見出し画像

単位が変わるだけで意味合いが全く異なる

小学校2,3年生ぐらいの時に単位の勉強をやりました。長さの単位ではmmからcm、cmからm、そしてmからkmの変換をやりました。

そして宿題の時に、間違えて100kmと書くところを100mと書いて提出しました。

当然バツをもらったわけですが、このときの自分は「kmでもmでも別にどっちでもいいし、たいして変わらないでしょ」と思っていて、全然納得しませんでした。

バツなのはもちろん習ったことを使えていないというのが理由なのですが、それだけではなく単位を間違えてしまうと意味合いが全然異なります。

まず、1000m=1kmなので、100m=0.1kmです。数字を見ただけでも全然違うことがわかります。

実際の例として、学校で100m走というのを計測するのが体育の授業であります。大体12秒から17秒ぐらいですよね。逆に走らず歩いてみると大体1分ぐらいかかります。

これに対し、100kmは車で高速を使ってだいたい1時間半弱かかります。

100キロマラソンというものがあるのですが、これは24時間以内にゴールすることがノルマです。

人間の足では100キロという距離は丸1日かけないと到達しない距離なのです。

移動する時間が、1分と24時間では天と地の差です。

mの後ろにkがつくかつかないかによってこんなにも変わってしまうのです。

今までは長さの話をしていましたが、今度は面積の話をします。
まず1㎢=1000000㎡です。

大阪市にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)と呼ばれるテーマパークがありますよね。

このUSJの大きさを使っていきます。

USJの面積は

54万㎡です

Wikipediaより

日本の面積は

38万K㎡です

Wikipediaより


もしUSJの面積を54万K㎡と書いてしまったら大変です。

日本の面積よりも大きくなってしまい、北海道から沖縄までの日本すべてがUSJになってしまいます。

ちなみに54万K㎡に近い面積の国は

フランスで

55万K㎡です

Wikipediaより

しかし、USJ よりも小さい国が世界には存在します。

その国とは

バチカン市国です


この国は世界で最も小さな国でありその面積はなんと

44万㎡です

Wikipediaより

バチカン市国はヨーロッパに存在していて、イタリアのローマ市内にある国です。

国によって面積がかなり異なりますね。


<まとめ>

単位を少しでも間違えると意味合いが全く異なってしまいます。

これは長さや面積など、どんなものでも同じことです。

単位を書く場面がある時は慎重になって書いてください。

ではまた。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?