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読書について

皆さんは読書をするという事についてどうお考えでしょうか。読書が趣味ですと紹介すると、「すごいね」とか「私だったら5分も読んでられないよ」と話題になることがあります。

読書をするとは私の中でどんな目的でするのか考えてみました。

わからないを知りたい

わからない状況にはよく遭遇すると思います。例えば、新しく買った家電製品の使い方が知りたい、テーマパークへ来たけれど現在地がどこしりたいというような状況です。この二つには簡単に解決する方法が提示されています。先の例であれば付属の説明書を読めば解決しますし二つ目の例であれば地図を確認すれば解決することができます。では、わからないけれど解決策が提示されていない例について考えてみたいと思います。

①仕事でミスをしてしまった。なぜミスをしたのだろうか。
②お客様との会話が弾まない、どうしたら弾ませられるのだろうか。

どちらも仕事上の内容になりますが、新入社員の頃にはよく考えたものです。こういった正解はないけれどベターを選びたいというようなとき、私は別の誰かの知恵や知識を本から借りることにより解決してきました。

皆さんはどうだったでしょうか。最初から器用にこなす方ももちろんいらっしゃると思いますが、わからない、に遭遇したときの解決の仕方によって同時に知識を吸収するすることにつながるのだと思います。

どこか遠くへ行ってしまいたい

この気持ちはどんな状況を思い浮かべますか。私は失敗をしてしまった時です。職場でお客様にお叱りを受ける、上司から注意を受けるなど辛く苦しい時、逃げ出したい気持ちになった時に感じることです。現実逃避をしたくなった時ですね。そんな気が落ちている時、高校時代を思い起こすような青春がギュッと詰め込まれた小説を読むことで昔が懐かしくなりまた頑張ろうと思えたり、旅をしている小説を読み、海外の綺麗な情景を思い浮かべることで、心の波も落ち着かせることができます。

自分以外の誰かになりたいとき

私は自分の人生をもっと良くしたい、もっとこうしたい、こうなりたいという気持ちが強い人だと思います。しかし、現実はそうもいかいないのです。職場にいる要領よく物事を進められるあの人、うらやましいな、あの人みたいになりたいな。同僚が結婚した。私はいつだろう?そんな想いをもやもやと抱えてしまうことは皆さんも少なからずあると思います。私はそんなもやもやを解消するために誰かになりきって小説を読むことで自分以外の誰かの葛藤や焦りを疑似体験し、もやもやとした気持ちに名前をつけているのです。また、まだ見ぬ未来の私が直面するであろう人生の危機を予想し想像することもできるのです。それが道標となり今後の人生を色鮮やかにしてくれるのです。

まとめ

読書をするということは、私の中で3点に絞ることができました。
①分からないを知りたい②どこか遠くへ行ってしまいたい③自分以外の誰かになりたいとき

私の知らない知識という名の扉を開け、道標となり先を照らしていくのだと思います。そして、誰かの人生を疑似体験することで自分に納得できる心のあり方を学ぶのです。


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