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私のお絵描き人生

小さい頃から絵を描くのが好きな子供だった。
他の人もそうだと思っていたけど、みんなは描くことにそんなに興味がないみたいだった。
人より描くことに興味があるから、周りの子より絵は上手だったと思う。
中学生まではスポーツをさせたかった親の意向もあり、美術はやらなかった。
それでも絵は描いていた。
高校から美術部に入り、油絵を描き始めた。
それか人生で唯一、ちゃんと絵を習ったと言える期間だと思う。
美術部の先生は変わった人だったが、好きに描かせてくれた。
デッサンとかもやったので、基本的な形の取り方とかはそこで能力がついたと思う。
油彩作品で総合文化祭という、文化部の総体みたいなので全国大会とかに行ったりもした。
みんな絵が上手だった。
私ぐらい描けるやつはいっぱいいるんだと思った。
高校でつくった大型作品から私は人物より、海の生き物が得意だと思った。
そもそも、何故人物の背景に深海魚を描こうと思ったのか未だに謎だ。
深海魚、描きたかったんだろう。
その部分だけクオリティが高いので笑える。
一番メインの真ん中に配置した人物画がいまいちで、周りのお魚が、気合入っている絵だった。
そこから、クラゲとか深海魚とか、頭足類とかに興味が流れている。
花や風景、人物も描くし、周りには喜ばれるが、私は深海魚の絵が一番うまいと思う。
でも、家のインテリアとして飾るなら、きれいな色合いの風景画がいいというのはわかる。
深海魚も飾ってみれば案外かわいいのに。
いや、たくさん描いてるから好きなのを選んでくれて良いんだけど。

昔からお絵描きして収入を得て生活したいと思ってた。
スタジオジブリの背景美術に憧れたりしてた時期もある。
しかし、絵の道に進んで、食えるの?という至極真っ当な指摘に反論できるほど私は世間のことを知らなかったし、反抗的でもなかった。
そして、普通の大学に進み、就職したのだが、結局うつを繰り返して今に至る。
結局、世間一般に考えられる真っ当な感じでは働けなかった。
一応努力したので、家族ももう無理して働けとは言わなくなった。
寧ろ、こんなに生きづらくて可哀想、、、と思われはじめている。
そうよ、生きづらいのよ。
美大とかに行ったとしても、まあ、本人の素養なので、結局うつになってた可能性があるけど、どうなのだろう。
私としてはうつになって、したくないことは結局、出来ないというのが明らかになったなという気持ちだった。
折り合いつけられないなら、仕方がない。
絵を描いて小銭を稼ぐ方法を考えよう。
今がそんな感じだ。
どういう方針にするかはまだ考え中。
取り敢えず好きなものを描いている。
動き出すのはどうせ来年以降になるので、ダラダラしながら考えようと思ってる。
果たして私は個人事業主になれるのか?!
挫折して、フリーター?、うつが治ってなかったら生活保護?となるか私の未来に期待。
取り敢えず、今ある貯金が尽きるまでのろのろと方策を考えようと思う。
何とかなれ!


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