オルタナティブスクールに一ヶ月通って　彼に変化はあったのだろうか？

どうもワタクシせっかちなところがあって

早く目に見えた結果がほしいと思ってしまう。
乾ききるまで待てずに取り込んでしまう洗濯ものとかね。

なかなか長い目で見ることができないのが玉にキズ。

そんなワタシがににくんをオルタナティブスクールに通わせて
初めのほうはもう

今日なにしたん？
勉強とかしたん？
畑とか耕したん？

根掘り葉掘り聞いてしまっていた。
あほだなあ。

そんなにすぐ変化がでるはずないのにね。

ゴールデンウイークにはキャンプに行ってきた。
ちょっと驚いたことに
ににくんがキャンプ場のスタッフの人に
自分であれこれ質問していた。

あれ？ににくんてそんな人だったっけ？
いつも
ママーっあれって使っていいのかなあ？って
ワタシに聞いていたのに。

そしてキャンプの醍醐味である火おこしで
もう大人の制止を聞かずに
薪でたいまつをつくったりかまどをつくったり、パパに盛大に叱られていた。

いや、弟べちくんはもともとそういう子だったけど
ににくんはもっといいこちゃんだと思っていたが？

いや、なんだかんだ今まで小学校のルールの中で萎縮していたのが
素にもどっただけかもしれない。

ああこれが変化ってやつかもしれない。

キャンプの帰り道
ヘタレのワタシはぐだぐだで早く帰りたいのに
彼はヒスイ海岸へ寄りたくて
車の後部座席でヒスイの良さを延々とプレゼンテーションしていた。

昨日からは日常にもどり
スクールでににくんは自分のプロジェクト
YouTubeを作ったり、ハムスターの飼いかたを調べたりしているし

べちくんは音楽で習った歌を良くない替え歌にして
ワタシの耳元で歌っている。

いいぞいいぞ、そうやってどんどん変化しておくれ
少年たちよ。