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吃音持ちを考慮しすぎてもったいない選択をしてない?

お疲れ様です。Cです。
以下自己紹介となります。

本記事の著者Cとは?

→理系大学生。大学時代は長期インターンや某スポーツの指導に注力していました。卒業後はコンサルティングファームへ就職予定です。サッカー観戦が趣味でアーセナルというチームを応援しています。

吃音当事者の体験や思考から、同じ症状で悩まれている人たちへ向けた情報発信をしています。X(旧Twitter)でも発信していますので、フォローしていただけますと幸いです。@Carol_4177

本記事では、みんな思いの外吃音をマイナスと捉えすぎていない?それよりもっと嫌なことあるんじゃない?ということについて、実体験を交えて書いていきます。

皆さんは一度でも、吃音持ちであることを引け目に感じて後ろ向きな選択をしたことはないでしょうか?

僕はあります。
それは大学合格後にお金を稼ぐため、派遣バイトに挑戦したことです。ここでは挑戦と書きましたが、実際は何も挑戦ではありませんでした。コミュニケーション量がなるべく少ない仕事をしてお金が稼げないかな、という思考のもとたどり着いたのが派遣バイトだったからです。参加者同士は1日限りで仮に失敗しても今後会うことは無いだろうし、アルバイトと比べたら自分にとって好都合な環境だなと思い参加しました。

結果は大失敗。キツかったけどとても大きな収穫があったので成功とも言えそうでしょうか?
まず僕は発生よりも単純作業の方が苦手な人間だったのです。派遣バイトの内容は、8時間立ちっぱなしで電化製品を検品して箱に詰めるというもの。

まあこれがキツかった笑
たしかにコミュニケーションは最低限で、2時間に一度ある休憩で一言二言交わす程度で僕も吃った記憶がないくらいでした。ただ8時間もの単純作業に嫌気が差し、開始30分もしないうちに「帰りてえ…」と思うと同時に「こんな仕事は嫌だ!もう絶対やらない!泣」という思いも溢れてきて、この派遣バイトを経たことでアルバイト、いやそれよりも楽しい仕事ができそうなインターンにチャレンジしちゃおう!という考えに至ったわけです。

ここでポイントなのは「吃ることよりも嫌なことが単純作業である」ということを認識できたことです。
感情の天秤があった時に、「嫌だ」という感情の重さにおいて吃ることよりも単純作業が勝ったというわけです。これは大発見。自分にはできないと思っていた営業職の方がただただ単純作業をするよりも楽しそうだしやってみたいと心から思えたのです。昔の自分なら営業職なんて話してなんぼの職種なんだから、絶対やらん。くらいに思っていたことが1つの体験によって覆されたんですよね。

実際にその後のインターンにて営業もしていたので、今後のシリーズとして「吃音持ちの体験記シリーズ」を今後展開してみようかなと思っています。中高生時代には部活のキャプテンや生徒会、大学時代には長期インターンやスポーツの指導者などを経験しました。コミュニケーションが求められるような環境に身を置いてきた人生を歩んでいるつもりなので、それら体験記が皆様にとって何かしら挑戦するきっかけになると嬉しいです。ぜひフォローをしていただき、作品をお待ちください。

それではまた次回の記事で会いましょう。
ありがとうございました。

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