野球週間【4/11-16】

☆基本ルール☆

①分かりやすい指標を使う(打率/防御率など)。
②試合中の光ったプレーを紹介する。
③勝敗は重視しない。
④セイバーメトリクスは選手紹介の時のみ用いる。分析には使用しない。

※個人メディアを使用する場合、投稿者や利用したサイトを明記する。
引用拒否の通達があった場合、直ぐに掲載を取り下げる。


4/11

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

オリックス・バファローズ マーウィン・ゴンザレス

2打席連続ホームランで則本投手を打ち砕きました!

スイング軌道が内から出てきて最短でコンタクト出来ていますね。

元メジャーリーガーの本領発揮という形になるでしょうか。変化球は容易に捉えることが出来そうな状態です。これから先も楽しみですね。


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埼玉西武ライオンズ 児玉亮涼

児玉選手が3安打の活躍。勝利に貢献しました!

私が現地で見た大学時代は狭いスタンスだったので、オープンスタンスで待ち足を大きく上げる構えになっているのは驚きです。

当時は右方向へのバッティングが目立ち、引っ張りは期待できない状態でしたが、今は振り抜いた上で飛ばせていますね。

タイミングを取る能力が高く、下半身の強い選手だけが許されるフォームです。正にプロの技。今後も活躍を続けてほしいところです。



4/12

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

阪神タイガース 村上頌樹

7イニングまでをパーフェクト。

8回に後続が打たれ初勝利とはならなかったものの、今期初先発のマウンドでベストパフォーマンスを見せてくれました。

完全試合見れなかったのがとても残念です…!

この好投を次回に繋げていってほしいところです。


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オリックス・バファローズ 茶野篤政&太田椋

茶野選手に初打点が出ました!

2日間やや調子が下降していましたが、振り抜いて引っ張ることが出来ましたね。

オリックス不動の1番となるため、更に打点を積み上げていってほしいと思います。


太田選手の先制ホームラン!

日本シリーズで見せたようなバックスクリーンへの一発。やはり逆方向への長打が魅力です。

ファームから上がってきて絶好調。打率は4割まで上昇しました。

茶野選手と1.2番で躍動してほしいですね。



4/13

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

埼玉西武ライオンズ 今井達也

今井投手が9回11奪三振の好投。

8回1死まではノーヒットノーランを継続していました。惜しかったですね。

作新学園から入団して7年目。まだ二桁勝利はありません。

今年は10勝以上を狙うシーズンになるでしょうか? 今後の投球にも期待です。

※前週の記事で「武隈氏の背番号を受け継いだ高橋光成投手」と紹介しましたが、正しくは今井投手でした。こちらで訂正します。(文章は変更済み)



4/14

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

北海道日本ハムファイターズ 野村佑希

日ハムにエスコン第一号が出ました!

清宮・野村・万波のクリーンナップを形成してから毎日3人の誰かが打点を挙げている日本ハム。

チームは現状苦しんでいますが、若い3人の活躍もあり未来への期待が持てます。

更なる進化を見せて新庄監督の起用に応えたいですね。



4/15 

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

広島東洋カープ 秋山翔吾

秋山選手のサヨナラホームランです!

ビハインドのチームを救う一発となりました。開幕から4割の打率を維持し絶好調ですね。

帰国直後の前年よりタイミングの取り方がよく、逆方向にも強い打球を打てています。

プロ野球の安打記録(216安打)を持つ秋山選手。更なる活躍にも期待しましょう。



4/16

本日もNPBの試合結果をお伝えします。

pick up

福岡ソフトバンクホークス 中村晃

中村晃選手がインハイを持っていきました!

自律神経の病気を公表してから4年、ここ数年は100試合以上に出場し元気な姿を見せています。

例年夏場に失速してしまっていますが、体力面のディスアドバンテージを乗り越えシーズンを走り切ってほしいですね。応援しています。



今週のMVP 

中日ドラゴンズ 細川成也

動画投稿者:『shiodora』様

今週のMVPは現役ドラフトで中日へ移籍した細川選手。

5日間で18打数8安打と打ちまくり6得点を上げました。

打点は2ですが、6回ホームへ還っているわけですから貢献度は相当に高いですね。

チームも今週は3勝2敗と勝ち越し。4番に入った石川昂弥選手と共に苦しむドラゴンズ打線を救っています。

岡林選手を加えた若手クリーンナップで巻き返しとなるでしょうか?

細川選手の今後の活躍にも期待です。



活躍選手

読売ジャイアンツ 戸郷翔征

WBC決勝のマウンドにも上がった戸郷投手。

フラットスピンのストレートを軸に投球を組み立て7回無失点に抑えました。

奪三振が5と少なめでしたが、変化球を見せて直球で打ち取る投球をしていたので、特に心配はないでしょう。

ダルビッシュ投手に教わったスライダーを本格的に使い始めれば、また奪三振数も戻ってくるかもしれませんね。

戸郷投手の今後のピッチングにも注目です。


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オリックス・バファローズ 山下舜平太

開幕戦のマウンドにも上がった山下投手。

二度目の先発でプロ初勝利を掴みました。

この日はカーブが冴えていましたね。カウントも取れて決め球にもなる非常に優れたボールです。

これから球数を減らしていけば手が付けられなくなりそうです。山下投手の今後が楽しみですね。


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広島東洋カープ 田中広輔

田中選手の満塁弾!

不調に苦しむベテランがチームを救いました。

3連覇を成し遂げてからの4年間、打率が.250を超えたのは1度だけ。

このままでは終われない、そんな気迫を見せてほしいです。

田中選手の活躍に注目です!


余談

村上投手の交代について

さて、賛否両論ありそうな継投について語りましょうか。

まず、石井大智投手が失点したのは結果論だと思います。

石井投手、湯浅投手の両名はそれぞれ無失点投球を続けており、信頼できるピッチャーです。

阪神に悪い流れを呼んでしまった中で勝ち切れたのは、二人と岩崎投手の高い能力に依るものと言えるでしょう。

村上投手は(投球数)84球であり、これから球が浮いてくるのは間違いないため、一発を怖がっての交代は理解できます。

取り上げるなら、リリーフの三人が6試合登板になったということ。

阪神は1試合雨で流れて10試合を消化しているため、半分以上の試合で投げている計算になります。

登板間隔は空いていますし、理不尽な登板もないですが、少し(登板数が)多いです。今日は疲労から失投が出たとも考えられます。

村上投手の球数、リリーバーの登板数、打ちあぐねている巨人打線の心理、後続の投手にかかるプレッシャー。

総じて考えると続投がよかったと言えそうです。

とはいえ、最終的には勝ち切れてよかった試合になりました。

岡田監督の采配は紙一重の部分にあったと思います。

「変える」と決断して変えたことには大きな意味がありますよね。

あとは次に活かすだけ。采配もレベルアップしていってほしいですね。


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