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「その旅行誰と行くの?」は反射の質問と分かっていても。

最近、旅行に行きました。
その旅行時に、一緒に行った友達とこんな話になって。
結構大規模な旅行ってなると、周りの人、誰と行くか聞いてこない?

言われてみればそんな気がする。
「北海道のどこに行くの」や「いつ行くの」よりは、
「誰と行くの?」の質問の方が多い気がしている。

友達の愚痴が止まらない。
「友人です!って返しといたけどさ、まじ誰でもいいだろって感じよな。
彼氏と行きます!とかだったら、あんた満たされんのか?って(笑)」
「放っておいてほしいよな、そんなこと聞いてこないでだわ」
それは思う。別に誰と行ったって、勝手でしょうって。


でも、よく考えてみて。
わたしも、こないだ、同じ質問を別の友達にしたわ。
友「こないだ、沖縄行ったんだよ~」
我「へえ、誰と行ったの?」ってね。(こら)

そのときのことを振り返ってみるけど、友達が一緒に行ったのが、恋人とかだったら面白いなとか、一切思ってない。
シンプルに、質問は反射だった。
「この間ケーキ食べたの」「へえ、美味しかった?」と同じくらい、
スムーズに「へえ、誰と行ったの?」が出てきた。
「この間風邪ひいたの」「大丈夫だった?」と同じくらい、スムーズに。
それに、いい大人なんだったら、例え一緒に行った相手が恋人だったとしても、「こいつ旅行で恋人とイチャイチャしてやがる」とか、思わない。
結論、誰も気にしてないから、誰と行ったと答えたって、気に病む必要はないのだけど。


分かっちゃいるよ。分かっちゃいるんだけど、
普通に反射で「誰と行くの」って聞いてるって分かっちゃいるんだけど、
相手が誰であってもどうせ「ふーん」で終わるって分かっちゃいるんだけど、
やっぱり聞かれる方も気になるよね。何で誰なのか言わないといけないのかって

5W1Hの中で、「誰と」って、
1番聞きやすいというか、相手のパーソナリティに関わる部分だから、
聞いてイメージしやすい箇所ではあるよね。
「いつ」なんて聞いても、「夏季休暇消化できて良いのう」くらいにしかならないし(笑)
その点「誰と」は、「おばあちゃんと仲深められていいね」とかになりうるし。
でも、だからこそ、パーソナリティに踏み込まれたくない人にとっては、
抵抗感が大きい質問なんだなって思った。
「誰と?」って聞く相手は、これからは選ばせていただこうか。