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200mダッシュを始めよう②

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。僕は帰宅した。

玄関にカバンを置き施錠した後で、僕はアキレス腱を伸ばします。
「今日もやりますか!」
僕は200m先に鎮座している、神社の鳥居に向かってダッシュをしました。

無事に鳥居をタッチすることに成功。大きく息が乱れるも、呼吸を整えながら、やっぱりダッシュしたあとは気持ちがいいなって思うのです。

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2本走ったあとで、僕は玄関のドアを開けました。

「嗚呼…今日も暑かった。今宵も湯船には浸からずに、シャワーだけで済ませよう。さすれば水道代とガス代、それに大幅な時間を確保できるじゃん」

ってなことで、早速僕は全身にシャワーを浴びた。シャンプー、リンス、洗顔、そしてボディを洗い、最後にもう一度シャワーを浴びている時だった。

「えええええッ………太ももがスッキリしている。なんか締まってるゾ」

僕は一度シャワーを止めた。そして改めて太ももを見てみる。

「うん、間違いないネ。ええええええッ………ふくらはぎも太くなってるゾ」

そうなんです。シュッと引き締まった太ももとは裏腹に、頼りなかった第二の心臓であるあのふくらはぎが、なんと太くなっていたのです。

「まままままままさか、そんなことはないよネ?」

僕は恐る恐る、自分の尻を触ってみた。

「嗚呼…わずかだけど尻肉にハリを感じる。尻肉も締まってきたってことか。本当に? 凄いじゃん。やったね。うれぴー」

僕は嬉しさのあまり、浴室でパラパラを踊り始めました。片手を天に向かって伸ばす度に、ドン、という音を立てて僕の手は壁にぶつかるのでした。

バスタオルを使用しながら全身を拭いたあとで、僕は姿見の前に立った。もちろん、マッパの状態で。

すると確かに太ももがスラッと、スリムになっています。ふくらはぎにはしっかりとした筋肉が。何度見ても心が躍ります。

僕は身体を反転させると、首を思いっきり後ろに向かって捻ります。そして尻肉をガン見します。わずかに尻肉が上がっている気がします。

さらに僕は尻肉を掴んで叩きました。パン。ペチン。ペチン。

尻肉にハリを感じるのは間違いなく、さらに尻肉と太ももの境界に存在していたダル肉がなくなり、尻肉と太ももとの境界線がくっきりと見えるようになったのであります。

「200mダッシュをはじめて5週間。まあ禁酒はやめてしまったけど、今こうして目視にて結果が出たことを確認した僕は、とても幸せだ」

僕は嬉しさのあまり、もう一度パラパラを踊りました。マッパのパラパラ。

これはこれでとても開放感があって良かったです。

猿股を着用し、軽くストレッチを行ったあとで、僕は両手でメタボ腹を掴みました。ガッツリと付着している贅肉。上下に揺ってみます………。

絶望します。

だけど、僕はめげずに立ち上がると、再び姿見の前に立ちました。

「いよいよ時が来た。僕の下半身は蘇った。次は本丸である、メタボ腹の改善に挑む。これは大いなる長期戦となることであろう。だけど僕は負けない。このままの勢いで進軍あるのみ。皆の者、出陣せよ!」

僕はテーブルに置いてあったスマートフォンをタップ。

あの名曲である、ZARDの曲を聞きながら、猿股姿のまま、僕はスクワットを開始したのであった。




【了】



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