いよいよ学校が始まる。不安と心配で押し潰されそうなお母さんに伝えたいこと。
こんにちは。
不登校専門カウンセラーの笠原雅子です。
もうすぐ夏休みも終わり、新学期が始まるこの時期、
お子さんもお母さんも、
色々な不安や焦りの気持ちが出てきますよね。
・今度こそ行けるのではないか？と期待してしまう。
・このタイミングを逃したら、また学校へ行けなくなってしまうのではない か？と不安になる。
・子供にプレッシャーをかけるのはよくないとわかっていても、
いてもたってもいられなくて、あれこれ言ってしまう。
・学校へ行く気になるように親が促すような声かけが必要なのだろうか？
・子供とどう接したらいいかわからない。どういう言葉がけをしたらいいの かわからない。
・子供に学校のことを話すと、怒り出す。キレる。
などなど、どうしていいかわからない気持ちで押しつぶされそうになる。
一番苦しいのは目の前の子供だとわかっているだけに、
それをどうにもできない自分に苛立ってしまいますよね。
わかります。
私も不登校の娘を前に、この時期どうしていいかわからずに苦しかったことを思い出します。
考えれば考えるほど頭はぐるぐる、心はイライラ。
そして、こどもは明らかに不安定になっているのがわかる・・・。
そんな不安と焦りの中で、家の中も重苦しい雰囲気になったり、
ちょっとのことでイライラして、怒りっぽくなったり・・・。
明らかに負のループに飲み込まれてる。
だけどね、大丈夫です。
何の心配もいりません。
そんな風に大きく心が揺さぶられる時こそが、
あなたも、お子さんも一つ大きなステージに上がるとき。
始業式という、ある意味不可抗力の力に後押しされて、
あなたの内なる声が叫びだしているのだと思います。
もう、限界だ～、いい加減気が付いてくれ～って（笑）。
だから、あなたの心の奥のもう一人の自分に出合いに行くチャンスです。
嫌な感情は押し殺さなくていい。
そのイライラや、不安や、焦りはもしかしたら、
ことあるごとに出てくるものではありませんか？
それを悪いものだと思わずに、一つ一つ丁寧に見てあげて、
感じてあげましょう。
それはあなたの中にある大切な感情なのです。
だからあなたの中でうごめく。
お子さんにどう接したらいいかわからない。
どう言葉がけしたらいいかわからない。
だから、
その方法を知りたい。
なにが正しいのか知りたい！
とどうしても、ハウツーや答えを求めてしまいがちだけど、
本当に必要なことは
お母さんが今の自分の不安や、イライラを自分で解ってあげることです。
それこそが、今あなたがやるべき大切な事。
すみません、ちょっと力が入って「べき」とか言ってしまった（笑）
「べき」はいりません。
”やってみるといい大切な事” もしくは ”必要な事” です。
そのために、
まずは、お母さんが自分の時間を作ってみましょう。
■ジャーナリングの勧め
先程もお話した通り、本当に必要なことは
お母さんが今の自分の不安や、イライラを自分で解ってあげることです。
その場限りのハウツーや本当の気持ちを隠した
見せかけの言葉でお子さんに接しても
あまりいい結果は生みません。
だから、お子さんにイライラした気持ちや
不安な気持ちをぶつけてしまう前に、
まずはご自分に時間を取ってあげましょう。
自分の気もちに気づく方法はたくさんあるのですが、
今回は簡単なジャーナリングを紹介します。
■ジャーナリング
紙とペンを用意して、
大きく深呼吸をして、心を少し落ち着けて、
今の自分の思いを紙に書いてみましょう。
心の思うがままに
どんなに汚い言葉でも構いません。
どんなに醜い感情でも構いません。
今のご自分の気持ちをすべて書き出します。
例えば・・・
あー苦しい苦しい苦しい。
イライラするするいイライラする！！
何すればいいかわかんないよバカやろーーーー！！
助けて助けて助けてーーーー
などなど、
殴り書きで構いません。
誰に見せるものでもないので、自由に書いてみましょう。
びっくりするぐらい怖い言葉や、恐ろしい気持ちが出てくるかもしれませんがそれでいいのです。
最初は躊躇するかもしれませんが、
出来る限り心のままに書いてみましょう。
でも、本当に怖くなったら無理は禁物です。
書けなかったり怖かったりしたら、
書ける範囲で。
それで大丈夫。
書き終わるころには少し、気持ちが落ち着いているのではないでしょうか。
どうですか？
いろんな気持ちがあることに気が付きましたか？
こんな風に、自分の気持ちを吐き出したり、
知ったりすることはとっても大切な事です。
これがお母さんの心の安定につながります。
その安定した心でお子さんと接してみたら、
きっと、今までとは違うコミュニケーションが取れるかもしれません。
今の心配やイライラと少しだけ距離が取れるかもしれません。
そして、目の前の不安いっぱいになっているお子さんを
安心で包んであげられる言葉が自然と出てくるかもしれません。
こんな風に、自分の中に今、何が起きているのかを知ってあげること。
わかってあげることはとても大切なことです。
それこそが、お母さんの安心や癒しを得られるからです。
でも、一人でやるのはとても怖いことでもあります。
そんなときは、その気持ちを私宛に送ってください。
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■笠原雅子
ゲシュタルト療法学会会員
ゲシュタルト療法ベーシックコース終了
ゲシュタルト療法アドバンスコース受講中
親子ビリーフリセット初級講座終了
問題解決セラピスト養成講座終了
ポリベーガル理論入門講座終了
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