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お祭り前夜。飲み屋でタイの方と触れ合う。

さあ、大切な人を迎える準備は整った。

いよいよ今日から遥々千葉県から車でやってくる画家の「いくちゃん」をお迎えする。

「いくちゃん」についての記事はこちらから↓


朝から夕方まで、文字通りずっと家の片付けと大掃除。そう、まるで年末大掃除のように……。(どんだけ)


そして、息子たちはなんと、じいじばあばのいる隣の県まで二人で電車旅へ!携帯電話も持たず、2時間ほど、特急列車に乗っていく旅。
一年くらい前から始めて、もう5回目になる。


毎回作る、手書きの時刻表

最初こそ、見送る時は心配で涙がちょちょぎれたものの、今となっては

「行ってらっしゃーい!」

と笑顔で大きく手を振って駅で見送る。

息子たちは、この電車旅を重ねるたびに仲が良くなっている気さえする。
「冒険」はきっと、色んなことを教えてくれるんだろう。

電車を待ちながら宿題を済ませるの図



その後、いくちゃんから夜中0じに着くとのメール。笑

ではではと、久しぶりに夫と二人で居酒屋に飲みに行った。

小さな焼き鳥屋さん。

夫は行ったことがあるらしいが、私は初めて。
優しそうなマスターが一人でやってて、カウンターに通してくれた。

他のお客さんは、おじちゃんが二人。何だか二人とも静かだった。自然と私たちも小声で話していた。

すると、隣の方がカタコトの日本語で話してきた。

「タイからキマシタ。ツーリングです」

突然のことで驚いた私は、

「おおー!二人ともタイからデスカ?」

となぜかカタコト気味の、バッチリ日本語で答える。

すると、奥のおじちゃんが

「いや、私は違います」

と日本語でバッチリ答えた。
(のちに聞いた話、この時夫はめちゃくちゃ気まずかったそう。笑)


それからちょっとタイに行ったことがある夫は、タイの行った町の名前を連呼し、私は(タイといえばチェンマイよね!)という謎の強い思い込みで、

「ああ〜チェンマイ、チェンマイ!」

と何の脈絡もなく連呼し、お店のマスターはひたすらスマホの翻訳機で自分の言いたいことを彼に伝えまくり、何だかみんな妙にあたふたしてた。

すると急にタイの方が、

「みんなでシャシン取りましょ」

と言って、セルフタイマーでなぜかその場のみんなでパシャリ。その後、彼はお会計を済ませた。

「ナイストリップ!」

そう言ってみんなでタイの方を笑顔で見送った。そして日本人だけのお店になった瞬間、

「き、緊張した〜〜〜」

とお店のマスターがぐったり。外国の方がお店に来ることなんて滅多に無いらしく、私たちも普段英語を話すことがなかったので、みんな緊張状態にあったことがその時わかった。笑

ふらりと入った居酒屋で知らない人ともこうして初対面で色々話すことができて、夫ともお酒を飲みながら色んな話がゆっくりできた。

飲み屋から家までは、真っ暗な田舎道を30分ほど歩いて帰った。
カエルの鳴き声が田んぼから元気よく聞こえてくる。もうすぐ田植えが始まる。

「はぁ〜幸せ」

思わず、そう呟いた。

一人前だと思って頼んだ、山芋の鉄板焼きが5人前くらいの超分厚いやつで、お腹がパンパンになって、「苦しい苦しい」と言いながら二人で帰った。


さぁ、明日は宮崎旅行。
楽しみだ!

単なる日記^^
読んでくれてありがとうございます♩

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