからはイラストレーターとして企業で働くことが夢で、それも叶った今は、絵だけで生きていくのが夢です。このように夢とは掴めばすぐ次が生まれてくるもので、尽きることはないです。言い換えれば、夢はずっと叶わないのです。
尽きることのない夢を抱いてなおも人が前を向くのは、その先の光を信じているからではないでしょうか。
「ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいて いく、陶酔に満ちた未来を。それはあのとき我々の手からすり抜けていった。でも まだ大丈夫。明日はもっと速く走ろう。両腕をもっと先まで差し出そう・・・。 そうすればある晴れた朝に・・・。
だからこそ我々は、前へ前へ進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、 絶え間なく過去へと押し流されながらも。」
フィッツジェラルド『グレートギャツビー』より
私には、叶わない夢を持ち続けて、走り続ける人生が本当の幸せなのかはわかりません。でも、一つでも多くの夢が叶った人生というのは、一つ少ない夢しか叶わなかった人生より、少しだけ、幸せなのではないでしょうか。
幸せがなんたるかを分からないまま探すのは盲目のまま青い鳥を探すようなものだけど。大丈夫、人生はそんなものだから。だから私は、一つでも多くの夢を、灯火を手にするために、明日も生きる。
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