スーパーの卵が常温保存されている理由と賞味期限が同じカラクリ
こんにちは、ちょらです。
家では卵は冷蔵庫で保管している場合がほとんどです。
でもスーパーではラックに積まれて常温で保管してありますよね。
また、あたかも産卵日をコントロールしているかのように、賞味期限がきれいに揃っています。
実はこれらには理由があり、なにもスーパーが悪事をはたらいているわけではありません。
卵が常温で置かれている理由
卵は25度以下であれば常温で保管できる食材です。
そのためわざわざ費用のかかる冷蔵スペースで保管する必要がないため、スーパーでは常温で保管されています。
また、常温で保管するメリットは他にもあります。
卵の丸い部分(尖ってる反対側)には目には見えない気孔があり、冷蔵保管すると
購入後に自宅まで運ぶ間に気温差が生じ、結露ができることで気孔が塞がれ、雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。
自宅では冷蔵が好ましい
スーパーでは購入後の結露による痛みを防ぐために、常温で保管されていますが、やはり冷蔵の方が好ましいです。
自宅では冷蔵庫で保管することで気温の変化も少なく、結露もできませんから冷蔵庫で保存すると良いです。
その際は尖っている側を下にして、丸い方を上にして置くようにしましょう。
賞味期限が同じ理由
スーパーで売られている卵の賞味期限が同じ理由はパック詰めされた日を基準に賞味期限を決めているからです。
産卵日を基準として賞味期限を定めているのであれば、1つのパックの中でも異なる賞味期限が存在してしまいます。
それでは問題となるため、産卵日ではなく、パック日を基準として賞味期限を決めているのです。
夏場の賞味期限はギリギリ
スーパーの卵は土日によく売れるため、水曜日や木曜日に生まれた卵も金曜日にまとめてパックすることが一般的だとされています。
そして賞味期限は14日後としているところが多いです。
夏期は産卵後16日以内、春秋期は25日以内、冬期は57日以内が期限とされているため、夏場はかなりギリギリの賞味期限である可能性があります。
ただこれは常温保存(20度)の場合であり、自宅で冷蔵保存すれば問題ないです。
逆に冬場は常温でも57日間も保管できますから、焦って使い切る必要はありません。
まとめ
スーパーでは結露による傷みを防ぐため常温で保管されている
保存する時は尖ってる側を下、丸い方を上にすると良い
賞味期限はパックした日を基準に定められている
常温でも夏場は2週間、冬場は2ヶ月程度もつ
それではありがとうござました。
健康生活をお過ごしくださいっ!
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