ホームズくんと学ぶ!カーボンニュートラルに向けた住宅省エネ化の取り組み
■はじめに
今日もLIFULL内を歩いていたホームズくん。
情報審査の席では写真を見て盛り上がっているようです...!
ホームズくん:
こんにちは~!
情報審査:
あ、ホームズくん!これを見てください!
ホームズくん:
何?何?
情報審査:
これはね、情報審査グループのメンバーの一人が、内窓の設置工事をした写真です!
ホームズくん:
内窓...?あっ!サッシが二重になってるねっ!でも、どうしてこの写真でこんなに盛り上がるの?
情報審査:
この工事は、窓の断熱改修と言われるリフォームで、とっても人気があるんです!
■世界が目指す「カーボンニュートラル」とは?
ホームズくん:
へぇー!どうして人気があるの?
情報審査:
この人気には背景があります!ホームズくんは、カーボンニュートラルって言葉、知ってますか?
ホームズくん:
うん、聞いた事あるよっ!たしか…温室効果ガスの排出をゼロとする、だっけ?
情報審査:
そうそう!現在、世界の120以上の国と地域がカーボンニュートラルに向けた取り組みを行っていて、国によって取り組み内容が違います。日本が目指しているカーボンニュートラルは、CO2やフロンガスを含む「温室効果ガス」を対象にしたもので、排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計を2050年にはゼロにする事を宣言しているんですよ。
ホームズくん:
ふむふむ!
情報審査:
そのために、自動車であればある時期からの新車は全て電動車にする、とか、CO2を活用した肥料や洗剤の開発、フードロスの解消、など、国内の様々な業界で取り組みの検討や推進が行われているんですよ!
■住宅の断熱化・省エネ化に過去最大の補助!
ホームズくん:
じゃあ、この窓の写真も、カーボンニュートラルに向けた取り組みだというコト?
情報審査:
その通り!住宅の断熱化によって、夏の熱気や冬の寒さ対策となり、省エネに繋げる事ができます!
ホームズくん:
電気代や灯油代の節約になりそうだよねっ!
情報審査:
はい!ちなみに、室内の寒暖差対策にもなるから、別の部屋に移動した時の起こるヒートショックの抑止にも効果が期待できるんですよ!
ホームズくん:
そうかっ!全部のお部屋が同じぐらいの温度が保てるから、ってコトだね!今住んでいるおうちを断熱化しておうちの環境をよくするのは、お金が結構かかっちゃったりするのかなっ
情報審査:
そうですね、既存の窓ガラスを高性能の窓に交換したり、省エネ性能が高い内窓を設置するのは、設備をリフォームする際のコストとしては高額です。
でも、今年は思い切って工事するのは良い選択で、窓リフォームに特化した支援としては過去最大の補助を受ける事ができます!
ホームズくん:
過去最大!?
情報審査:
住宅の断熱化は国としてもカーボンニュートラルに向けて推進したいことの一つです。
今年は経済産業省・環境省により「住宅省エネ2023キャンペーン」が実施されており、中古住宅の窓の断熱化の場合は、その中の「先進的窓リノベ事業」の補助金制度が利用できるのです!なお、このキャンペーンは、子育て世帯または若者夫婦世帯を対象とした「子どもエコ住まい事業(2023年度交付申請(予約含む)の受付を終了)」)や、高効率給湯器の導入を支援する「給湯省エネ事業」もあります!
▼住宅省エネ2023キャンペーン
▼先進的窓リノベ事業
ちなみに、2024年度も予算化の上で継続される見込みです!
ホームズくん:
へぇ~!!それは情報審査の人たちが写真を見て盛り上がるはずだね~!納得~っ。カーボンニュートラルに向けた取り組みは、事業者だけではなく、ひとりひとりでも取り組めるようにしないとならない、というコトだねっ!
情報審査:
そうですね!住宅の省エネ化は月々のコスト面でもメリットがあります。
消費者の皆さんにもこういった制度は是非活用していただきたいなぁ、と思っています。
■不動産広告で省エネ制度が見える化に!
ホームズくん:
ボク、お話し聞いてて思ったけど、これからおうちを探す人たちに、この部屋は省エネできる部屋!と分かるような広告になっていると、判断しやすくなりそうだよね!
情報審査:
ですね!じつは国土交通省から、「建築物の省エネ性能表示制度(https://www.mlit.go.jp/shoene-label/)」が告知されました。
ホームズくん:
どういうこと??どんな内容なの~?
情報審査:
事業者が建築物の省エネ性能を広告等に表示することで、消費者の皆さんが建築物を購入したり賃借する際に、省エネ性能の把握や比較ができるようにする制度の事です。
まさにホームズくんが言ったとおり、消費者が目で見て分かるようにするための取り組みですね!
ホームズくん:
なるほど!
広告等に表示ってことは、ライフルホームズでも表示されるようになるのかなっ。
情報審査:
この取り組みは2024年4月から開始され、LIFULL HOME‘Sでもこのようなラベルが表示できるようにする予定です。
ホームズくん:
ふむふむ!☆印の数が多ければ多いほど省エネ性能が高いから、カーボンニュートラルにも繋がって、住む人が快適で光熱費も下がる、という事なんだね~。
情報審査:
ちなみに、2025年4月以降に着工する全ての建築物は「省エネ基準」への適合が義務化されます(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001519931.pdf)
ここは私たちLIFULL HOME‘S総研副所長の中山が分かりやすく話しているショート動画がありますので、ぜひご覧ください!
■おわりに
ホームズくん:
ボク、おうちの省エネって、あまり考えた事なかったんだけど、これからは考える事が常識になるんだろうね!
今日は、カーボンニュートラルの事も色々知る事ができたし、また勉強になったよ!
窓リノベした部屋が今年の冬暖かく過ごせるか、ボク、知りたいなっ!
情報審査:
そうですね、それはX(旧Twitter)でも書いていこうと思っていますよ!
またね~!!
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