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3人目の性別は…?

突然だが、わたしは妊娠9ヶ月の妊婦だ。
そして、3歳の長男ともうすぐ2歳になる次男がいる。
もともと子どもは3人育てたいと思っていたのでもちろんウェルカムなのだが、わたしが妊娠当初からどうしても気になっていたこと…それは、3人目の性別である。

子どもは元気に生まれてくれるだけで十分!本当に揺るぎなくそう思う。
しかし、わたし自身が女だらけの家系でキャッキャキャッキャと育ったこともあり、長男が生まれるまでは自分が男の子の親になるなんて想像もしていなかったし、一人は女の子を育ててみたいという希望がどうしても捨てきれなかったのである。

さらに、すでに男子2人を育てていると周りからの圧がすごい。
次男を生んだ時点でなぜか各方面から「次は女の子やったらいいね!」とか言われたし、
わたしが妊娠していることを知ると、親も友だちも道ですれ違う近所の人まで、二言目には「性別どっちやった?」と聞いてくる。
そういうのもなんとなくプレッシャーになり、「女の子やったらいいな…」と強く思うようになってしまっていた。


まあこんだけ引っ張っておいて、結論をいうと3人目も男の子です。

性別が判明したとき、そりゃ少しは落ち込んだ。
でも、徐々に「あれ…?わたしめっちゃ女の子が欲しいって思ってたけどなんでだろう…?」と思い始めた。
なんとなく「女の子が欲しい!!」と言っているうちに、そして周囲から期待をかけられるうちに、大した理由もないのにその気持ちだけがどんどん強くなってしまったような気がしてきたのだ。


そこで、わたしが女の子を熱望していた理由を冷静に考えて夫に聞いてもらうことにした。
自分がなぜ性別にこだわっていたのか、そもそもこだわる必要があったのかということを検証するためである。
ちなみに夫は性別にこだわらない派なので、わたしの女の子の希望理由を論破するスタンスでいてもらう。
こうしてみるとくだらない理由もあるが(というかほとんど…?)、まあ暇な方は読んでほしい。

1.ファッションを楽しみたい

私:女子服、圧倒的に可愛いものが多い!見てるだけでテンションが上がる〜!!

夫:そもそも親が選んだものを着てくれるとは限らない。親の好みを押し付けるな。可愛い服は自分で着ろ。


2.ヘアアレンジをやってみたい

私:インスタでよく見る可愛いヘアアレンジを自分の子にもしてみたい♡

夫:ズボラなあなたがそんなマメなことやるわけがない。そもそも自分の髪の毛すらアレンジしているのを見たことない。


3.家族旅行行ったときに一人で温泉に入るのは寂しい

私:家族旅行に行ったときに、子どもと一緒に温泉に浸かりながら色々話したりしたい!!

夫:家族旅行で温泉行く機会なんて何回あるねん。


4.女の子、華奢で可愛い。噂によるといい匂いがするらしい。

私:友だちの子ども(女の子)を抱っこしたときのふんわりした感じに癒された♡体験したい!!

夫:俺とあなたの子が華奢になるわけがない。(二人とも骨太ガッチリ体型)がっしりした男か女の二択。

これについては、いやいやさすがに体型は男女差あるやろ…と思い、我が母にも証言を求めてみた。
私「お母さん、わたしだって赤ちゃんのときはふんわりした女の子やったよね?」
母「全然。岩みたいやった。」
(岩…?)


というわけで、女の子を希望していた理由を1つずつ考えると、夫の反論がその通り過ぎてぐうの音も出ない。結局は全てわたしの取るに足りないエゴに過ぎないということに気づかされたわけです。


最後にこっそりお伝えしておくと、実はわたしは次男妊娠時からすでにほんのり女の子希望だった。
でも、いざ生まれてくると本当にどっちでもよくなって、わたしの子はこの子だ!!ってなった。
例え今誰かが次男を女の子にしてあげると言ったとしても、わたしは断固としてお断りする。
次男は次男しかいないから。もちろん長男も。
それを経験上よくよくわかっているはずなのに、生まれるまではやいやい言ってしまうんですよね、わたしという人間は。
だから我が家の三男坊、安心して生まれておいで。
毎日騒々しくて、丁寧な暮らしからはかけ離れた家族だけど、お父さんもお母さんもお兄ちゃんたちもみんなあなたと会えるのを楽しみに待ってるよ。

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