コミュ力向上計画
カレーやハンバーグなど、子供が好きそうなものがこの歳になっても好きな子供舌であるのだが、今回無性にオムライスが食べたくなり、作ることにした。以前にも作ったことがあるのだが、チキンライスを作るのが面倒でどうしたものかと思っていたら、「ドカ食い大好き望月さん」で炊飯器を使ったチキンライスの作り方があり、それを試してみている。今日家を出る前に炊飯器をセットし、予約炊飯しているのだが、容量の関係でかなりギリギリまで入れたため、ちゃんと炊けるか怪しく、仕事中気掛かりでしかたなかった。帰ったら爆発してたりしないだろうか。
この前の土日で、バイクの購入のためのショップ巡りに加え、エージェントから申し渡されたコミュニティに参加するというのをやってきた。といっても、数人で集まってそのメンバーで1時間ほど喋るという、ただそれだけのことである。それだけのことであったが、コミュ障陰キャの私には大きな勇気が必要なことで、内心かなりビクビクしていた。
結論から言えば、何のことはなくて、恐れていたようなコミュニケーションエラーで大爆発なんてこともなく、つつがなく会話をすることができたと思う。幸いなことに、グループの中に話を回すのが上手い人がいて、その人が適宜他の人に話を振りつつ場を盛り上げてくれていたので、私は適当に茶々を入れているだけだった。
といっても、茶々をいれるのだって、話の切れ目を狙って入れる必要がある訳で、それが面倒だから私は日頃友人との飲み会では積極的に喋らない性分である。ましてや初対面の人の前でそういったことをするのだから、その恐怖心たるや推して知るべしといったところである。
それでも、全員が初対面の人と話をするという共通認識を持ってこの場に来ていたからか、温和な雰囲気で会が進み、結果として制限時間もかなり早く感じるくらいには楽しめていた。なんだかんだで、人と話したり、話を聞くのは嫌いではないのである。
その後、せっかくだからと連絡先を交換し、その場はお開きとなった。LINEを交換したものの、おそらく形式的なもので使わないだろうとおもいきや、早速連絡がいくつかきた。大半はありがとうございましたという連絡だったが、うち一つ、というより先の話を回していたコミュ力高めの人から、違うイベントに参加してみないかという連絡がきたのである。せっかくなので参加してみるつもりではあるが、「参加しませんか?」とくるのは良いとしても、イベントと前置きするだけで、詳細を言わないのが気になる。もちろん現在確認の連絡を入れているのだが、出会い方が出会い方であるし、如何にコミュ力高めの人と言えども、ちょっと警戒してしまう。
まあ、これも経験である。何事もない純粋なお誘いであればありがたく楽しみ、ヤバそうであれば深入りしないように気をつけつつ立ち回るのみである。
しかし、先のコミュ力高めさんのメッセージには、私が話しやすそうな人だったという評価が書かれていたのだが、ホントかそれと言わざるを得ない。それができないからここにいる訳で、そんな高評価をされればいつぞやのデート商法を仕掛けてきた相手の文言とダブり、怪しさにも更に拍車がかかってしまう。面接とコミュニティでは評価基準が違うだろうし、結局は主観なのでどうこういうものではないが。まあ、良い評価をもらえるのは素直に嬉しい。
このイベントに参加する件は事前にエージェントに伝えたのだが、気になっていたのか、翌日の朝にどうでしたかと確認の連絡が来ていてちょっと笑ってしまった。それだけ気にかけてくれているということでもあるから、ありがたい限りである。コミュニケーション能力を上げるという意味でも、交流の場を増やすという意味でも、しばらくはこういったイベントに合間を見て参加してみようと思う。続けていれば必ず変わってくるとはエージェントの談である。そうだと信じたい。
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