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【癒しレポ】左ひざが痛い・・・実は消化器官が弱ってました

自分を癒すには、体や心の状態に気がつくことから。
今回のレポは「癒しそのもの」ではありませんが、体が癒しを求めていることを体感したできごとを書きたいと思います。

【*今回の癒しポイント*】
体からのサインに気づく。

0.きっかけ 身体の不調

いきなりですが、4月に風邪ひいてました。その原因は食べ過ぎだと思っています。鍼灸院の先生に食べ過ぎると風邪ひくよっていわれていたんですが、まさにその通りになったのです。

しばらくして風邪は治ったのですが、その後からずっと左ひざが痛いという症状が続いていました。正座の姿勢などの折り曲げた時に関節が痛んで、曲げてられない!となるんです。

これまでに経験のなかったことなので、何が原因か分からず・・・。そして1か月弱ほどそのまま過ごしていました。
ですが、いつまでも痛いのも嫌だと思い、久しぶりに鍼灸院へ。

1.経絡を知る

そこで先生にいわれたのは、「ひざのお皿が固まってる」ということ。確かに曲げづらいのはそのせいかも、と思いました。そして、続けて「左ひざの痛みは、消化器官の炎症が原因」といわれたのです。

その瞬間は「なんでひざの痛みなのに消化器官?」と全く理解できず。

そこで、調べてみると「経絡(けいらく)」が関係していることがわかりました。

経絡とは東洋医学で使われる用語です。
「ツボ」といったら聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
鍼灸ではツボを鍼で刺激することによって内臓の動きを活発にしたり、抑えたりして調整していきます。

また、東洋医学では「気血」という概念があります。気血は一般的にはエネルギーと理解されていて、体中をめぐっているものと考えられています。そのめぐりが良ければ問題なし。体調不良は、気血のめぐりが悪いこととされているのです。

そして、気血が流れる通路のことを「経絡」と呼びます。ツボは、気血がめぐる経絡上にある要所なので、ここを刺激すると体に変化が与えられるというわけです。

全身には、12本の主要な流れ=経絡が走っています。
そのうち胃腸の経絡は、頭からつま先まで繋がる長いものなんだそうです。つまり、ひざにも胃腸の経絡が通っているということ。
今回はそこの気血のめぐりが悪くなり、左ひざのお皿が固まって動かなくなってしまっていた・・・ということのようです。

2.痛みはサインである

加えて、自分の場合、ひざだけでなく胃や小腸といった消化器官あたりを抑えても痛みがありました。
これらのことから、「消化器官の炎症」がわかったのです。

消化器官が炎症を起こした原因は甘いものの食べ過ぎ・・・思い当たることしかありません。

甘いものに手が伸びてしまう原因は、タンパク質が足りてないと予想しています。
余談ですが、最近1か月間の食事は和食中心で肉類を控えるようにしていました。そのおかげか、身体の変化をよく感じるようになっていましたが、不足する栄養素を補うことは全くできていませんでした。

先生のお話で印象的だったのは、治療によって消化器官は治癒しつつあるけど、痛みはすぐにはひかないこと、その痛みは生活習慣の改善を促しているサインだといわれたことです。

3.反省と感謝

2か月連続で風邪をひいたときも反省しましたが、今回さらに反省しました。同時に、炎症を起こしながらも体を維持してくれた胃腸には感謝しかありません・・・!

今回教えてくれたことをしっかり心に刻み、身体を大事に大事にしていきたいと思います。
これからもがんばるので、身体さん、どうかよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

(参考)
公益社団法人大阪府鍼灸師会HP 「つぼ(経穴)・経絡(けいらく)ってなに?」
https://www.osaka-hari9.jp/tsubo.html

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