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朝晩は冷え込むのに、日中は汗ばむ陽気の大阪で鍼灸マッサージ師をしています。田中弥三郎です。

先週のことですが、数年ぶりに腰痛が出てきたのです。

久しぶりの違和感

最初はどうってことなかったけど

とくにきっかけらしいものも思い当たらないのですが、気が付けばじんわりと腰が痛むのです。つぎに気が付いたら、痛みは改善されていました。
なので、まったく気にも留めずでした。
普通に仕事もできますし、忘れるくらいです。
アラフォーだし、そんなこともあるよな。
なんて思っていました。 

あれ?また痛い?

そんな感じで何も考えずに仕事を続けていました。別に支障が出るほどでもないし、集中してたら忘れるくらいなので。
だけど、患者さんを立たせるのに支えたとき、
「マズい!!怖い!!」
っと思いました。
怖いと思うだけで済んだのでよかったのですが、腰痛が治ってないどころかちょっと悪化していました。
これはいかん。
マッサージ師として、これはイカン。
とりあえず思い付く限りのストレッチを試してみました。
いくらかは改善されたのですが。
根本的な痛みが取れない、、、
マズい。

そのうち治るなら、

試行錯誤してみたけど

ストレッチとか、湿布薬とか。
湿布もイマイチだったので、お風呂で温めてみたり。
片っ端からやってみました。
別に思い当たることも熱感も冷え感もないのですが、これも学びと手当たり次第に。
お風呂はちょっといい感じだったけど、劇的改善ってほどでもなく。
さぁ、どうしたものか。
と思ってたら、日曜日になりました。

治った。なぜだ。

日曜日は、妻と舞台鑑賞でした。
大阪上本町の新歌舞伎座、大地真央さんの舞台、
『最高のオバハン』です。
千秋楽だったのもあり、最高に盛り上がって楽しめました。
その後は少し百貨店をうろうろと。
あれ?治ってる?
治っていました。これといったことは、何もしてなかったのに治りました。
なぜだ。

そのうち治る、のか?

腰痛の原因は

結局考えてみたら、下半身の冷えからの腰痛でした。白衣のズボンはジャージー生地で薄いんです。「ちょっと寒い気もするけどまぁいいやー」
なんて調子でバイクに乗ってたから、冷えてしまってたんですよね。やけにトイレが近かったのも、冷えのサインだったのに、気付けないままでした。

日曜日は普段着でジーパンですし、バイクにも乗らないので冷えません。劇場は若干、暑いくらい。百貨店もそうです。
温かくしてたら、勝手に治りました。
勉強不足です。

『そのうち治る』の矛盾

そのうち治ると思ったら、全然治らなくて。日曜日になったら嘘みたいに治って。
結果的にはそのうち治ったのですが、一週間前の自分に言ってやりたいことがあります。

『そのうち治るんなら、とっくの昔に治っとるわ!!』
『数日経って治ってないのに、そのうち治るとかいう考えに逃げるな愚か者!!』

そのうち治るくらいなら、痛かったことも忘れるくらいで当たり前です。
それを約一週間、だらだらと痛みが出たり軽くなったり。マシになったかと思ったら、微妙にひどくなったり。
全然、そのうちには治ってなかったのです。
なのに高を括って「そのうち治る」などと。

これが患者さんが言ってたら、
「冷えたのかも知れませんよ、朝晩だいぶ肌寒い感じですし。」
ってすぐ言えるんですが、自分のこととなると過信・慢心が出てきますね。
どうにか治ってくれてよかった。気付かせてもらえた痛みにも感謝せねばなりません。


これから冬に向かって気温が下がることでしょう。皆さまはどうぞ、お大事になさってくださいませ。

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