渋谷で17時_登場人物と目次【シロクマ文芸部】

ショートショート？をつなげて連載中です。毎週金曜日に投稿予定です。 目次に各話のリンクを貼っていますので振り返りにどうぞ。 ◆登場人物◆ 憲吾🚲（19歳）　大学１年生　大館から渋谷まで自転車旅行中 広和🚌（25歳）　公務員　　　深夜バスに乗って新宿経由で渋谷へ 未希🍕（19歳）　大学２年生　宅配ピザ屋でバイト中 厚貴💗（26歳）　会社員　　　救命救急講習を受講しながら妄想中 弘樹👮‍♂️（35歳）　警察官　　　渋谷駅前交番に勤務 男　🥷（？歳）　忍者ハッタリくんのコスプレを

リベンジトリートメント【毎週ショートショートnote】

個性的な自分を表現しようと色々と髪を染めてきた。しかし、彼の趣味にはあわなかったようだ。フラれてしまって、残ったのはダメージを受けた長髪だけだった。こうなったら、以前の艶やかな黒髪を取り戻すぞ。 「トリートメントでリベンジよ！」 「その通り、トーナメントでリベンジよ！」 「わかってくれる」 「うん、わかるよ。絶対、リベンジしようね」 「もっとね、コシが必要だと思うの」 「そのためには硬さも必要だけど、しなやかさも兼ね備える必要があるわね」 「どうすればいいかな？」 「

浦和がまた負けた…。気を付けるべきセットプレーと前半終了間際に失点。後半開始早々２失点。守備がゆるい…。３点返したがスイッチを入れるのが遅すぎる。札幌戦での怒りの４枚替え。これはフラグなのか？まさか補強が進まないのは監督交代も見据えているのか？二田のニアぶち抜きは圧巻だった。

海の日を_01🍁【春ラジオ秋】【シロクマ文芸部】

(　前　話　／　目　次　) 『海の日を祝日に決めたなら、山の日の祝日があってもいいんじゃね』 毎年、海の日が近づくと、篠岡さんがいつかのラジオでそう言っていたことを思い出す。ほんとに山の日が祝日になったからだ。冗談で言っていたことが現実になるなんて傑作だ。 秋浩は通勤電車に揺られながら、ワイヤレスイヤホンを装着して、スマホアプリの『ラジコ』でラジオを聴きながら、今年の海の日は7月15日の月曜日だなと思いふけっていた。 『時刻は１時になりました。こんばんは、篠崎光です』

にゃんとなく【青ブラ文学部】【3行日記】

小説は村上龍さんの『半島を出よ』を読んでいて北朝鮮による侵入に怯え アニメは『響け！ユーフォニアム』を見ていて青春の謳歌に涙している 両極端で98%硫酸を48%苛性ソーダで中和している気分だ、にゃんとなく 山根あきらさんの企画に参加しています。 お題の「にゃんとなく」で3行日記を投稿しました。 #青ブラ文学部 #にゃんとなく #3行日記

コロナ検査で鼻の奥をグリグリやられて結果を待っていると、次に案内されたのはCTとX線。あっ、察し。結果は陽性でショック。コロナ治療薬をお願いしたら請求額を見て二度目のショック。しかし家族にうつしてしまうと迷惑がかかるし、治療費が人数分かかることを考えると…薬を飲んで早く治そう。

38.６℃… 検査キットは陰性…

山のポ【毎週ショートショートnote】

サトルは山の村グンマー地方を冒険していた。相棒のポッピーは空を飛ぶことができる。ポッピーはポケットトロール、通称『ポケトロ』と呼ばれる不思議な生き物だ。 『ガサガサ』 草むらから青色のポケトロが現れた。 「いけっ！ポッピー！」 『ポロッピー！』 「よし、まずはツバサ攻撃だ」 『ポロッピッー！！』 青色のポケトロはダメージを受けているようだ。よし、いまだ！サトルはトロールボールを投げた。青色のポケトロはボールに収まった。 「よし！ポケトロ、ゲットだぜ！」 サトルは

海のピ【毎週ショートショートnote】

「とうとう着いたぞ、ポッチャン」 『ポチャ！ポチャ！』 サトルは海の街ショーナン地方にやってきた。ポッチャンはポケットトロール、通称『ポケトロ』と呼ばれる不思議な生き物であり、ソケット団を倒すためには必要な相棒だった。 サトルはソケット団と戦うため、ポケトロマスターになることを目指して修行の旅に出ていた。 相棒は野生のポケトロを捕まえて自分で育てるのだ。色々なポケトロと相棒になりバトルを繰り返すことで経験値を積むのだ。 『ガサガサ』 草むらから黄色のポケトロが現れた

血を求めるリヴァイ【ラジオ】【3行日記】

佐久間宜行のANN0にてタクシー内で蚊に刺されたエピソードが秀逸だった 半袖短パン姿で蚊に刺されないように肌をさすり、うなじを守ったそうです このエピソードトークは 19：30 から 33：50 までです。 #ラジオ #3行日記 #佐久間宜行ANN0 #進撃の巨人

春ラジオ秋_登場人物と目次【シロクマ文芸部】

◆登場人物◆ 秋浩🍁（27歳）　埼玉に住んでいる、ラジオ好きな会社員 春香🌸（27歳）　岐阜に住んでいる、アイドル好きな会社員 ◆目次◆ 第１話　海の日を_01🍁 （以下、本文） 夏は夜中に目を覚ますことがあります。寝苦しくて。一旦、目が覚めるとなかなか寝付けません。無理して寝ようとしても眠れないときは深夜ラジオを聴きます。余計、目が覚めてしまうのですが、どうせ眠れないので構いません。それに、ラジオなら目は覚めてますが目を休めることができますので。 物心つく前からラジ

笑いで健康づくり推進条例【3行日記】

某県で１日１回、笑いを促す『笑いで健康条例』が可決されたようだ なぜ役人は、なんでもかんでもルールで決めようとするのだろうか？ 自然と笑顔になる施策をすればいいのに。もしや条例自体がギャグなのか？ #3行日記

おじさんたちにも響く『響け！ユーフォニアム』【ラジオ】

ラジオからエンタメ情報を仕入れることが多いです。 以前から、ニッポン放送『佐久間宜行のANN０』で、佐久間さんがアニメ『響け！ユーフォニアム』が素晴らしいことを伝えていました。 一度、見てみようかと思っていたのですが、いかにも少女アニメっぽくて、実際に見るまでには至っていませんでした。 先日『響け！ユーフォニアム３』の最終回が放送されました。その前の週に佐久間さんがラジオで熱く語っていました。 同年代の佐久間さんがそれほどまでに推すので、今度こそは見てみる気になりまし

白ワンピの女の子【青ブラ文学部】

「おい、スズナ。どこへ行くんだよ」 「紀之くん、ほらバスが来た。乗るよ」 紀之はスズナから花火大会へ一緒に行こうと誘われていた。 今日、６年２組の体育の授業は水泳だった。自由時間に紀之と陽介は25ｍをクロールで競争した。プールサイドにいたスズナは勝った方を誘おうと密かに決めていた。スズナは学校の帰り道、競争に勝った紀之を待ち伏せして、花火大会に誘ったのだった。 夕方になり、紀之の家にやってきたスズナは、薄いピンクの浴衣を着て、大きなスーツケースを引いていた。紀之はスーツ

織姫妖怪【毎週ショートショートnote】

『彦星誘拐』のつづき 「映画の公開が中止になりお気の毒です」 「彦根さんの命に関わることですから」 「お伺いしたいことがあるのですが宜しいでしょうか？」 「はい」 織田は警察からの質問に答えていた。 「この方をご存じですか？」 「姫野さんです」 警察から差し出された写真を見つめながら答えた。 「姫野さんとは織姫役を争っていたみたいですね」 「はい」 「ここ見てください。額にコテの火傷の痕があります」 「…」 「何者かに無理矢理コテをあてられたそうです。火傷の痕

彦星誘拐【毎週ショートショートnote】

来週から映画『七夕の街』が公開される。七夕伝説をモチーフにした恋愛ファンタジー映画だ。 公開に先だって試写会が行われることになり、主演の彦星役の彦根とヒロインの織姫役の織田が舞台挨拶することになっていた。 「本日は宜しくお願いします」 織田が舞台にやってきて、関係者に挨拶を交わしていた。ヒロインの織姫役はオーディションで選ばれることになっていて、当初は姫野がその座を射止めると前評判があったが、結果的に織田が選ばれた。 「それにしても、彦根さん遅いですね」 「ちょっと楽