家庭よりも仕事が楽しいと思う学生
ゴールデンウィークは激務だった。ひどく疲れた。何なら風邪も引きかけた。勝ち組の方々は最大10連休とか取っていたのかもしれないが、飲食業はこの時期アルバイトの帰省などで深刻な人員不足に陥り、社員は鬼シフトの洗礼を受ける。例えば私の場合はこのようになった。
5/3(金)9-22
5/4(土)11-23.5
5/5(日)9-22
5/6(月)9-21
唯一のメリットは“中日”と呼ばれる4日と5日は客数が少なく暇になりやすいということ。加えて私は4月に入社したばかりということもあり、7日以降のシフトは比較的楽になっている。今週なんて火曜も木曜も土曜も休み。飛び飛びでも週3日休めるだけでありがたい。
問題はチーフや店長クラスの社員である。毎日8時から22時まで14時間拘束される人も居る。GWに限らず、月20日勤務のほぼ毎回である。シフト通りに働くだけでも規定より50時間以上もオーバーする。数年後、運良く昇進できたとして、この鬼シフトに耐えられるだろうか。幸いにも働いた分だけお金は貰える。残業50時間なら7万円以上の時間外手当が発生する計算になる。7万もあれば欲しいものが何でも買える。そう思えばやれるのかもしれない。体調さえ崩さなければ。
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帰省も旅行もせず、この4日間休まず長時間勤務してくれたJKやJDスタッフも確かに存在する。一昨日はその二人がこんな会話を交わしていた。
JD「家に居るよりバイトしているほうが楽しいもん」
JK「だよねー。色んな人に会えるし」
それを聞いて、私と逆だなと思った。一人暮らしの私は帰宅してからは何をしても自由、解放感に満ち溢れた時間となる。しかし、彼女たちが仕事を終えて家に戻ると今度は家族と過ごす時間になり、完全な自由では無いということだ。他者の言動に苛立ち、喧嘩することもあるだろう。家族との仲が良く無い場合、職場はむしろ良い気分転換になるのだろう。私が仕事を辛い、嫌だと思う一方で、彼女たちは仕事に助けられているのだ。
また、私は私で、一人暮らしというだけで恵まれていたことに気付く。ワークライフバランスとは言い得て妙だが、仕事とプライベート、両方の存在があるからこそどちらかで補えるし、結果的に人生は豊かになるのだと改めて感じた。
【おまけ】失敗しないクレジットカードの使い方
4月末、前職の退職金が振り込まれた。金額は月給+α程度ではあったが、前々職のコンビニを退職した際は退職金を1円も貰えないどころか賞与まで半分に減らされた苦い過去もあり、貰えるだけでも嬉しいものである。加えて4月25日に前職の最後の給料と、現職の初任給が同時に振り込まれた。ここまでお金に余裕を持つことができたのは久しぶりである。
ただ、私はお金で失敗した過去を持つ為、高額の買い物は控えている。6年前「投資の勉強に」と親から貰った◎◎万円があっという間に溶けていった失敗を今でも忘れていない。人間は生まれて初めて大金を手にするとおかしくなるのだ。
そんな危機意識もあり、クレジットカードの5月請求額は合計では高めになったものの、『3月の旅行に伴う電車代(えきねっとクレジット払い)』『携帯料金』『NHK受信料』『dアニメストア月額』『note課金』を除けば数千円程度に抑えられた。
かつて5枚ほど持っていたクレジットカードも4枚は使用不可にし、1枚に絞った。その1枚も以下3つのポイントを守っている。
(1)は最重要で、キャッシングをしないだけで利用額を大幅に抑えられるし、普段の生活でも節約意識が高まる。(2)は既に多くの人が言っているので今更説明するまでも無い。(3)は禁断技ではあるが、仮にキャッシング機能があったとしても暗証番号を失念すれば1円も借りられなくなり、ショッピングでも万単位になると暗証番号の入力が必須になる為、抑止力は絶大だ。ただし、ネットでの買い物はidとパスワードで決済できてしまうので注意。
本当は携帯料金や受信料も口座振替にしておけばより安全なのだが、諸事情によりこうせざるを得なくなっている。dアニメやnoteの課金もクレジット以外の方法があるとありがたいのですが……特にnoteは既に1件だけメンバーシップに加入していることもあり、それ以上の課金にはなかなか手を出せないでいる(抑止になっているなら良いだろ)。
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