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夜ご飯を食べてすぐに寝るのが悪い理由

こんにちは、ちょらです。

夜ご飯を食べてすぐに寝ることは良くないと言われていますが、理由は知っていますか?

何かと忙しい現代ですが、知っているだけでも多少意識が働き、改善する方向へと向かうかと思います。


さて、夜ご飯を食べてすぐに寝るのが良くない理由としてはいくつかあります。

  • 胃腸の働きが悪くなり、消化不良になる

  • 睡眠の質の低下(夜間低血糖)

  • 脳卒中のリスク増大

  • 太りやすくなる

ひとつずつ見ていきましょう。

胃腸の働きが悪くなり、消化不良を引き起こす

食事をしてすぐに寝ると、胃腸の働きが悪くなり、消化不良につながります。
これによって胃のムカつきや吐き気を生じます。
また消化不良は消化器官での食べ物の腐敗が進むことを意味しますから、悪玉菌が増えるなど腸内環境の悪化になります。

さらに人によっては逆流性食道炎を引き起こします。
逆流性食道炎は胃酸が食道へと逆流して炎症を起こす病気です。

睡眠の質の低下(夜間低血糖)

食べてすぐに寝ると消化器官が動いているため、睡眠の質が低下すると言われています。
これが一般的に食後の就寝が良くないとされている理由です。

そして夜間低血糖も睡眠の質を大きく低下させる原因となります。
夜間低血糖は寝ている間に血糖値が下がることで起こる症状です。

血糖値が低い状態はエネルギー不足ですから、血糖値を上げるためにコルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌されて、これにより脳が覚醒し目が覚めるなど睡眠を妨げます。

夜間低血糖についてはこちら↓↓で詳しく説明していますから、気になる方はご覧ください。


脳卒中のリスクが高くなる

食事をすると消化吸収をするために胃腸に血液が集まります。
この状態で寝てしまうと脳は休み(ノンレム睡眠)に入るため、脳への血流が余計に減少することで脳卒中を引き起こすことが知られています。
(食後すぐに寝る人は1時間程空けて寝る人と比較して66%脳卒中になるリスクが高くなります。)

睡眠直後はかなり深いノンレム睡眠に入り、この間は脳への血流が低下します。
逆にレム睡眠は脳への血流がアップすることが分かっています。
このことからノンレム睡眠は脳を休ませる眠りで、レム睡眠は身体を休ませる眠りと言われています。

太りやすくなる

食後すぐに寝ると太りやすくなります。
これはなんとなくイメージが湧きますよね。

食後すぐに寝ると消化が滞るだけなく、消費カロリーも減るため吸収したエネルギーを脂肪として蓄えやすくなります。

これによって太るというメカニズムです。

まとめ

食べてすぐに寝るのが良くない理由は、

  • 胃腸の働きが悪くなり消化不良になる

  • 睡眠の質の低下

  • 脳卒中のリスクが高くなる

  • 太りやすくなる

ことが挙げられましたが、問題なのはこれらによって起こる症状です。

寝不足は生活の質を下げ、ストレスを溜め、病気になります。
太ると高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。

このように多くの疾患に繋がりますから、食後すぐの就寝はできるだけ避けましょう。


それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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