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無痛分娩でも、出産の喜びは感じられます。妊婦さんの意志を尊重して欲しい。更年期を迎えた女からの願い。

地獄の苦しみを味わって何故二人目や三人目を産めるのかという素朴ツイートを見かけたので。


出産はこんな感じ分析⇩


産んだ瞬間に脳内にドーパミンがドバドバ出て、苦痛が感動の瞬間にかわる。同時にかなりの達成感が味わえる。しかし、一瞬だけ。その夜は睡眠薬もらって寝る。次の日からは、普通に切られた会陰は痛いし後陣痛もヤバい。


それから、退院。自宅に戻り夜泣き地獄を味わう。私は実家に帰り随分と助かった。それで、だいたい二人目はいらん!となります。でも、一人目が育ち赤ちゃんハイハイして乳離れすると、それまで同一視していた存在が消え去り寂しくなる。たぶん。


やがて年齢が二人目を産めるかギリギリになり選択を迫られる。


周囲からの二人目は?の圧力と、もう一度小さい赤ちゃんを抱いて達成感を得たい。赤ちゃんに必要とされたい、愛したいと思ったら産む方向で正解。


体が弱かったり仕事があったり様々な理由で、一人の子を愛する事で納得したならそれが正解。


人それぞれの選択。


私の場合は一人目の時に超絶痛かったのと長時間に渡ったので、二人目は無痛分娩を選択。無痛分娩といえども、途中までは普通に陣痛に耐える。


最高潮に痛みが達したら先生に麻酔を腰に入れてもらう。痛みは弱くなる。ただし、いきみは必要で生みの苦しみはある。


でも、陣痛ありより遥かにまし。


そして、赤ちゃん生まれる。赤ちゃんの産声を聞く余裕があった。初産の時は痛みに長時間晒されて、陣痛がこなくなり陣痛促進剤を使用の吸引分娩。これで産まれなかったら、帝王切開になるところだった。


しかし、一人目は三十時間掛かったのに、二人目は8時間!初産は道がないからやはりつらいね。二人目は楽だった。


無痛分娩でも、幸せと達成感に満たされる。どうやら、ドーパミンやらは陣痛とは関係なく溢れるみたい。むしろ、痛すぎると生まれるまで腹の子を恨む自分がいたなと、無痛分娩を経験してみて思った。


出産には色々な考えがあるけど、やはり一番に妊婦の気持ちを尊重してほしい。妊婦が無痛分娩を望むなら、できれば叶えてほしい。


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